昨年の国勢調査の確定結果が、昨日26日に公表された。
「初の人口減」などが注目されている。
「若い人が減る、相対的に高齢者が高率に、一人世帯が増加・・・人口が減る・・・」
これら最近の傾向が一段と加速しているということ。
ところで、人口増は東京など都市部に集中し、多くの道県で人口減だという。
「京都,神奈川県,千葉県など9都府県で人口増加,38 道府県で減少」
と整理されている。
ずっと続くこの都市集中、どうにかならないのか・・・、どうにかしないと・・・そんな感想。
なお、「減ったことの認識」について、国側は否定的なコメントのようだ。
「今回の調査では、調査票に国籍が記入されていないなど国籍不詳の人が前回の倍を超える105万人おり、この中には日本人も含まれるとみられる。このため同省では「日本人が減ったとはすぐに断定できない」とも説明している。」(産経)
ともかく、国のデータや報道を見ておく。
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●平成22年国勢調査/総務省統計局
平成22年国勢調査/総務省統計局
調査の結果-公表済みのくわしい結果はこちら
「結果の要約」は,「結果の概要」の中から要点を抜粋し,集計結果を2~4頁程度でまとめたものです。
「結果の概要」は,集計結果の全体を表すために,数十頁程度でまとめたものです。
人口等基本集計結果<平成23年10月26日公表>
人口等基本集計は,全ての調査票を用いて市区町村別の人口,世帯,住居に関する結果及び外国人,高齢者世帯等に関する結果について集計したものです。
主な結果
結果の要約(PDF:585KB)(全4頁) 結果の概要(第1部 結果の解説)(PDF:1,328KB)(全40頁) 結果の概要(第2部 資料)(PDF:549KB)(全28頁) 主要統計表(エクセル形式(エクセル:312KB)(全3表)
詳細な統計表
統計表一覧(人口等基本集計結果の全58表をご覧になれます。)
●平成2 2 年国勢調査 人 口 等 基 本 集 計 結 果 要 約
平成23 年10 月26 日 総務省統計局
国勢調査からわかったこと

○ 東京都,神奈川県,千葉県など9都府県で人口増加,38 道府県で減少

○ 65 歳以上人口は13.9%増,総人口に占める割合は20.2%から23.0%に上昇
○ 15~64 歳人口は3.6%減,割合は66.1%から63.8%に低下
○ 15 歳未満人口は4.1%減,割合は13.8%から13.2%に低下

○ 65 歳以上人口の割合は世界で最も高い水準

○ 世帯人員が1人の世帯が1678 万5千世帯と最も多く,一般世帯の3割を超える

○ 「一人暮らし65 歳以上人口」は479 万1千人,65 歳以上人口の16.4%
○ 65 歳以上男性の10 人に1人,65 歳以上女性の5人に1人が一人暮らし
・・・・・
●平成23年10月26日
平成22年国勢調査人口(確定値)に基づく試算結果の概要
Ⅰ 全国人口
発表資料


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●日本の総人口1億2805万人 国勢調査、日本人初の減少
2011/10/26 20:10 【共同通信】
総人口の推移
総務省が26日発表した2010年国勢調査の確定値によると、日本の総人口は同年10月1日現在で1億2805万7352人だった。前回05年調査からの増加率は0・2%で、1920年の調査開始以来最低を更新。総人口のうち外国人を除く日本人の人口は37万1千人(0・3%)減少し1億2535万8854人で、外国人と区別して集計を始めた70年以降、初めてマイナスとなった。
一方、外国人は9万3千人(5・9%)の増加。総務省は「日本は人口減少社会に入ったが、外国人の増加で総人口は横ばいの状態」と分析している。
●日本人の人口1億2535万人、減少に転じる 国勢調査日本人の人口の推移
asahi.com 2011年10月26日19時29分
2010年10月1日現在で国内に住む日本人の人口は1億2535万8854人で、5年間で37万1294人(0.3%)減った。総務省が26日、5年に1度の国勢調査の確定結果を発表した。日本人と外国人を分けて統計を取り始めた1970年以降、初めて減少。本格的な人口減社会になったことが国勢調査でも裏付けられた。
外国人約164万人と「国籍不詳」とされた約105万人を加えた総人口は1億2805万7352人で、前回から28万9358人増えた。ただ増加率は0.2%にとどまり、20年の調査開始以来、戦時下の45年を除いて最低だった。住民基本台帳に基づく人口は06年から減少傾向にある。
総人口のうち女性は6572万9615人(51.3%)で、男性が6232万7737人。高齢化も進み、65歳以上は前回から2.8ポイント増えて23.0%となり、世界で最も高かった。
●日本人の人口、減る…区別集計開始以来初
(2011年10月26日19時12分 読売新聞)
総務省が26日に発表した2010年10月実施の国勢調査確定値によると、日本の総人口は1億2805万7352人で、05年の前回調査に比べ28万9358人(0・2%)増えた。
このうち、日本在住3か月以上の外国人を除く日本人の人口は1億2535万8854人で、37万1294人(0・3%)減少した。
国勢調査で日本人人口が減ったのは、日本人と外国人を区別して集計を始めた1970年調査以来初めてで、人口減少社会の本格的な到来が浮き彫りとなった。
外国人人口は、9万2532人(5・9%)増の164万8037人。国籍不明者も56万8120人増えており、日本人人口の減少分を補って総人口を押し上げた形だ。
国籍別では「中国」(46万0459人)が27・9%と、「韓国・朝鮮」(42万3273人)を抜き、初めてトップになった。
●日本人の人口1億2535万人 初の減少 外国人「中国」トップ
産経 2011.10.26 20:28
総務省が26日発表した昨年10月実施の平成22年国勢調査の確定値によると、日本人の人口は1億2535万8854人と前回調査(17年)に比べ37万1千人減少、外国人と分けて集計を始めた昭和45年以来初のマイナスに転じた。一方、外国人人口は164万8千人で、前回から5・9%増と過去最高を記録。国籍別では「中国」が初めて「韓国、朝鮮」を上回った。
日本の総人口は1億2805万7352人(男性6232万7737、女性6572万9615人)で、前回調査から0・2%増と大正9年の調査開始以来最低の伸び率となった。国連推計で各国の総人口を比較すると、日本は前回と同じ10位。世界人口に占める割合は1・9%となる。
外国人人口を国籍別に見ると、46万人の「中国」(27・9%)がトップで、42万3千人の「韓国・朝鮮」(25・7%)、15万3千人「ブラジル」(9・3%)と続く。
今回の調査では、調査票に国籍が記入されていないなど国籍不詳の人が前回の倍を超える105万人おり、この中には日本人も含まれるとみられる。このため同省では「日本人が減ったとはすぐに断定できない」とも説明している。
●平成22年国勢調査、15歳未満の人口は4.1%減少
リセマム 2011年10月26日(水) 19時27分
都道府県別人口増減率
都道府県別人口増減率
年齢別人口の推移
65歳以上人口の割合の推移 諸外国との比較
世帯人員別一般世帯数の推移 総務省統計局は10月26日、平成22年国勢調査人口等基本集計結果を公表した。
国勢調査は、人口や世帯、産業構造の実態を明らかにし、国や地方の行政施策の基礎資料とすることを目的に、5年ごとに行われているもの。平成22年国勢調査は19回目に当たり、昨年10月1日時点での状況を調べている。
平成22年10月1日現在の確定人口は、1億2,805万7,352人となり、前回調査(平成17年)から0.2%の増加に留まり、人口増加率は調査開始以来最低となった。男女別では、男性の6,232万7,737人(48.7%)に対し、女性が6,572万9615人(51.3%)となっている。
国籍別にみると、日本人人口は1億2,535万千人で前回調査から0.3%減少。外国人人口は164万8千人で、前回より5.9%の増加となった。
都道府県別にみた人口増減率では、東京都の4.6%、神奈川県の2.9%、千葉県の2.6%をはじめ、沖縄、滋賀、愛知、埼玉、大阪、福岡の9つの都府県で人口が増加しており、その他の38道府県では、人口が減少。減少率がもっとも高かったのは秋田県の5.2%、次いで青森県が4.4%、高知県が4.0%となっている。
年齢別にみた人口とその全体に占める割合は、15歳未満が1,680万3千人で13.2%、15〜64歳は8103万2千人で63.8%、65歳以上人口は2924万6千人で23.0%となっている。前回調査と比較すると、15歳未満は71万8千人(4.1%)の減少、15〜64歳人口は306万1千人(3.6%)減少、65歳以上は357万4千人(13.9%)増加となっており、総人口に占める65歳以上の人口の割合は世界でもっとも高い水準となったという。
また世帯数は、5,195万504世帯となり、前回調査より4.8%の増加。施設などの世帯を除く一般世帯数は5,184万2千世帯となり、調査開始以来初めて5,000万世帯を上回る結果となった。そのうち32.4%にあたる1,678万5千世帯が1人世帯となり、世帯人員が多くなるほどその数は少なくなっている。
《田崎 恭子》
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