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てらまち・ねっと



 今年1月に、全国最年少の女性市長となった大津市の越直美市長(36)。
 その後の様子はどうなんだろう。

 1月だから、新年度予算をガラッと換えることは時間的に困難なので、骨格予算。
 6月の議会でしっかりと組む、という流れ。

 これは、通常のこととして、次の報道が面白かった。

 強気な姿勢は県内の市長が集う市長会でも発揮された。次期会長が谷畑英吾・湖南市長に決まりかけた時、「異議あり」と手を挙げた越市長は「もう少し丸く収めていただける方になってもらいたい」。「大津市は人口が多い。多数決の人口割りを要求します」。想定外の提案に会議は凍り付いた。「撤回しなさい」と憤慨する獅山向洋・彦根市長らには「合理的じゃないですか」と切り返した。(3/6 毎日)

 ともかくも注目していきたい。

(関連)  2012年2月6日のブログ⇒  ◆大津市長選/歴代最年少の女性市長/県庁所在地の市長がいずれも女性 

 ところで、昨日の名古屋高裁での住民訴訟のラウンドテーブル。
 たしか6回目の期日になる。また、次回に持ち越した。
 地裁では「違法だけど棄却」とされてこちらが控訴している事件。
 高裁が棄却するつもりなら1回か長くても2回で結審するのが、近年の控訴審。
 その通例に反して長くなっているということは、ひっくり返る可能性が高いとみる(のは、こちら当事者)。

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●現場から記者リポート:最年少女性市長1カ月 「越カラー」徐々に発揮 /滋賀
        毎日新聞 2012年3月6日 
 ◇強気、自己評価「100%」 市民「評価はこれから」

 1月の大津市長選で「全国最年少の女性市長」が誕生して1カ月余りが過ぎた。市内外でストレートな言動を見せる越直美市長(36)は良くも悪くも注目の的。笑顔で走り続けてきたものの、ここにきてフラストレーションもたまっているようだ。市政の担当記者が見た奮闘の日々をまとめた。【加藤明子】
 
 ■内示予算に抵抗
 就任前夜の1月24日。内示済みの当初予算案の説明を受けた越市長は「この費目は、なぜ外せないのか」と抵抗した。ごみ処理場関連経費などの必要性を矢継ぎ早に質問し、組み替えを強く求めた。結局、ほとんどそのままになったが、幹部たちは市長説得に疲れ切った様子だった。
 「8年前も同じだった」と幹部たち。目片信・元市長(70)は当時、前市政でほぼ固まっていた予算案を見て怒って出て行ったという。越市長は予算案の発表の冒頭、「独自予算は6月補正で盛り込みます」とあくまで前向きに語った。

 
 ■自由な言動
 「越カラーは出せている?」。2月21日の定例会見で自己評価を求められた越市長は「私がやりたいようにやっているので、そういう意味では100%」と胸を張った。
 強気な姿勢は県内の市長が集う市長会でも発揮された。次期会長が谷畑英吾・湖南市長に決まりかけた時、「異議あり」と手を挙げた越市長は「もう少し丸く収めていただける方になってもらいたい」。「大津市は人口が多い。多数決の人口割りを要求します」。想定外の提案に会議は凍り付いた。「撤回しなさい」と憤慨する獅山向洋・彦根市長らには「合理的じゃないですか」と切り返した。

 黒いクラウンだった公用車は「偉そうだ」と水色のプリウスに変身。市長室隣に作られた喫煙室は廃止する考えだ。市民感覚を前面に押し出す「越カラー」は徐々に現れつつあるが、思い通りにいかないこともある。

 「I am so frustrated at Japanese media(私は日本のメディアにフラストレーションを覚える)」「自分の考えていることが伝わらない」。28日朝、自身の公式と銘打ったフェイスブックに報道への不満を書き込んだ。驚いた報道陣に真意を問われた越市長は「そこに書いたそれ以上でもそれ以下でもない」とぶぜんとした表情を見せた。詳しい説明を拒み「全国最年少女性市長で注目されるのはいいことだけど、情報発信の手段は検討したい」と語った。ハーバード大ロースクールなどで知り合った外国の知人に漏らすところに「らしさ」が見えた。

 ■「危うさ」指摘も
 1カ月の奮闘ぶりは市民にどう映っているのか。公約に掲げた「在宅介護支援」に関心を寄せる北井恭子さん(59)は「何かやるには馬力が必要。くじけず、若さで思い切ったことをしてほしい」。越市長を応援しているという鬼頭仁(きとうひとし)さん(63)は「彼女自身の理念や理想像を知りたい。選挙では民主党や知事の陰に隠れていたから」。議会に通い答弁に耳を傾けるが「自分が確立されていないだけに危うさも感じる。人の輪を大切に頑張って。まだこれから」と語った。
 目片元市長は「経験がないから素直で市民に近いのでは」とみる。目片さんも在職時には奔放な発言を投げかけ、市議会で物議を醸すこともあった。政治歴17年の先輩は「コミュニケーションが大事。七転び八起きで市政に尽くしてほしい」とエールを送った。

●【女性最年少市長】「越カラー」は次の補正で、当初予算は「骨格」のみ
        産経 2012.2.14 08:20
 大津市は13日、2月定例議会に提案する平成24年度の当初予算案を発表した。1月25日に就任した女性最年少36歳の越(こし)直(なお)美(み)市長が5月か6月に開かれる次の定例議会で、マニフェスト実現に向け新規事業を盛り込んだ「越カラー」の肉付け補正予算案を提案する方針で、継続事業が中心の「骨格型」とした。一般会計は、新規事業を抑えたため前年度比1・25%減の総額1024億1300万円で、平成21年度以来3年ぶりの減少。

 歳入では、半分近くを占める市税が景気悪化で、1・7%減の474億7300万円を見込んだ。うち、円高や企業業績の悪化に伴い、法人市民税が7・5%減の35億5200万円としたほか、地価の下落などで都市計画税や固定資産税も減少した。

 市は31億円の収支不足を予想。国からの仕送りにあたる地方交付税は113億5千万円と8・4%増えたが、減収分を埋めるため、新たな借金にあたる市債発行額を16・2%増となる88億2100万円にした。また、緊急時に使う貯金である「財政調整基金」(約29億6千万円)のうち、3分の1を超える11億円を取り崩した。
歳出では、最も額が大きい社会保障関係の扶助費を3・8%減の約266億5600万円に抑えた。ただ、扶助費のうち、子ども手当が昨年10月に一律支給から年齢に応じた支給に変わったことなどから減少したものの、生活保護費、障害福祉費などが5億円あまり増加した。人件費も、退職者の数が減り、2・3%減の201億4千万に減少した。

 当初予算案は一般会計のほか、556億6120万円の特別会計(3%増)、672億5884万円の企業会計(3・6%増)で、全会計の合計は2253億3304万円(1・2%増)。いずれも20日開会の2月定例議会に提案する。

     ◇
 越市長は当初予算案を「骨格」としたものの一般会計で、市長選で掲げたマニフェストに沿った若干の新規事業も盛り込んだ。
 平成25年度開始を公約した外部業者による中学校給食の配食サービスの調査費として175万5千円を計上。保護者らを対象にアンケートを実施する。
 また、観光では「来て見てディスカバー大津」事業として300万円。市内の近江神宮が舞台として登場する人気アニメ「ちはやふる」などアニメを利用したPRや、京都市や京都府宇治市と連携して観光客誘致に取り組む。

 一方、マニフェストの待機児童解消として、継続事業だが、民間保育園の施設整備補助費として1億7400万円を計上。2園(合計定員120人)新設の補助金とする。
 このほかの主な新規事業は次の通り。
 放射線測定器や原子力関連書籍購入費(112万4千円)▽皇子が丘公園体育館耐震改修工事(4億円)▽田上公民館の備品整備など公民館施設整備(719万3千円)▽トイレ洋式化など市歴史博物館施設改修(783万7千円)

●就任3週間/越・大津市長に聞く
        朝日 2012年02月20日
【登庁7:30退庁22:00/自由な雰囲気ないかな。議論もっと/独自カラー、6月補正予算で出す】
 全国最年少の女性市長として、大津市の越直美市長(36)が就任して3週間余り。庁内放送の復活や新年度予算案の一部組み替え、市長を補佐する「政策統括監」ポストの新設など、少しずつ「変化」を打ち出し、20日からは初の議会に臨む。市政の課題や議会対策などについてインタビューした。

――就任から3週間を振り返って感想は。
 議会が始まる前に、一通り市役所の課題を勉強できた。もっと長ければよかったが、最低限の期間はあった。
 
――基本的な1日の過ごし方は。
 普段は朝7時半に登庁して、市政の課題について職員から話を聞いたり、会議に出たりしている。外での会合がなければ、夜は10時くらいまで市役所にいる。

 ――忙しい?
 前の仕事の方が忙しかったので何とも思わない。東京の弁護士事務所にいた時は、午前0時までに帰れることはなく、遅いときは朝まで仕事していた。

 ――選挙戦で市政は停滞していると表現したが、実際、市役所に入ってどう感じているのか。
 市長になる前に聞いていたのは市役所は優秀な人が多いが、枠にはまっていて面白い発想が出ないということ。入ってみると確かに、自由な雰囲気がないのかなと感じる。

 ――庁内放送を始めたり公用車を乗り換えたりしたのは、停滞している部分を動かしたい思いからか。
 目に見える形でできることから変わればいいと思っている。大きなプロジェクトを始めるには検討も必要だし、将来的には考えるが、市役所の組織改革も時間がかかる。

 ――市長に意見を伝えようという雰囲気は生まれているのか。
 まだこれから。ランチミーティングなど若手とざっくばらんに話す機会を作りたい。私の方から積極的に作らないといけないと思う。

 ――男性が多く、年上も多い職場。孤立感を感じることもあるか。
 それはないが、もっと議論した方がいい。例えば、選挙期間中は選対の人は私のことを思うがゆえに意見を言ってくれた。職員も大津市のことを思って、意見を出してほしい。

 ――新年度予算案で59事業を見送った。どのような基準で仕分けをしたのか。
 自由にできると言っても、市長裁量の100の事業の中には緊急性が高いものや、自分のマニフェストに入っていたものもある。もう少し検討が必要というものだけを見送った。

 ――仕分けには6時間しかかけられなかったということだが、自身のカラーはどの程度出せたのか。
 カラーを出すのはむしろ6月補正予算だと思っている。今は継続している事業を止めないという観点で、自分としては満点の予算を組めた。

 ――20日からの市議会にどのように臨むのか。議会と対話する時間が短いのでは、という話も聞く。
 議会は議論する場所で、市民の目が行き届かない場で話すようなことはしたくない。県議会では、知事と最大会派の間で議案をめぐる攻防は色々とあるようだが、それ自体が悪いとは思わない。見える所でやり合えば、県民にも何が論点かが分かる。

 ――政策統括監に笠松拓史氏(44)を起用した。
 政策統括監に期待しているのは客観的に大津市を見る役割で、副市長の役割とは違う。副市長は主体的に各部を統括して、大津市はこうあるべきだと、私と一緒の方向に持っていく役割だと思っている。政策統括監には他の自治体と比べておかしくないか、そういう視点を求めている。

●知事&市長の女性ペア、議会対策に少数の「壁」
                イザ 01/27 16:05更新
 ■予算組み替えに独自色出せるか
 史上最年少の女性市長に就任した大津市の越直美(こしなおみ)市長(36)は、大枠が固まった新年度予算案を「マニフェスト実現のため見直す」と明言、「越カラー」に組み替える方針を固めた。だが、選挙戦では市議38人のうち明確に越市長を支援したのは6人で、組み替え予算案が可決されるかどうかは微妙だ。越市長が連携を強調する嘉田由紀子滋賀県知事(61)も少数与党の議会対策に苦慮。女性ペアのトップは同じ「壁」に直面している。

 22日に投開票された大津市長選で、越市長は民主、社民、嘉田知事を支援する地域政党「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)から推薦を受けた。これに対し、落選した目片信(まこと)前市長(70)を自民、公明が推薦。越市長についた市議は民主系の6人しかいなかった。

 市では昨秋から予算編成を始め、市長選前の今月11日に大枠が内示されていたが、越市長は当選後、市幹部にマニフェストを予算に反映させるよう指示している。当初予算は骨格予算としたうえで、詳細を検討。中学校給食の配食サービスや待機児童解消などの施策を盛り込み、6月定例議会で「越カラー予算案」を提案したい考えだ。
 ただ、目片前市長を支援した市議会最大会派で自民系の湖誠会の竹内照夫幹事長は「市長は執行権があり、発言には責任が伴う。すべてを否定するわけではないが、悪い政策には反対する」と断言する。

 越市長は「意見が合う、合わないはある。議案ごと政策ごとにねばり強く話し合っていきたい」と話すが、市議会の野党会派には反発が広がっている。
 報道陣から越市長へのアドバイスを問われた嘉田知事は「政策を訴え続ける王道で進むしかない」と話したが、知事も議会に翻弄されている。昨春の県議選(定数47)後、対立する自民会派が20人から26人に、知事与党の対話の会と民主会派は21人から17人になり勢力図が逆転。自民会派に、昨年10月の議会で再生可能エネルギー調査費を予算案から削除されるなど目玉施策に次々と待ったをかけられている。

 越市長と市議会の関係について、保守系県議の一人は「市長と対立姿勢を強調し過ぎると、市民には市長をいじめているように映ってしまう。やり過ぎると次期衆院選にマイナスの影響が出る可能性がある」と話している。

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10:01 from web
昨日、住民訴訟の判決のあと、「梅林公園」の梅の花を観に寄り道した。今年は、日本中、梅の開化が遅れている。いくらなんでも、満開ごろだろうと寄ってみた。・・ しかし、まだ、・・でも、好天に咲いている花はきれいだった。⇒◆梅林公園⇒bit.ly/xg6PRD

by teramachitomo on Twitter

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