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◆のべ10回の緩和放射線治療が終わった。痛みがほとんどなくなった。
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◆訪問診療、在宅医療に/もし家に帰って、ケアする医師やその他の専門家が決まっていないという空白期間中に何か起きたら大変なことに/ともかく当事者になって進めていく段階に一気に来た
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◆訪問診療、在宅医療に/もし家に帰って、ケアする医師やその他の専門家が決まっていないという空白期間中に何か起きたら大変なことに/ともかく当事者になって進めていく段階に一気に来た
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◆ソフトボールほどに育ったメロンの実/ミニトマトやキュウリ、いんげんは食べ始めている。
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●てらまち/
◆昨日の午後に抗がん剤を点滴。そのあとは「左肩から腕に突然襲ってくる激痛」は全く無い。素人考えでは、がん細胞がビックリして縮小し、神経を圧迫しなくなったから/入院4日目
●てらまち/
◆今日は「抗がん剤カバジタキセル」の投与/なんの不快感も、吐き気も、疲労感もありません/入院3日目。
●てらまち/
◆日本緩和医療学会/がんの患者さんの多くは医療用麻薬の使用を恐れている /麻薬中毒のイメージから敬遠され、痛みを我慢して過す方も少なくない
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◆なぜ/職閣僚2人目自殺、捜査や法案悩み/12日発売週刊新潮が女性関係報道
●ふむふむ・気になる新聞記事など
/
2012-09-14
数日前の10日、現職閣僚が自殺し、政界に衝撃が走った。
何かあったとしても、なぜこの切り替わりの時期に、と不思議に思う人は少なくない。
そんなことで、いろいろとニュースを見てみた。
過去に自殺した国会議員について、時事通信は、
松下氏の死の真相は不明だが、過去に自殺した国会議員は、捜査機関による逮捕が迫っていたり、法案への態度で悩んだりしていた。
としている。しかし、今回は、そんな事態ではなさそう。
さらに、時事通信は、
死亡前日の9日には川内事務所で会議を開き、次期衆院選のポスターなどについて協議していた。
永吉さんは「『国と鹿児島に私は責任がある』と選挙にかなり前向きだった」と振り返り、肩を落とした。
松下金融相は、8日には同県霧島市で講演し、改正郵政民営化法の成立に伴う郵便局と事業会社の合併などについて語った。
という。落ち込んだ雰囲気はなかったらしい。
次に出てきたのが、12日発売の週刊誌で記事を書かれるという話。
産経ビズには、
一方、女性の問題について報じる予定の週刊誌は12日発売号の「週刊新潮」。
記事では、約20年間交際していた女性の存在を指摘する予定で、最近、松下氏と女性の間で別れ話が持ち上がり、こじれていたという。
ということで、その雑誌の目次の告知ページにはブログの後の方でリンクしておく。
12日発売が前提、当然、本人も取材を受けているから、承知。
そんな時系列の「10日」の自殺は、ありうべきことか。
ともかく真相はそのうちに明らかになるのだろう。
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●松下金融相、首つり自殺か…妻・首相らに遺書
(2012年9月10日23時42分 読売新聞)
10日午後4時45分頃、松下忠洋郵政改革・金融相(73)が東京都江東区東雲しののめの自宅マンションで首をつっているのを、外出先から帰宅した妻が発見した。
松下金融相は港区の病院に搬送されたが、死亡が確認された。関係者によると、自宅からは野田首相、官房長官、妻宛ての遺書が見つかったという。警視庁東京湾岸署は、松下金融相が自殺を図ったとみて、詳しい状況を調べている。
松下金融相が金融庁での会議に出かける時間になっても家から出て来なかったため、警視庁の警護官(SP)と秘書官が自宅を訪れたところ、妻が外出先から帰宅。先に入った妻が、室内で首をつっている松下金融相を発見した。松下金融相はふだん一人暮らしだったが、この日は妻が訪れていたという。
●「なぜだ」国民新党や金融庁に衝撃
産経 2012.9.10 21:44
松下忠洋金融・郵政民営化担当相の自殺の報を受け、国民新党や金融庁から驚きの声が上がった。同党の自見庄三郎代表は10日夜、党本部で緊急会見し「突然のことで驚いている。心からご冥福をお祈りしたい」と悼んだ。
自見氏によると、松下氏とは7日夕、国会閉会の打ち上げを党本部で行った。「乾杯の音頭を取っていただき、サンドイッチやビールで乾杯した。大好きな焼酎を飲み元気な様子だったのに…」。前立腺の病気で通院したこともあったが、「完治したと聞いている」と述べた。
金融庁も自殺の報に騒然となった。幹部は「信じられない。なぜだ」と絶句。同庁によると、松下氏は予定されていた午後の会議前に「行けない」と連絡があった。
幹部は「先週の金曜も元気に記者会見されていたのに」と、事実を受け止めきれない様子。松下氏は11日は午前の閣議に出席後、記者会見を行う予定だった。
松下氏の自殺は連立与党の民主党にも波紋を広げた。代表選に名乗りを上げた鹿野道彦氏の会合に出席した議員らは一様に「びっくりした」「なぜこんなことに…」と、驚きの声を上げていた。
●松岡元農水相は「無二の親友」=農林族からTPP推進へ-松下金融相
時事 2012/09/10-21:59
松下忠洋金融・郵政民営化担当相は、建設官僚出身ながら自民党時代から「筋金入りの農林族」を自任してきた。
同じく閣僚在任中に死去した松岡利勝元農林水産相は「無二の親友」と呼ぶ関係だった。
ただ、国民新党に移り民主党政権下で経済産業副大臣に就任してからは、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加を推進する立場に転じ、農業の輸出拡大などを訴える一面も見せた。
松下氏が松岡元農水相を「無二の親友」と呼んだのは、今年2月の都内での講演。
その場では、耕作条件が不利な中山間地域に対する支援制度を「松下と松岡の作品だ」と胸を張り、努力だけでは埋められない競争力の差を政策で補う姿勢を強調した。
しかし、農業の競争力向上が急務であることも理解していた。
経済産業副大臣として、国内農業の強化や農産品の輸出促進策を検討する作業グループを設置し、自らトップに就任。「これからの農業政策は産業政策」を口ぐせに、改革に取り組んだ。経産省でも、強行日程の海外出張もいとわない行動力を評価する声が多い。
訃報を聞いた同省幹部は「金融担当相になられて、張り切っていると思っていた」と惜しんだ。
●関係者ショック…松下金融相 前日に地元・鹿児島帰省
スポニチ [ 2012年9月11日 06:00 ]
地元、鹿児島でも関係者の間に動揺が広がった。国民新党鹿児島県支部の愛甲勝副代表は9日午前、薩摩川内市議の後援会事務所開きであいさつする松下氏を見たばかりだったといい「元気な様子で、何があったのか理由が分からない。ショックどころではない。毎週地元に帰ってきていたので、疲れはあったはずだが…」と言葉を詰まらせた。
●「考えられない」地元鹿児島に衝撃=ポスター協議、選挙前向き―松下金融相死去
ウォールストリートジャーナル 2012年 9月 11日
突然の悲報を受け、松下忠洋金融相の地元・鹿児島県薩摩川内市では10日夜、支援者らの間に衝撃が走った。市内の後援会事務所では「信じられない」「なぜ」といった声が上がり、集まった人たちは戸惑いの表情を浮かべた。
川内事務所所長代理の永吉一男さん(76)は「責任感の強い人。(自殺は)ちょっと考えられない」と当惑した様子で話した。
死亡前日の9日には川内事務所で会議を開き、次期衆院選のポスターなどについて協議していた。永吉さんは「『国と鹿児島に私は責任がある』と選挙にかなり前向きだった」と振り返り、肩を落とした。
松下金融相は、8日には同県霧島市で講演し、改正郵政民営化法の成立に伴う郵便局と事業会社の合併などについて語った。
国民新党鹿児島県支部の吉原範雄幹事長(75)によると、「責任者は私。しっかり仕事できるような組織づくりを頑張る」と張り切っていたという。[時事通信社]
●松下金融相死亡で来月28日に衆院鹿児島3区補選へ
(2012 09/10 23:15)
松下忠洋金融・郵政民営化担当相の死去に伴い、衆院鹿児島3区の補欠選挙は、10月16日告示、同28日に投開票が実施される見込みだ。投開票日までに衆院解散があれば、補選はない。
次期衆院選には、自民元職の宮路和明氏(71)と共産新人の大倉野由美子氏(62)が立候補を表明している
●過去には松岡農水相や柴野元議員らも 主な国会議員の自殺
産経 2012.9.10 23:00
現役閣僚の自殺は平成19年5月、事務所経費問題などで追及を受けていた松岡利勝農林水産相=当時(62)=が首つり自殺を図って以来。
国会議員が自殺した例としては、利益供与事件で逮捕許諾請求が出ていた新井将敬衆院議員=同(50)=が10年2月、都内のホテルで自殺。13年1月には受託収賄罪などで実刑判決を受けた中島洋次郎元衆院議員=同(41)=が自宅で自殺した。いずれも首をつって死亡していた。
未公開株をめぐる事件で詐欺罪に問われた柴野多伊三元衆院議員=同(60)=は23年9月、判決当日に東京都港区の会社事務所で首つり自殺した。
昭和58年1月には中川一郎衆院議員(57)が札幌のホテルで首つり自殺。長男の中川昭一元衆院議員=同(56)=も平成21年10月、急死。G7のもうろう会見で財務相を辞任後の総選挙で落選し、再起を目指していたが睡眠薬を服用するなど体調が優れなかったとされる。
●現職閣僚で2人目=議員自殺、捜査や法案悩み-松下金融相死去
時事 (2012/09/10-22:15)
死亡した松下忠洋金融相は自殺とみられる。
現職閣僚の自殺は2007年の松岡利勝農林水産相以来2人目。
松下氏の死の真相は不明だが、過去に自殺した国会議員は、捜査機関による逮捕が迫っていたり、法案への態度で悩んだりしていた。
松岡農水相は07年5月、東京都港区の議員宿舎で自殺した。
事務所の光熱費をめぐる政治資金収支報告書への不透明な記載を野党が追及。献金元の関係先を東京地検特捜部が捜査中だった。
1998年2月には新井将敬衆院議員が港区のホテルで自殺した。日興証券の利益提供事件で特捜部が逮捕状を請求し、衆院で逮捕許諾請求手続きが進められていた。
永岡洋治衆院議員は05年8月、世田谷区の自宅で死亡。郵政民営化法案への賛否をめぐり悩んだ末とみられる。
他にも、名尾良孝参院議員が91年に議員宿舎から飛び降り自殺。83年には中川一郎元農水相が札幌市のホテルで死亡し、松本幸男衆院議員も自殺している。
一方、元国会議員では、中島洋次郎元衆院議員が01年に目黒区の自宅で自殺。海上自衛隊の飛行艇開発をめぐる受託収賄罪などで実刑判決を受け、最高裁に上告中だった。
09年には偽メールに基づく国会質問が問題化して辞職した永田寿康元衆院議員が北九州市のマンションから飛び降り自殺した。
未公開株をめぐる詐欺罪に問われた柴野多伊三元衆院議員は11年、判決言い渡しの日に東京都港区の会社内で死亡しているのが見つかった。
●松下金融相、首つり自殺 12日発売週刊新潮が女性関係報道
スポニチ[ 2012年9月11日 06:00 ]
松下忠洋金融担当相(73)が10日午後、東京都江東区内の自宅で首をつった状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。
自宅には遺書とみられる書き置きがあった。警視庁は自殺を図ったとみて調べている。同日は、政府が定める「自殺予防週間」の初日だった。現職閣僚自殺のニュースに、政界は衝撃が走った。
金融庁などによると、松下氏は午後に登庁する予定だったが、本人から「行けない」と連絡があった。午後5時から6時の間に入っていた公務が迫っても姿を見せず、秘書や警視庁の警護担当者が呼び鈴を押したり携帯電話を鳴らしても応答がなかった。上京中の妻が鍵を開け、一緒に中に入って発見、午後4時45分ごろに119番した。
普段はマンション27階の自室で一人暮らしをしており、室内から遺書とみられる書き置きが見つかった。野田佳彦首相、妻、閣僚あての計3通あり、「密葬にしてくれ」などと書かれていた。
現職閣僚の死亡は自民党政権下の07年、安倍内閣(当時)の農相だった松岡利勝氏の自殺以来。
長年親交がある新党大地・真民主の鈴木宗男代表は、8月30日に都内の和食店で2人で食事をしたばかりで「悩んでいる様子はなく、食事もバクバク食べて酒も飲んでいた。昔の思い出話や“小泉改革はやはりよくなかった”と言って怒ったりしていた」と説明。今年春に検査入院し、肺のポリープを切除する手術を受けたと聞いていたといい、「簡単な手術で、病気を気にしている様子はなかった」と話した。
一方、関係者によると、週刊新潮が12日発売号で松下氏の女性関係に関する記事を掲載するという。
同誌編集部は記事の内容は答えられないとした上で「亡くなられたと聞いて驚いています。心よりお悔やみ申し上げます」とのコメントを出した。
10日は世界保健機関(WHO)が定める「世界自殺予防デー」で、政府は07年に、16日までの1週間を「自殺予防週間」と定め、国民への啓蒙(けいもう)活動を推進している。初日に現職閣僚が自殺する事態となり、松下氏が所属する国民新党の自見庄三郎代表は「落胆しているし、驚いている」と話し、衝撃を隠しきれない様子だった。
松下氏は鹿児島県薩摩川内市出身。衆院鹿児島3区選出、衆院当選5回。93年、衆院選に自民党から出馬し初当選。農水族の有力議員として活躍し、普段の温厚な人柄とは別に、コメの輸入自由化阻止を訴え国会前に座り込む熱血漢の一面もあった。
05年に郵政民営化法案の採決で造反し、無所属で戦った郵政選挙で落選。政権交代が起きた09年衆院選で国民新党から返り咲いた。
経済産業副大臣などを経て、今年6月の内閣改造で金融相として初入閣。連立与党に加わった国民新党が担い続けてきた郵政担当閣僚の「3代目」として、郵便局ネットワークの維持に尽力している最中だった。
≪金融庁幹部、絶句「なぜ」≫急逝の一報が流れた10日夕、霞が関の金融庁では「信じられない。なぜだ」と幹部が絶句、事実を受け止められない様子だった。大臣室のある17階には複数の幹部が集まり、駆けつけた報道陣で騒然とした雰囲気に。広報担当者は「まだ何も確認できていない」と対応に追われ、夜の予定を切り上げ、庁舎に慌てて戻る職員の姿もみられた。
◆松下 忠洋(まつした・ただひろ)1939年(昭14)2月9日生まれ。62年に京大農学部を卒業し、建設省(現国土交通省)に入省。92年に同省退官。今年2月の復興庁発足に伴い、復興副大臣に起用された。
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週刊新潮 トップページ
2012年9月12日発売分 の 記録↓
73歳「松下忠洋」金融担当大臣 痴情果てなき電話と閨房
●現職大臣の死 今週発売週刊誌で女性問題報道も
産経ビズ 2012.9.10
民主党代表選が10日、告示され、自民党総裁選もせまり政局が混迷を深めるなか、国民新党の松下忠洋金融・郵政民営化担当相(73)の自殺の報が駆け巡った。郵政民営化法案に反対した熱血漢の一面もあった松下氏。今週発売の週刊誌に約20年交際していたとされる女性の記事が掲載される予定だったという。現職大臣の突然の死と関係はあるのか。各方面に動揺が走った。
「しっかりやっていくからな」。松下氏は8、9日に地元の鹿児島県に戻り、懸案の日本郵政の幹部人事について、こう意気込みを語っていたという。
国民新党鹿児島県支部の吉原範雄幹事長(75)によると、妻とともに地元入りし、薩摩川内(せんだい)、霧島両市で郵便局関係者のソフトボール大会などに顔を出した。吉原さんは「自殺するようなそぶりはまったくなかった。どういうことなのか…」と驚いていた。
松下氏は旧建設省出身。自民党時代は農水族議員として温厚な人柄で知られたが、コメの輸入自由化や郵政民営化法案に反対する熱血漢の一面もあった。
一度は引退表明したが、国民新党に入党し21年の衆院選で返り咲く。今年6月、野田第2次改造内閣で金融・郵政民営化担当相となってからは、野村証券などの証券会社が絡むインサイダー取引問題やAIJ投資顧問の年金資産消失事件を受けた再発防止策などの策定に尽力。6月、消費税増税法案で造反が相次いだ際には「政権与党として責任を果たさなければいけない」と話していた。
一方、女性の問題について報じる予定の週刊誌は12日発売号の「週刊新潮」。
記事では、約20年間交際していた女性の存在を指摘する予定で、最近、松下氏と女性の間で別れ話が持ち上がり、こじれていたという。
同誌編集部は「亡くなられたと聞いて驚いています。お悔やみ申し上げます」とコメントした。
松下氏の自宅がある東京都江東区東雲(しののめ)の54階建てマンション前には、警察車両が相次いで駆けつけた。28階に住む男性(55)は「あいさつすると丁寧に返してくれる腰の低い方だった」と話した。マンションのロビーには、松下氏が大臣就任記念に贈られたとみられるコチョウランが飾られていたという。
松下忠洋金融・郵政民営化担当相(73)=衆院鹿児島3区、国民新党=が10日午後、東京都江東区東雲(しののめ)1丁目の自宅で首をつった状態で見つかり、病院に搬送されたが死亡が確認された。室内から計3通の遺書が見つかり、警視庁は自殺を図ったとみて調べている。現職閣僚の悲報は政界や関係者らに衝撃を与えた。
●松下金融相、自宅で首つり自殺…女性問題原因か
サンスポ 2012.9.11 (2/3ページ)
政界が民主党代表選&自民党総裁選で「選挙」一色となる中、松下氏が突然世を去った。
警視庁東京湾岸署によると、松下氏は午後5時から6時の間の公務が迫っても姿を見せず、秘書や警視庁の警護担当者が呼び鈴を押したり携帯電話を鳴らしたりしても応答がなかった。上京中の妻が鍵を開け、一緒に中に入って発見、午後4時45分ごろ119番した。金融庁によると、午後の登庁予定もキャンセルの連絡があった。
松下氏は普段はマンション27階の自室で一人暮らし。室内から「密葬にしてくれ」との野田佳彦首相(55)や閣僚、妻宛ての計3通の遺書が見つかり、警視庁は自殺とみて調べている。
自殺だったとすれば、現職大臣の自殺は第二次大戦後の現憲法下では、自民党政権下の2007年に安倍内閣(当時)の農相だった松岡利勝氏以来、2人目となる。
野田首相は官邸で「大変驚いている。苦しい時にいつも励ましてくれた。言葉が見つからない」と沈痛な表情で語り、同日夜、搬送先の病院を訪問。国民新党の自見庄三郎代表(66)は記者会見で「体調を崩しているという話は聞いていない。前立腺の治療をしていたが、完治していた」と話し、東京・霞が関の金融庁では「信じられない。なぜだ」と幹部が絶句した。
一方、松下氏に関する記事を12日発売号に掲載するとしている週刊新潮編集部は10日、「亡くなられたと聞いて驚いています。心よりお悔やみ申し上げます」とのコメントを出した。同誌の記事では、約20年間交際していた女性の存在を指摘する予定で、最近、松下氏と女性との間で別れ話が持ち上がり、こじれていたという。
松下氏は、旧建設省職員を経て1993年に自民党から衆院に初当選し政界入り。農水族の有力議員として活躍した。普段の温厚な人柄とは別に、コメの輸入自由化阻止を訴え、国会前に座り込んだ熱血漢の一面も。
連立与党に加わった国民新党が担い続けてきた郵政担当閣僚の「3代目」としては、郵便局ネットワークの維持に尽力している最中だった。
松下忠洋(まつした・ただひろ)
1939年2月9日、鹿児島県川内市(現薩摩川内市)生まれ。1962年、京都大学農学部卒業後に建設省(現国交省)入省。93年の衆院選に自民党公認で出馬し初当選。2005年9月、郵政民営化に反対し自民党を離党、無所属で出馬し落選。09年8月の衆院選に国民新党公認で当選。今年6月、第2次野田内閣において金融・郵政民営化担当相に就任。国民新党副代表。衆院鹿児島3区選出。当選5回
■現職中に自殺した主な国会議員
★中川一郎氏(1983年1月) 元農相の自民党衆院議員。札幌市内の宿泊先のホテル浴室で首つり自殺。享年57
★新井将敬氏(98年2月) 自民党衆院議員。日興証券への利益要求事件で証券取引法違反容疑の逮捕許諾請求をされ、衆院で議決が行われる直前、東京都港区のホテル客室で首つり自殺。享年50
★永岡洋司氏(2005年8月) 自民党衆院議員。東京都世田谷区の自宅で首つり自殺。郵政民営化法案で、賛否の板挟みになったとみられている。享年54
★松岡利勝氏(07年5月) 自民党衆院議員で現職の農相。東京都港区の議員宿舎で首つり自殺。事務所経費の不明朗支出問題などの追及を受けていた。享年62
●松下金融相の女性問題、週刊誌が報道予定!自殺との関係は?
zakzak 012.09.10
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民主党代表選が10日、告示され、自民党総裁選もせまり政局が混迷を深めるなか、国民新党の松下忠洋金融・郵政民営化担当相(73)の自殺の報が駆け巡った。郵政民営化法案に反対した熱血漢の一面もあった松下氏。今週発売の週刊誌に約20年交際していたとされる女性の記事が掲載される予定だったという。現職大臣の突然の死と関係はあるのか。各方面に動揺が走った。
「しっかりやっていくからな」。松下氏は8、9日に地元の鹿児島県に戻り、懸案の日本郵政の幹部人事について、こう意気込みを語っていたという。
国民新党鹿児島県支部の吉原範雄幹事長(75)によると、妻とともに地元入りし、薩摩川内(せんだい)、霧島両市で郵便局関係者のソフトボール大会などに顔を出した。吉原さんは「自殺するようなそぶりはまったくなかった。どういうことなのか…」と驚いていた。
松下氏は旧建設省出身。自民党時代は農水族議員として温厚な人柄で知られたが、コメの輸入自由化や郵政民営化法案に反対する熱血漢の一面もあった。
一度は引退表明したが、国民新党に入党し21年の衆院選で返り咲く。今年6月、野田第2次改造内閣で金融・郵政民営化担当相となってからは、野村証券などの証券会社が絡むインサイダー取引問題やAIJ投資顧問の年金資産消失事件を受けた再発防止策などの策定に尽力。6月、消費税増税法案で造反が相次いだ際には「政権与党として責任を果たさなければいけない」と話していた。
一方、女性の問題について報じる予定の週刊誌は12日発売号の「週刊新潮」。記事では、約20年間交際していた女性の存在を指摘する予定で、最近、松下氏と女性の間で別れ話が持ち上がり、こじれていたという。同誌編集部は「亡くなられたと聞いて驚いています。お悔やみ申し上げます」とコメントした。
松下氏の自宅がある東京都江東区東雲(しののめ)の54階建てマンション前には、警察車両が相次いで駆けつけた。28階に住む男性(55)は「あいさつすると丁寧に返してくれる腰の低い方だった」と話した。マンションのロビーには、松下氏が大臣就任記念に贈られたとみられるコチョウランが飾られていたという。
●文春、新潮が「GACKT自宅にマルサ強制捜査」を報じる【文春vs新潮 vol.56】
サーチナ 【コラム】 2012/09/07(金) 12:07
今週号の週刊文春と週刊新潮は、不思議なくらいネタがかぶっている。
記者クラブ制度に依存する新聞は、ネタ元が同じであるため、各紙には似たようなニュースが並ぶことが多い。結果として、「どれを読んでも金太郎」のような状態となり、読者の新聞離れを加速させている。
他方、「新聞と同じ事をしていては売れない」という危機感を持つ週刊誌は、なるべく他誌とネタがかぶらないように配慮するのが通例となっている。
とりわけ、発売日が同じ文春と新潮は、編集方針なのかどうかは不明だが、ネタがかぶることは少なかった。
だが、今週号の両誌は違う。
見方を変えれば、かぶってでも掲載する価値のあるネタが多かった、と言えるのかもしれない。では、どんなネタがかぶっているのか見ていこう。
[かぶりネタその1]GACKTの自宅でマルサが強制捜査
文春の見出しは「GACKTの愛人・隠し子・黒いカネ」、新潮は「格付けでは一流芸能人『GACKT』を襲った修羅」である。
ヴィジュアル系バンド「マリスミゼル」のボーカルを経て独立したマルチタレントのGACKT。8月28日の朝、彼の自宅兼事務所に国税局が査察に入った。
内容は、文春が愛人と隠し子に関する情報を中心に報じ、新潮が彼の竹島に関する発言とそれに対する右翼の抗議について報じている。マルサが強制捜査に入ったという事実は、あくまでも世間の目を引くための「きっかけ」である。両誌が書いているのは、主に彼の女とカネ、そして思想に関するスキャンダルだ。
ファンにとっては(ネガティブな意味での)注目の記事なのかもしれないが、筆者が興味を抱いたのは「整形を繰り返したせいか、今の顔はもともとの顔とぜんぜん違う」という文春の一文くらいであった。このネタ、両誌がかぶってでも掲載する価値のあるものだとは思えない。
[かぶりネタその2]自民党総裁選
「踊る自民党大総裁選 安倍晋三に小泉進次郎が引導を渡す」が文春の見出し、「新聞が書かない『金とポストと悪口』怪情報」が新潮の見出しである。民主党がじり貧となった今、選挙後には次の自民党総裁が首相の座につく可能性が「極めて高くなっている」(文春)のだと言う。
お腹が痛くて首相を辞めた安倍氏や石破茂氏、石原伸晃氏、そして小泉氏らの名前が挙がっているものの、記事を読めばよむほど、その人材不足ぶりには夢と希望が失われていく。この人がいいのではと思う政治家は、石破氏のみ。思想的には気に入らないが、政治家としては信用できそうな人物だと筆者は思っている。
いずれにせよ、次期首相を出す可能性があるとはいえ、自民党総裁選に対する世間の注目度はかなり低いと言わざるをえない。このネタに、かぶってでも報じる価値はあるのだろうか。
[かぶりネタその3]高飛び込みにトライして全治3カ月のケガをしたスギちゃん
お笑いタレントのスギちゃんが、「Qさま!!特番」の収録で高さ10メートルの飛び込み台からプールに飛び込み、「全治三ヶ月。うち入院4~6週間」(新潮)のケガを負った。文春は、番組打ち切りを恐れるテレ朝の現状を報じ、新潮は、休業補償がどうなるのかを報じている。
「一発屋」と呼ばれる芸人がケガをしたというネタが、両誌がかぶってでも掲載する価値のあるものだとはまったく思えない。
[かぶりネタその4]日本IBMの元社長がスカート内を盗撮
1999年から9年ほど日本IBMの社長を務め、最近まで最高顧問であった大歳卓麻氏が、JR四ッ谷駅のエスカレーターで女性のスカート内を盗撮し、警察に取り押さえられた。犯行の理由は「盗撮に興味があった」。
順風満帆な人生を送っていた大企業の元社長さんも、警察官も、裁判官も、教師も、盗撮をしている。もはや盗撮する人物の社会的な地位など、どうでもいい時代に突入した。つまり、社会的な地位が「のぞき」という性癖の抑止力にはならないことが実証されてきたと言うことだ。
金持ちの人生が軽犯罪でつまづく姿は、読者の「ざまあみろ」感を充足させるのかもしれない。だが、両誌がかぶってでも載せるようなものではない。このネタは、新聞ならベタ記事であろう。
寸評
文春と新潮のかぶりネタを紹介してきた。一応、「かぶってでも掲載する価値のあるネタが多かった」ことを予想したが、読後の感想は「どの記事も、かぶってまでも載せる必要のないもの」であった。
新聞や雑誌のネタがかぶってしまうと、比べ読みする意味がなくなる。特に雑誌は、記者クラブに依存しているわけではないのだから、他誌とはかぶらないような独自取材の独自ネタでがんがん攻めていってほしい。
[今週の軍配]引き分け。
【これまでの取り組み結果】
文春:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
新潮:☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(谷川茂)(情報提供:夕刊ガジェット通信)
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