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てらまち・ねっと



 昨年の大阪市長選に絡む職員・労組の選挙運動の問題。
 市長が不適法なアンケートへの回答を強要して話題になった。

 その件について、実は、関与者リストは職員がねつ造したもので、これを市長系の維新の会に提供、それをもとに市議会で追及していたという。
 しかも、職員と市議は以前から面識があり、今回の「橋下塾」にも応募していたという。

 なんとまぁ・・。
 こういう時というのは、トップの危機管理能力が直ちに問われる。
   事の大きさが違うとはいえ、昨年の原発事故の時の政府のトップの対応に通じている、とみる。

 悪質なのは、それをバネに職員の調査をしたということ。
      2012年2月22日ブログ ⇒ ◆橋下・大阪市長:全職員の政治活動調査 日弁連など「憲法違反」

 その視点で詳しく点検すると・・・・当の橋本市長は、職員も議員も擁護しているととれる。
 これでは、いずれ、破たんする構図、とみる。

 報道の記載から、経過をピックアップしてみる。元記事は、そのあとに記録。

 当の職員は、最初は、否定していたけれど、後日、認めたという。
  動機についても、「市長選で前市長を支援する知人カードを昨年9月の勤務時間中に配られ、ひどいなと思った。何らかの方法で告発したいと考えた」と説明し、「新聞報道をみてとんでもないことをしたと思った」と話しているという。

 ねつ造の発覚で、当初は
 橋下氏は、捏造が発覚した26日には、市長として「このような問題があって市民のみなさんをお騒がせしたことは大変申し訳ない」と陳謝していた。

 橋下徹大阪市長は27日、捏造文書をもとに大阪維新の会の市議が議会で質問したことについて「維新の会として全く問題ない。捏造した本人の問題だと思う」とし、謝罪する必要はないとする考えを示した。

 さらに、今になって、当時から、リストの信ぴょう性に当初から疑問があったことを、市長も維新の会も認めた。

橋下市長はこの日、報道陣に「法律家としてちょっと危ないなと感じていた」とした上で、「捏造をした職員の責任で、維新や杉村市議には何の問題もない。部下である市職員がやったことは大変申し訳ない」と話した。

 杉村市議は「リストに加工された部分があるという議論は当初、市議団内でもあった」と認めつつ、「質疑をするという我々の責務を遂行した。市議団の指示で、個人で勝手にやったことではない」と釈明した。

 加えて、ねつ造した職員は、文書を送った維新市議については「以前から面識があった」と説明しているという。

以来、メールや電話で連絡を取り合い、組合が市長選期間中に配布した違法な選挙ビラなど複数の内部情報を提供していた。杉村市議は「維新を応援していると言っていた。

 落ちは、
男性は大阪維新の会が次期衆院選の候補者養成のために発足させた「維新政治塾」に応募していたことが27日、関係者への取材で分かった。

リストを内部通報した維新市議とは市長選前に開かれた維新の集会がきっかけで知り合ったことも判明。橋下市長らの歓心を買うことが、捏造の動機となった可能性が出てきた。

維新関係者によると、次期衆院選に向けて候補者を養成する維新政治塾に応募したが、市職員だったため、書類選考で落とされ、受講生になれなかった。

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●大阪市交通局職員、リスト捏造認める(大阪府)
               日テレ [ 3/27 17:49 読売テレビ]
 大阪市交通局の労働組合が作ったとされた選挙で前の市長への支援を求める職員のリストが出回っていた問題で、リストを市議会議員に送って内部告発した30歳代の非常勤職員が27日、「ねつ造」したことを認めた。

この問題は大阪市の橋下市長が代表を務める大阪維新の会の杉村幸太郎・市議が、去年行われた市長選をめぐり「組合が前の市長を応援するための職員リストを作成している」との内部告発を受け、議会で追及していた。

 組合は「リストはねつ造だ」と反発し刑事告発していた。調査を進めていた市は26日、30歳代の職員によるねつ造と発表していたが、この職員がきょう、ねつ造を認めたことがわかった。
「職場で、組合による前市長への選挙支援が行われ、ひどいと思い告発した」と話しているという。

問題を追及した杉村市議は「疑惑が生じているなら追及するのが議会人の務め。」と言っている。橋下市長は維新の議員が取り上げたリストがねつ造されたものだったことについて問題はなかったとの認識を示した。市はこの職員をきょう付けで解職し今後、偽計業務妨害の疑いでの刑事告発も検討している。

●労組の「選挙関与名簿」捏造 大阪市、嘱託職員を聴取
       朝日 2012年3月27日
 平松邦夫・前大阪市長の後援会への参加を職員労働組合が市職員に徹底させる内容の職員リストが見つかった問題で、
市交通局は26日、同局の非常勤嘱託職員が人事データを流用して文書を捏造(ねつぞう)していたと発表した。
大阪維新の会市議はこの職員から文書の提供を受け、2月の市議会で「労組の選挙活動への関与が裏付けられた」などと市側を追及していた。
偽の情報を労組攻撃の材料に使った維新側の姿勢も問われそうだ。


 非常勤職員は捏造を認めていないが、交通局は偽計業務妨害の疑いもあるとして刑事告発を検討する。

 発表によると、文書を捏造したのは、昨年5月に非常勤嘱託として採用され、庶務を担当していた30代の男性職員。

 偽の文書に使われた職員の氏名や所属コード(番号)などの職員情報は本来、同局の人事管理用コンピューターで厳重に管理されている。

 しかし、男性職員は1月20~23日、職員証の配布・回収のため鉄道事業本部の別の庶務担当者が業務用パソコンに保存していた約1800人分の人事データにアクセス。
無断でデータを引き出したうえ、「知人・友人紹介カード配布回収リスト」というタイトルや、「非協力的な組合員がいた場合は、今後不利益になる」などと労組が前市長の選挙活動に関与しているかのような文言を付け加え、架空の文書を作成したとみられる。


 交通局の事情聴取に対し、男性職員は文書の捏造などを認めていないという。しかし、同局は人事データへのアクセス記録や職員のパソコンに残っていた記録などを調査し、この職員がアクセス権のある人事データを使って文書を捏造したと断定している。

●大阪市長選職員リスト、嘱託職員の捏造と断定
         (2012年3月27日03時06分 読売新聞)
 大阪市交通局は26日、昨年11月の大阪市長選を巡り、同局の労働組合が平松邦夫前市長への支援を求めた職員リストを、同局鉄道事業本部所属の30歳代男性非常勤嘱託職員(非組合員)が捏造(ねつぞう)していたと発表した。

 このリストは労組が組織ぐるみで選挙応援したものとして地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹市長)の市議が議会で公表していた。職員は作成を認めていないが、同局は捏造と断定し、偽計業務妨害容疑での告発を検討している。

 リストは1867人分の職員名が並び、職員労組「大阪交通労働組合」(大交)が平松前市長支援のため職員に配布した「知人・友人紹介カード」の回収状況をチェックする欄があり、欄外には「(紹介カード提出に)非協力的な組合員は今後不利益となる」と記されていた。

 リストは、維新の会の杉村幸太郎市議が2月、「内部告発者から提供を受けた」と公表したが、大交は「事実無根」と否定。維新、大交双方が私文書偽造などの容疑で刑事告発していた。

 このため、同局で調査したところ、リストにある「非協力的」「友人紹介活動」などの文言五つ全てが入ったファイルを操作していたのは、この職員のパソコンだけだった。また、このパソコンの履歴に、嘱託職員のIDとパスワードで人事データに1月20日にアクセスした記録などがあったという。さらに読売新聞の取材で、この職員は杉村市議に内部告発した職員と氏名が一致していることも判明した。


 この職員は昨年5月に1年契約で採用され、庶務担当の補助をしていた。同局の調査に当初は捏造を否定したが、解析結果を示した上で追及すると、あいまいな説明をしているという。

●大阪市:市長選での組合作成リストは捏造 市交通局が発表
       毎日新聞 2012年3月26日 23時25分
 大阪市交通局職員でつくる「大阪交通労働組合」(大交)が昨年の市長選で平松邦夫前市長の推薦人紹介カードの配布リストを作成したと指摘される問題があり、市交通局は26日、このリストは30代の男性非常勤嘱託職員(非組合員)が選挙後に捏造(ねつぞう)したものだったと発表した。この職員しか使用していない業務用パソコンにリスト作成の履歴が残っていたため断定した。同局は偽計業務妨害容疑で刑事告発することも検討している。

 リストは、市交通局鉄道事業本部に所属する職員1867人分の氏名や職員コード、紹介カード回収の有無などが記され、全部で34枚あった。

 橋下徹市長が代表を務める「大阪維新の会」所属の杉村幸太郎市議が先月、内部告発で入手したとして市議会などで「交通局と組合が組織ぐるみで市長選に関与していたことを裏付けるものだ」と追及。大交は今月2日、「でっち上げだ」として無印公文書偽造などの容疑で容疑者を特定せず大阪地検に告発し、維新市議団も同14日に地方公務員法(守秘義務)違反容疑などで同地検に告発していた。

 同局が全業務用パソコン約3200台の履歴を調査し、今年1月23日午前、この職員が使用しているパソコンで作成されたことを突き止めた。職員は内部調査に当初は「作成していない」と否定したが、履歴が残っていると指摘されると言葉に詰まり、明確に否定しなくなったという。

 杉村市議はこれまでの取材に「非常勤嘱託職員から告発を受けた」と説明。同局内の非常勤嘱託職員は二十数人しかおらず、同局は、捏造した職員と杉村市議にリストを渡した職員が同一の可能性もあるとみて、調査の継続も検討する。

 職員は昨年5月から1年間の契約で採用。鉄道事業本部で事務補助を担当している。橋下市長は26日、報道陣に対し「トップとして本当に申し訳なく思う」と陳謝した。【津久井達、原田啓之】

●大阪市長選リスト:捏造と告発者は同一職員 市議見抜けず
     毎日新聞 2012年3月27日 15時07分(最終更新 3月27日 16時53分)
 大阪市交通局の非常勤嘱託職員が、昨秋の市長選に関して組合が作成したと見せかけるリストを捏造(ねつぞう)した問題で、この職員と、リストを大阪維新の会市議に告発した職員が同一人物であることが分かった。職員の氏名が一致しており、告発を受けたとした維新の杉村幸太郎市議(33)も、同一人物だと認めた。維新市議団はリストを基に組合問題を追及してきたが、告発者の「自作自演」を見抜けなかったことになり、批判が強まりそうだ。

 リストを捏造した30代の男性非常勤嘱託職員(非組合員)は調査に対し、「職場で紹介カードが配られているのを見てひどいと思った。正義感でやったが、とんでもないことをした」と話しているという。

 市交通局や維新市議団によると、職員は今年1月23日の勤務時間中、業務用パソコンで人事データを基に偽のリストを作成。同28日に印刷したリストをスキャナーで読み取り、杉村市議にメール送信した。同31日には杉村市議の要望を受けて原本を郵送。杉村市議は2月6日にリストを公表した。

 橋下徹市長は今月27日、記者団に対し、「問題の指摘をするのが議員の仕事。市の職員が捏造したことは間違いないわけなので、議会の追及としては当然だ」と語った。【原田啓之、津久井達】

●リスト捏造 何のため…PC履歴で判明
         (2012年3月27日 読売新聞)
 誰が、何のために作成したかがわからず、刑事告発の応酬にまで発展していた大阪市長選を巡る職員リスト問題は26日、市交通局の嘱託職員による捏造(ねつぞう)だったことが判明した。
しかし、動機面の解明は残されたまま。「信ぴょう性が高い」と判断し、内部告発されたリストの公表に踏み切った大阪維新の会市議団には、強気と動揺が交錯している。

ウソ見抜けず
 「議員の調査権には限界がある。詰めるところは詰めて質疑をしており、何一つ間違っていない」。リストを最初に公表し、市議会委員会で取り上げた維新の杉村幸太郎市議は26日の記者会見で、そう強調した。

 杉村市議は「リストに加工された部分があるという議論は当初、市議団内でもあった」と認めつつ、「質疑をするという我々の責務を遂行した。市議団の指示で、個人で勝手にやったことではない」と釈明した。

 2月の委員会で、杉村市議はリストを示し、「交通局と組合が組織ぐるみで市長選に関与していたことを裏付けるものだ」と追及。内部告発者が実名を名乗って持ち込んできたことから、「信ぴょう性が非常に高い」とも主張していた。

 維新代表の橋下徹市長も当初はツイッターで「今回のえげつなさは、(リストに)幹部職員も含まれていること」などと組合関与を決めつけるような書き込みをしていた。しかし、組合側が全否定すると調査を指示し、慎重姿勢に。橋下市長はこの日、報道陣に「法律家としてちょっと危ないなと感じていた」とした上で、「捏造をした職員の責任で、維新や杉村市議には何の問題もない。部下である市職員がやったことは大変申し訳ない」と話した。

 内部告発者自身が捏造した疑いも強まっているが、杉村市議がこの日、繰り返し電話をかけても本人につながらないという。ある維新市議は「告発者は組合問題の追及に協力してくれていた。キツネにつままれた気持ちだ」と困惑していた。

8億超を検索
 「よく似たリストを見たことがある」。行き詰まりかけた交通局の内部調査が急転直下、進むきっかけになったのは、3月5日付の読売新聞朝刊に掲載されたリストの写真を見た同局職員からの情報提供だった。

 捏造されたリストの元データになったとみられる「職員証発行対象者リスト」は昨年9月、職員証の変更に伴う回収・配布業務のため、各部門のパソコンに配信された。嘱託職員は、その業務用パソコンからリストのファイルをコピーし、労組名義のリストを捏造した可能性が高いという。

 交通局がファイルのアクセス記録を調査したところ職員24人が浮上。さらに、捏造リストに記載された「非協力的な組合員は今後不利益となる」の文字列に絞って全職員のパソコン操作記録計約8億4000万件を検索した結果、ただ1人、この嘱託職員が該当。24人の中にも含まれていた。


残る動機の謎
 なぜ嘱託職員が職員リストを捏造したのかは依然、不明のままだ。交通局の調査では、明確な証言が得られていないという。

 ただ、昨秋の大阪市長選を巡り、この嘱託職員は、労組が前市長の支援を求める「知人・友人紹介カード」を職務時間中に配布していたことなどは詳細に証言していた。

 交通局とともに調査にあたった市特別顧問の野村修也弁護士は26日の記者会見で、「組合の選挙活動の実態を告発しようとの思いは当然、生じうる。彼自身の中に問題意識があることは、ヒアリングの中で証言されている」と語った。

 一方、「組合を陥れるため、何者かがリストを偽造した」として大阪地検に告発状を出した交通局の職員労組・大阪交通労働組合(大交)の中村義男委員長は「すでに刑事告発しており、コメントする立場にない」との談話を発表した。

●非常勤職員、捏造認める 大阪市職員リスト問題
        朝日 2012年3月27日
 昨秋の大阪市長選で前市長の支援者拡大を職員労働組合が徹底させる内容の職員リストが捏造(ねつぞう)された問題で、架空の文書を作成した疑いがもたれていた市交通局の非常勤嘱託の男性職員が27日、同局の事情聴取に対し、捏造を認めたことが分かった。職員は「文書を大阪維新の会の市議に持ち込んだ」とも話しているという。取材に対し、同局が認めた。同局はこの職員を27日付で解職するとともに、刑事告発を検討する方針。

 捏造と判明した文書「知人・友人紹介カード配布回収リスト」について、男性職員は27日、交通局の調べに「誰かに作成を依頼されたものではなく、自分が作った」と説明しているという。

 動機については、昨秋の市長選では職場内で労組による紹介カードが配られているのを目撃したと主張。そのうえで「ひどいと思い、何かしらの形で告発したいと思った。正義感からやったがだめなことをしてしまった」「明るみに出れば、騒ぎになると思っていた」などと話しているという。文書を送った維新市議については「以前から面識があった」と説明しているという。

●支援リスト 嘱託職員、捏造・告発認める
          (2012年3月27日 読売新聞)
 大阪市交通局の嘱託職員(31)が、昨秋の市長選を巡り、前市長への支援を求める職員労組名義の職員リストを捏造(ねつぞう)していた問題で、この嘱託職員が27日、交通局の調査に対し、「リストは自分で作成し、面識があった大阪維新の会の市議に送った」と話し、自ら捏造した上で、維新市議団に内部告発の文書として提供したことを認めた。同局は、この嘱託職員を同日付で解職することを決めた。

 動機についても、「市長選で前市長を支援する知人カードを昨年9月の勤務時間中に配られ、ひどいなと思った。何らかの方法で告発したいと考えた」と説明し、「新聞報道をみてとんでもないことをしたと思った」と話しているという。

 嘱託職員は前日の調査では、「作成していない」と否定。業務用パソコンの操作記録の解析結果を示して追及しても、あいまいな説明を繰り返していた。

 この日は午前9時、同市西区の交通局本庁舎に普段通りに出勤。同局幹部によると、いつもと変わらない落ち着いた様子で、事情聴取に応じたという。

 一方、市役所で報道陣の取材に応じた維新代表の橋下徹市長は、維新市議が捏造されたリストを議会で公表したことについて、「議員の仕事は問題提起だ。捜査機関と同じだけの容疑を裏付けてからじゃないと質問もできないなら、役所の追及はできない。維新の指摘を受けて市が調査し、組合のぬれぎぬを晴らした。何の問題もない」と述べ、擁護した。

●橋下市長「維新の会は全く問題なし」 リスト捏造問題
        朝日 2012年3月27日
 昨秋の大阪市長選で前市長の支援者拡大を職員労働組合が徹底させる内容の文書が捏造(ねつぞう)された問題で、橋下徹大阪市長は27日、捏造文書をもとに大阪維新の会の市議が議会で質問したことについて「維新の会として全く問題ない。捏造した本人の問題だと思う」とし、謝罪する必要はないとする考えを示した。

 橋下氏は、捏造が発覚した26日には、市長として「このような問題があって市民のみなさんをお騒がせしたことは大変申し訳ない」と陳謝していた。

 この問題では、交通局の非常勤嘱託職員の男性が1月、維新の会の市議に文書を送付。市議はこの文書をもとに2月の市議会委員会の質疑で「局と組合が組織ぐるみで市長選に関与していたことを裏付けるものだ」などと指摘。しかし、交通局が内部調査の結果文書は捏造されたものだったと発表し、労組の関与を否定した。

●捏造リスト提供者が維新塾応募 「橋下市長を応援」
          岐阜 2012年03月28日  
 大阪市交通局の非常勤職員の男性(32)が職員情報を含むリストを捏造したとされる問題で、男性は大阪維新の会が次期衆院選の候補者養成のために発足させた「維新政治塾」に応募していたことが27日、関係者への取材で分かった。

 交通局の調査に男性が捏造を認め、維新の会の杉村幸太郎市議に郵送したと説明していることも判明した。

 関係者によると、男性は以前から維新の会や代表の橋下徹市長の活動を「応援している」と話しており、職員組合の適正化を掲げる市長らに協力するために捏造した可能性がある。今後、維新の会側が情報提供者と適切な関係を保てていたか説明が求められそうだ。

●選挙リスト捏造:大阪市職員、維新塾に応募していた
           毎日 2012年3月28日
 昨秋の大阪市長選を巡り、市交通局の非常勤嘱託職員が平松邦夫前市長の推薦人紹介カードの配布リストを捏造(ねつぞう)した問題で、この職員が大阪維新の会(代表・橋下徹市長)の「維新政治塾」に応募していたことが分かった。リストを内部通報した維新市議とは市長選前に開かれた維新の集会がきっかけで知り合ったことも判明。橋下市長らの歓心を買うことが、捏造の動機となった可能性が出てきた。

 職員は32歳の男性で、27日付で解雇された。維新関係者によると、次期衆院選に向けて候補者を養成する維新政治塾に応募したが、市職員だったため、書類選考で落とされ、受講生になれなかった。

 職員は27日午前、交通局本庁舎(同市西区)であった聞き取り調査で捏造を認めた。終始無表情で淡々と質問に答え、解雇を告げられると黙ってうなずいた。「とんでもないことをした」と、戸惑いを見せたものの、最後まで謝罪の言葉はなかったという。

 職員は昨年5月、1年契約で交通局鉄道事業本部に採用され、パソコンを使った経理処理などを担当。てきぱきとした仕事ぶりが評価されていた。一方、無口で同僚とはあまり話さず、昼食も1人で取ることが多かったという。

 リストを持ち込んだ維新の杉村幸太郎市議(33)とは昨年、維新が市内全24区で開いた区民会議で知り合った。以来、メールや電話で連絡を取り合い、組合が市長選期間中に配布した違法な選挙ビラなど複数の内部情報を提供していた。杉村市議は「維新を応援していると言っていた。細くていかにも真面目そうな青年。捏造なんてしそうにもない」と印象を語る。

 リスト捏造について、杉村市議は「彼を疑う蓋然(がいぜん)性に乏しかった。詰められるところはすべて詰めてやった」と強調した。橋下市長も「議会の指摘があったからこそ捏造問題が明らかになったという意味で、議会としては健全だ」とし、問題はないとの姿勢だ。

 しかし、告発者の「自作自演」を見抜けず、偽のリストを基に組合を追及した維新に対し、他会派から批判の声が上がっている。ある市議は「杉村市議はまず謝罪すべきだ。このままでは民主党の偽メール事件の二の舞いになる」とくぎを刺す。組合幹部も、維新の対応に「議会人としてはあるまじきことで、見識を疑う。問題なしと言っていることが理解できない」と憤った。【林由紀子、津久井達、原田啓之】




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政府ががれきの処理を自治体に強く求めている。しかし、原発関連に関する政府の情報隠しの批判は強い。がれきについても、同様だと考えている。だから、ちょっと横の情報を見ておくことも大事⇒◆仙台平野でがれきを埋め立て国が防災林を整備する方針⇒bit.ly/GWiaJU

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