WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

カエル展

2019年08月25日 | アート

木津川市でビエンナーレとして開催されている「木津川アート」。
次回は2020年秋の予定ですが、プレイベントとして拠点の「キチキチ」で開かれている「カエル展」を観てきました。

なぜカエルなのか?
昨年まで10年間、プロデューサーとして大会運営を引っ張ってこられた佐藤啓子さんが昨年、逝去されたので追悼も兼ねて佐藤さんのご趣味だったカエルグッズ収集にちなんでの”原点にかえる”意味も込めての開催。

カエルの馬跳び?カエルの指輪です。


ダイオウグソクムシ?カエルには見えんなあ。

一目見て「放射能マーク」!と思いました。

作者の解説(次の画像)を読むといろいろの見方や推測がされていて興味深いです。アート作品とは作者の「表現」の手段であるとともに、「鑑賞者」の頭の中を映し出す「鏡」でもあるのだなと改めて思いました。

愛知トリエンナーレの「表現の不自由展 その後」中止騒動。がこんなところにも反映。
もしこの作品が、広島・長崎や福島で展示されていたら、鑑賞者は何を感じどんな声が上がるのだろうか。


「鳥獣戯画」あたりから始まる日本のマンガの伝統的カエルさん。


作品が置かれたガラステーブルに窓の景色が映りこんで、まるで空中に浮いているような不思議なVR空間が出来上がっていました。


「カエルを被って周りの景色を見てください」とあるので被ってみた。

次の動画のような景色が見れました。

ちょっと分かりずらいけど、確かに天井と床が逆転している。そのわけは?(次の画像に説明)

ピンホールカメラ.。
ところであなたは、鏡に映る像は「左右逆になるけれど、上下は逆にならないのはなぜか?」子供たちにも分かるように説明できますか?

これも光のいたずら。作品の額のガラスに部屋の窓が写りこんでカエルの上を動いている。

今回の出展者、特に女性作家さん
はピンクのカエルがお好みのよう。


本物みたい!近づいてよくよく見ると「刺繍?」でした。スゲー!

カエルカレー。カエル肉は入っていません。


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