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てらまち・ねっと



 今日はあの震災から1年。
 いろんなことが各地で企画されている。
 原発事故の関連でも同様。
 各地でパレードなどが催される。そんなことの紹介。

 ところで、先日、岐阜・愛知の人たちが原発銀座の福井県から風船を飛ばした。
     3月4日ブログ ⇒ ◆風船放ち放射能拡散方向を調査/日本一の原発銀座の若狭から飛ばすイベント
 私たちは、25年前の1988年3月に、福井の推奨浜から2000個飛ばした。
 まさに、「岐阜は風下」であることを立証するように、「風船を拾った」との連絡が入った。

 今回、その結果がまとまっているので、そのデータの紹介。
 風船がとんだ、つまり、事故の時放射能が飛ぶ、その傾向化゛改めて立証された。
 数が多いのは、今、人々の認識が高まっていて、反応が返ってきたのだろうと想像する。

 ともかく、今日3月11日の岐阜のイベントに参加するつもりでいた。
 が、この時期に、どうしても外すことができない日程がびっしり詰まってしまった。
 昨日に続いて、今日も県外出張。

 ところで、今朝、ウグイスが上手にさえずっていた。
 1週間ほどで、1人前になった。
 春はそこまで来ている。

 さよなら原発 パレードぎふ 

 
 2012年3月11日(日)
12時半集合 13時スタート  
14:46黙祷
集合場所:金公園(岐阜駅から金華橋通りを徒歩10分)
コース:金公園→岐阜駅前→ドンキホーテ前→金公園

全国各地のイベント集会、パレード

  美浜からの風船、県内51個 市民団体、県に調査結果報告  
         2012年03月10日 岐阜新聞
 原発事故時の放射性物質の広がりを予測するため、福井県の関西電力美浜原発近くから風船を飛ばした市民グループが9日、県に対し、西濃、岐阜、中濃、東濃の人口密集地を中心に県内では51個の風船が発見されたとする調査結果を報告。併せて、停止中の関電大飯原発(福井県)について、安全対策が完全になるまで再稼働しないよう国への働き掛けを要望した。

 調査は岐阜、福井など4県の有志でつくる「福井の原発からの風向き調査プロジェクト」が3日に実施、原発から約2キロ離れた水晶浜から1000個の風船を飛ばした。発見の連絡の入った風船は9日までに57個で、着地点は滋賀、愛知を含む3県に及んだ。県内では岐阜市の13個が最多で、揖斐郡6個、美濃加茂市5個、各務原市、安八郡、瑞浪市各4個など。最も早い風船は2時間で県内に到達、最も遠い着地点は130キロ以上離れた愛知県高浜市だった。

 同プロジェクトと調査に協力した市民団体「さよなら原発・ぎふ」の23人が県庁に浦野芳弘県防災課長らを訪ね、結果を説明。プロジェクト事務局の石井伸弘さん(39)=本巣郡北方町=は県内は1年間の多くが風下となることを踏まえ、「汚染リスクの高さが明らかになった。原発立地自治体並みの権限を求めてほしい」と訴えた。大飯などの原発で再稼働の判断に関与できる事業者との安全協定の締結や、法改正に向けた働き掛けも求めた。県は今月中に要望に回答するとした。


 福井から風船飛ばし原発対応申し入れ 岐阜(岐阜県) [ 3/9 17:42 中京テレビ]
 岐阜や愛知県の住民らが、原発が集中する福井県から風船を飛ばし、その結果をもとに9日、岐阜県に「岐阜県は、福井県に連なる14基の原発の地元です。地元自治体として早急な対応を求める」と、申し入れをした。岐阜県に申し入れをしたのは、岐阜、愛知、三重に住む住民ら。東日本大震災の福島第一原発の事故から1年を前に、福井県の美浜原発からの風向きを調べようと、今月3日に原発近くの海水浴場などから1000個の赤い風船を飛ばした。その後、風船は9日までに57個が確認された。その内訳は岐阜が最も多く51個、滋賀が1個、愛知は5個で、高浜市などでも確認された。住民らは、名古屋市を含め濃尾平野全体に放射性物質が広がる可能性があるとし、岐阜県の古田肇知事に福井県で現在、休止している原発の運転再開中止を訴えるよう申し入れた。岐阜県は今回の要望を受け、今月末をめどに何らかの回答をしたいと話している。
  


 風船放ち放射能拡散方向を調査
 原発14基が立地する福井県で原発事故が起きた場合、風に乗って放射性物質がどのように広がるかを調べるため、岐阜、愛知、三重、福井4県の有志ら約40人が3日、福井県美浜町の関西電力美浜原発近くの海岸から風船1000個を飛ばした。

 原発を間近に臨む水晶浜に集まった参加者は、事務局の連絡先を記したカードを付けた赤い風船を一斉に放った。風船はこの時季の風下に当たる岐阜県方向の南東の上空へあっという間に舞い上がった。
 調査は、岐阜県笠松町の主婦笠松希代美さん(54)が発起人となり、脱原発を求める活動で知り合った仲間たちにメールを通じて呼び掛けた。笠松さんは「放射能漏れ事故があれば風下の影響は計り知れない。身近な問題と捉えてほしい」と話している。

 風船を拾った人からもらった電話で飛んだ範囲を調べる。10、11の両日に愛知、岐阜両県内である脱原発パレードの中で結果を報告する。
 風船を見つけた場合の連絡は、事務局の石井伸弘さん=電070(5643)5464=へ。
(2012年3月3日  中日新聞) 


 風船飛ばし風向調査 原発事故想定、福井・美浜で有志30人
   2012年03月04日 岐阜新聞
 原発事故を想定して放射能拡散の影響を調べる「福井の原発からの風向き調査プロジェクト」が3日、福井県美浜町の関西電力美浜原発5 件近くの水晶浜海水浴場であり、岐阜、愛知、三重、福井の4県の有志約30人が風船1000個を飛ばした。拾った人に連絡を呼び掛けている。

 プロジェクト発起人の主婦笠松希代美さん(54)=羽島郡笠松町北及=は、福島第1原発の事故後、「自分たちにも起こりえる問題」と危機感を抱き、岐阜市での脱原発を訴えるパレードに参加してきた。知り合った仲間から、24年前の同様の風船調査では岐阜市で3時間後に発見され、遠くは加茂郡八百津町に到達したことなどを聞いて驚いた。「再び同じ調査をして、自分の目でも確認したい」と参加者を募った。

 参加者は赤い風船にヘリウムガスを詰め、連絡先を記したカードを糸で結んで次々と快晴の空に放った。風船は強い北西の風に乗って飛んでいった。
 関係者によると、風船を飛ばしてから2~3時間後に、早くも岐阜市や大垣市、可児市などから「拾った」との連絡があったという。
 調査結果は、東日本大震災から1年の今月11日、岐阜市での脱原発パレードの中で発表する。風船調査とパレードの問い合わせは、事務局の石井伸弘さん、電話058(323)2534。 


  放射能拡散、風向きの影響を調査 4県住民、風船飛ばし  
(2012年3月4日 福井新聞)
 原発事故の際、放射性物質の広がる方向などを把握しようと、県内や岐阜県などの住民が3日、美浜原発近くの美浜町水晶浜海水浴場で風船千個を飛ばす「福井の原発からの風向き調査プロジェクト」を行った。
 東京電力福島第1原発事故から1年を迎えるのを前に、福井、岐阜、愛知、三重の4県の住民ら約40人が参加した。風船を持った参加者が一斉に手を放すと、海風で風船は勢いよく空に舞い上がっていった。
 風船のひもには「拾われた方は日時・場所をお知らせください」と記したメッセージカードを結び付けた。事務局では風船を拾った人からの連絡を基に、どこまで飛んだかを地図に記してまとめる。結果は10、11日にそれぞれ愛知と岐阜県内で行われる脱原発パレードの会場で報告する。

 岐阜などのグループはチェルノブイリ原発事故を受けて、1988年3月にも同じ水晶浜から風船千個を飛ばした。この時は岐阜や滋賀県内から11件の連絡があったという。
 呼び掛け人の一人で岐阜県笠松町の主婦、笠松希代美さん(54)は「福島の事故を見ると、風下でどういう影響があるかが心配。原発から離れていても、多くの人に自分の問題として関心を持ってほしい」と話していた。


 >放射性物質 飛散先探る風船1000個/福井  
放射性物質がどう飛散するかを調べるため、福井と東海3県の住民らでつくる市民団体のメンバーら約40人が3日、美浜原発にほど近い美浜町竹波の水晶浜海水浴場で、1000個の風船を飛ばした。
 福島第一原発事故から1年がたつのを前に、事故の影響について考えようと、岐阜県内で環境問題を考える市民団体の代表を務めている笠松希代美さん(54)(岐阜市)が知人らに呼びかけて実現した。
 調査地を美浜町としたのは、1988年3月に別の団体が同じ地点で同様の調査を行っており、比較できるため。当時の調査では、風船は北西の季節風に乗って風下の岐阜、滋賀、愛知県などに流され、計11人から、風船を拾ったとの連絡を受けたという。

 今回は、美浜原発で事故が起き、放射性物質が大気中に漏れ出したとの想定で実施。メンバーらは赤い風船にガスを入れて膨らませ、拾った人に連絡してもらうためのメッセージや連絡先を書いた紙をくくりつけ、約2時間かけて飛ばしていった。88年の調査にも参加した岐阜市、小笠原まやさん(52)は「多くのデータがほしいので、拾ったらぜひ連絡して下さい」と呼びかけている。
(2012年3月4日 読売新聞)


 美浜から風船、130キロ先の瑞浪に到達 風向き調査 
   2012年03月07日 岐阜新聞
◆県民有志ら原発事故想定、県内で39個確認
 原発事故を想定し風船2 件を飛ばして放射能拡散の影響を調べようと、県民有志らが行った「福井の原発からの風向き調査プロジェクト」で、3~6日に44個の風船発見の連絡があり、うち39個が県内で確認された。プロジェクト発起人の主婦笠松希代美さん(54)=羽島郡笠松町北及=らは「事故があれば岐阜にも影響がある」としている。
 プロジェクトでは3日午前、福井県美浜町の関西電力美浜原発近くの水晶浜海水浴場から岐阜、愛知、三重、福井の4県の有志約30人が風船1000個を飛ばし、拾った人に連絡を呼び掛けてきた。

 3日に24個、4日に12個、5日に5個、6日に3個の計44個の風船2 件が発見され、うち39個が県内だった。風船を放って2~3時間で不破郡垂井町や揖斐郡池田町、可児市、岐阜市、大垣市などから次々と連絡が入ったという。最も遠いのは約130キロ離れた瑞浪市釜戸町で、風船2 件の落下地点は同市から滋賀県米原市まで東西約100キロの範囲に帯状に広がる。笠松さんは「事故があれば落下地点と原発の間のどこかで放射能汚染の可能性がある」と危機感を募らせる。

 同様の調査が24年前の3月にも行われ、比較検証するのも目的。参加者の主婦小笠原まやさん(52)=岐阜市大門町=によると、前回は連絡があったのは11個で、岐阜市で3時間後に発見され、遠くは加茂郡八百津町に到達した。「今回は多くのデータが集まり精度が高まった。風向きは中部地方に流れることが明らか」と分析する。
 落下地点を記した地図は「さよなら原発ぎふ」のブログから確認できる。調査結果は11日、岐阜市での脱原発パレードの中でも発表する。


  「さよなら原発ぎふ」のブログ(2012-03-06)
福井の原発から風船を飛ばしたら・・・ 岐阜県内に落ちまくり、、、 
3月3日に福井の原発から風船を1000個飛ばしました。
晴れた、北西の季節風が強く吹く天気でした。
現時点で、50個の風船が発見されました。
早いものは1時間程度でついています。
90%が岐阜県ですが、4つ愛知県、1つ滋賀県で発見されています。
ほとんどの風船が岐阜県内に落ちているのは、風船の大きさが小さめだったため、風船がしぼむ時刻がちょうど岐阜県内に落ちるようなものだったとも考えられますが、実際に落ちている場所を見ると、岐阜の西濃から東濃にかけて広がっていますので、名古屋や、愛知県西部・愛知県南部より、春日井・瀬戸・三河山間地域のほうが汚染されるかもしれません。ただし、木曽川東部の山間地で風が止まって、とにかく岐阜の西濃ならびに平野部が汚染される、ということなのかもしれません。
とにかく気象条件によりますが、今回の気象条件ではそうなった、ということで、愛知県のリスクが高いことは変わらないと思われます。

1988年に岐阜のメンバーが調査した際のデータと、そこに今回の調査の一部をプロットした図
こちら

今回をグーグルマップにした図
今回をグーグルマップにした図
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