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てらまち・ねっと



 被災地のがれき処理が大きな課題とされている。
 野田総理は、原発を早く再稼働させたいし、がれきも全国に分散させるという。

 しかし、チェルノブイリ研究者は指摘する。
 「がれきを動かすこと自体危険だ。放射能汚染がない地域にあえて持ち込むことはない。汚染しない野菜を栽培する場所が必要だ」

 地元町長でも、次のように指摘する人もいる。
 「山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。
 もともと使ってない土地がいっぱいあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか」

 原発事故のある種「安全段階になった」旨の宣言をして、内外から批判を浴びた野田総理。
 ここでも、批判を受ける。

 ともかく、がれきは現地処理が原則。
 もちろん、たとえ、自分のいるところで、そのような事態になっても、同様と私は考える。
 そんな観点で、情報を記録しておく。

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●放射性物質:「がれき移動は危険」 チェルノブイリ研究者が懸念/沖縄
          毎日 2012年3月12日/(琉球新報)
 1986年のチェルノブイリ原発事故で内部被ばくの研究をしたゴメリ医科大学(ベラルーシ共和国)初代学長、ユーリ・バンダジェフスキー氏の講演会(主催・放射能防御プロジェクト)が11日、那覇市民会館であった。

 放射性物質の体内取り入れの影響として、これまで甲状腺などへのがんの誘発や白内障などの影響が指摘されてきたが、ユーリ氏はそのほかに心臓など臓器への影響を指摘。自身の研究のデータを示し、「心臓など重要な臓器にセシウム137が蓄積され、心筋障がいなど心臓の疾患が引き起こされやすい」と説明した。

 さらに、仲井真弘多知事が被災地のがれきの県内受け入れを検討していることについて、「がれきを動かすこと自体危険だ。放射能汚染がない地域にあえて持ち込むことはない。汚染しない野菜を栽培する場所が必要だ」と述べ、懸念を示した。

 体調に変化が生じた場合、放射性物質の影響かどうか判断できる体制の構築が大切だと強調し、「的確な診断ができるよう医師が放射能のことをよく知る必要がある」と述べた。

 ユーリ氏の報告について、琉球大学の矢ヶ崎克馬名誉教授は「はっきりしたデータが集められた研究は価値がある。特に放射性物質が体のあらゆるところに運ばれ、甲状腺などに集まる性質があるという指摘は重要だ」と述べた。ユーリ氏は13~19日、東京、京都、宮城など全国5会場で講演する。

詳細は下記リンク先を ↓
 バンダジェフスキー来日全国講演
一般向け講演会 ●3月11日(日)沖縄県 那覇市民会館大ホール(定員1300名)
「チェルノブイリ事故から学ぶ〜沖縄のこれから〜」

【**満席です**】●3月13日(火)東京都 玉川区民会館 大ホール(定員450名)
「キエフにおける健康被害と小児疾患について〜キエフの事例から東京を考える〜」

【**満席です**】●3月15日(木)京都府 ひとまち交流館(定員300名)
「低線量被ばくと内部被ばくの脅威〜私たちにできることは何か〜」

●3月16日(金) 宮城県 仙台市太白区 文化センター楽楽楽(ららら)ホール(定員530名) 
「セシウムの人体への影響〜チェルノブイリ事故から学ぶ東北のこれから」

●3月17日(土)北海道 札幌 共済ホール(定員650名)

最終公演!●3月19日(月)東京都 品川大井町 きゅりあん八階 大ホール(定員1000名)
「キエフにおける健康被害と小児疾患について〜キエフの事例から東京を考える〜」


●復興に向けて 首長に聞く 
         朝日 岩手 012年02月29日
伊達勝身・岩手県岩泉町長  
 大震災から1年。暮らしを、まちを、どう立て直すのか。各首長に聞く。
    ◇
【伊達勝身・岩泉町長】
「現地からは納得できないこと多い」
 被災した小本地区の移転先は、駅周辺を候補に用地交渉をしている。近くに三陸沿岸道のインターがあり、交通の要衝だ。
 昨年11月、用地買収に向けて価格設定をしようとしたが、国から待ったがかかった。沿岸道の用地買収に影響するという。県もバラバラに進めると混乱するという。そんな調整で2カ月遅れた。被災者には申し訳ない。
現場からは納得できないことが多々ある。がれき処理もそうだ。あと2年で片付けるという政府の公約が危ぶまれているというが、無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。
 もともと使ってない土地がいっぱいあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか。


 4月1日付で役場に復興課を新設する。被災者支援から復興まちづくりの窓口にする。小本支所を含め正職員だけで8人の態勢だ。
 6月には三陸鉄道小本駅の観光センターを取り壊し、避難ビルや集会所、支所を置く複合ビルにする工事を発注する。
 2010年7月の事故以来不通になったJR岩泉線は、観光路線化して復旧させることを真剣に考えたい。人口が減る地元だけで利用運動をしても無理がある。高速道路ができる中、鉄路の将来は厳しい。どう残すか、知恵を絞らなければいけないときがきた。


●(岩手県久慈市)視察 2|  セシウム反対母の会のブログ
 ・・・・現場作業をしていた方(市の職員かな~?)が「(数値が)問題ないならここに穴掘って埋めればいい。って誰もが思ってんだ~。その方が作業も簡単でいいんだし、コストもかかんね~んだからさ~。」

「ここにあるゴミ、俺んとこでやれば1ヶ月で片付けられるって~!な~にも秋田くんだりまで持って行かなくってもさ~ ガハハハ!」・・・


●東京都と東電子会社が被災地がれきビジネスで焼け太り 税金から都1億円、東電140億円
        MyNewsJapan 朝倉創 02:08 11/15 2011  
画像1:都のがれき受け入れ事業スキーム(東京都発表資料より)
 
 東京都による被災地からの汚染がれき受け入れが始まって一週間余り。「国がやらなきゃ東京がやる!」と威勢はいいが、東京都は、公募から契約の手続きだけで1億円強を手数料として抜いた。
 その“公募”で受注したのは、東電が95.5%出資する子会社「東京臨海リサイクルパワー」で、社長も東電出身の尾中郁夫氏。応募条件を満たす会社は、最初からその一社しかない“ヤラセ受注”で事業規模は2013年度までに計140億円ほどの見通し。その費用は、東電も都も負担せず、国の財政から出る。税金が行政と東電に流し込まれる仕掛けは、これまで繰り返されてきた原発利権ビジネスの構図そのままなのだった。
【Digest】
◇がれき処理の費用を負担するのは国民、東京電力は負担無し
◇公募とは名ばかりで
◇がれきの焼却を請け負うのは東京電力の子会社
◇がれき処理による東京都の儲けは1億円
◇東京電力の子会社が、がれきビジネスで大儲け
◇二次被曝のリスクは
◇汚染焼却灰の埋め立てで地下水汚染の恐れ

 以下・・・(略)・・・
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●全国自治体調査 がれき受け入れ86%難色 放射性物質懸念
        河北 2012年03月05日月曜日
 東日本大震災をめぐり共同通信が実施した全国自治体アンケートで、岩手、宮城両県のがれきの受け入れについて、回答した市区町村の33%が「現時点では困難」、53%が「まったく考えていない」とし、全体の86%が難色を示していることが4日分かった。

 放射性物質が拡散するとの懸念がくすぶり、広域処理は進んでいない。2014年3月末までに処理を終えるとする政府目標の達成は困難な情勢だ。
 アンケートでは、北海道、青森、千葉、東京の27市区町村が「受け入れを決めている」と回答。34都道府県の127市町村が「検討中」と答えた。一方「検討しているが現時点では難しい」は466市町村、「まったく考えていない」は753市町村に上った。

 また都道府県と市区町村に受け入れの障害(複数回答)を聞いたところ「処理できる施設がない」が53%で最多。「放射性物質への懸念」(41%)、「地理的に運び込みが困難」(24%)、「処理能力を超える」(22%)、「汚染を心配する住民の反発」(20%)が続いた。
 人口50万人以上の都市部では放射性物質への懸念が目立ち、5万人未満の小規模自治体では処理できる施設がないとの回答が多かった。また東北から距離が離れるほど、運び込みが困難との答えが増えた。

 環境省の集計によると、岩手、宮城両県で発生したがれきの推計量は計2044万6千トン。2月27日の時点で焼却や埋め立て、再利用などの処理が済んでいるのは116万7千トン(6%)にとどまっている。福島県のがれき推計量は208万2千トン、処理済みは9万5千トン(5%)で、すべて同県内で処理する。岩手、宮城両県のがれきは、これまでに青森県や山形県、東京都が受け入れている。

[調査の方法] 共同通信社が1月26日、インターネット上に質問項目を掲載したページを開設。全国の都道府県と市区町村の計1789自治体にメールでアドレスを送付し、回答を2月17日時点で集計した。がれき処理関連は1422市区町村(82%)が回答した。

●まき・灰からセシウム 飲食3店で指標値超え
       沖縄 2012年2月8日
 県は7日、福島県産のまきを本島内の4飲食店がすでに使用し、うち1店舗では未使用のまきからは最大で、国の指標値40ベクレル(1キログラム当たり)の約11倍に当たる468ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
別の店では、使用後の灰からも最大で指標値8000ベクレルの約5倍に当たる3万9960ベクレルを検出。

 県は「消費者、従業員とも健康に影響が出る量ではない」としている。

 一方、まきを県内に出荷した岐阜県の流通業者代表は「高圧洗浄し、本巣市の検査も通っているので、大丈夫だと思った」と話し、問題を指摘されたまきは早急に回収するという。

 福島県産まきを取り扱っていた飲食店は窯焼きピザを提供するレストラン3店舗と沖縄そば店。レストラン2店舗のまきと使用後の灰から指標値を超えるセシウムが検出された。
 一方、沖縄そば店は、セシウムが検出されたレストランから、使用後の灰を譲り受け、麺を製造。一部はすでに客へ提供していた。県の検査では、客へ提供する前の麺から258ベクレル(指標値500ベクレル)、灰1260~8060ベクレルが検出された。灰を調べた3検体のうち、一つで指標値を超えた。
 残りのレストラン1店舗と配送業者は測定中で、2~3日後に検査結果を公表する。

 県は、まきを使用して調理した場合、放射性セシウムが食品に付着する量は2%以下との国の指針を示し、「(まきから検出された)最大値の468ベクレルでも、食品には9ベクレル程度しか付着せず、この食品を摂取しても健康被害は出ない」と強調。調理する従業員についても常にまきの側にいるわけでなく、放射線を浴びる時間が短いことなどから影響はないとしている。
 福島県産のまきは、岐阜県の流通業者が昨年11月に15・7トンを県内に出荷。8・4トンをレストランに販売した。残り7・3トンは那覇港近くのコンテナに保管している。レストランで保管している未使用のまきは0・7トンで、県内の配送業者が回収し、コンテナで保管している分と合わせて、8日に大阪経由で福島に送り返す。

●セシウム:まきストーブの灰から4万ベクレル検出 二本松
        毎日 2012年1月19日
 環境省は19日、福島県二本松市の民家で使用されたまきストーブの灰から1キロ当たり最大4万3780ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。同省は、除染の重点調査地域のある東北・関東8県の市町村に対し、まきストーブの灰は庭や畑にまかずに一般廃棄物として回収、処理するよう通知した。

 まきはクリやケヤキで、東京電力福島第1原発事故前から屋外に置かれており、放射性セシウムは事故由来とみられる。

 調査は昨年11月に二本松市の依頼を受けた日本原子力研究開発機構と東電が実施した。

 その結果、樹皮が付いたままの燃やす前のまきからは、放射性セシウムが国の指標の29~110倍の1キロ当たり1157~4395ベクレル、まきストーブで燃やした灰から同2万8660~4万3780ベクレル検出された。

 また、排煙の放射性セシウム濃度について環境省は「健康への影響は無視できるレベル」としている。

 焼却灰の放射性セシウム濃度が同8000ベクレルを超えた場合、市町村は「指定廃棄物」として国の負担による処分を申請できる。【藤野基文】

●薪ストーブの灰から4万ベクレル超 環境省、検査促す
           朝日 2012年1月19日23時31分
 福島県二本松市の民家で使われている薪(まき)ストーブの灰から、1キロあたり4万ベクレルを超す放射性セシウムが検出された。環境省が19日発表した。
 同省は薪ストーブを使う場合、その灰を庭や畑にまいたりせず、自治体が集めて検査するよう住民や市町村に求める通知を、東北・関東地方の8県に送った。放射性物質の検査結果をふまえ、自治体または国が処分する。

 環境省によると、住民から「薪を燃やして大丈夫か」との質問が同市役所にあった。日本原子力研究開発機構などが昨年11月、ある民家の庭に積んであった薪を試験的に薪ストーブで燃やしてみた。その結果、最高4万3780ベクレルの放射性セシウムが灰から検出された。通常ごみと同じく埋め立てられる国の基準(1キロあたり8千ベクレル以下)の5倍を超す値だった。7月には、福島市の焼却施設の灰から約9万5千ベクレルが検出されている。

 この薪は、東京電力福島第一原発事故の前から屋外にあったといい、燃やす前の薪からは1157ベクレルが検出された。試算では、灰が4万ベクレル余りでも、煙突から出る煙による周辺住民の被曝(ひばく)量は年間0.01ミリシーベルトほどで、「健康影響はほぼ無視できる」(環境省)。薪ストーブのある室内の被曝量については「少量であり、灰を置いたままにせず、人の近寄らない場所で保管すれば問題ない」と説明する。

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09:32 from web
昨日は、各地で脱原発、卒原発などのパレードや企画があった。以前は、いろいろなことにかかわっていたけど、今は静かにしている。でも、各地のムーブメントには興味がある。ということで、昨日の国内外の様子を記録しておく⇒bit.ly/zYeByg

by teramachitomo on Twitter

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