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てらまち・ねっと



 衆議院選挙が公示された。
 一票の格差につき、最高裁は前回09年衆議院選の「2.30倍は憲法違反状態」としたけれど、今回、2.4倍を超える。
 ・・・さらに違憲状態が広がったわけで、当選後の司法判断が注目される。

 いずれにしても、この点でも、「格差是正」に不熱心な国会や政府だった。

 ところで、各党の様子は報道されるけど、あまり色のない記事が多い中、
 特徴のある記事を集めてみた。

 なお、昨日の中日新聞の夕刊
   「日本維新は・・石原・・橋下・・・を前面にタカ派的な主張で保守層の票獲得をねらう」
 今朝の中日新聞一面
   「自民党は9条を変える、と宣言している。そして、原発は推進していく立場」

 これらは、明確な主張を打ち出した紙面だ。
 気持ち良く読んだ。

 ところで、今日は本会議での議案質疑。
 これから、再質問や再々質問の想定をメモしておく。

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      党派別立候補者数 - 東京新聞 から


●1票の格差2・4倍超、3日現在
        2012年12月4日(火)19時43分 共同通信
 総務省は4日、衆院選公示に合わせて3日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)を発表した。
全国300小選挙区の「1票の格差」は最大2・428倍に拡大し、2倍を超えたのは72選挙区だった。
有権者数は1億436万193人で、前回2009年衆院選より1万6016人増加した。
09年衆院選をめぐり、最高裁は最大2・305倍の格差を「違憲状態」としている。

●嘉田知事の「日本未来の党」が総選挙の鍵を握った 選挙構図も政権の枠組みも激変する!?
         (ダイヤモンドオンライン 2012年11月29日掲載) 2012年11月29日
 嘉田由紀子滋賀県知事は27日「日本未来の党」の結成を宣言した。
 これによって選挙構図は一変し、今回の総選挙に大きな明るい展望が開けてきた。おそらくこの動きは総選挙の台風の目になるに違いない。
本欄で私が出現を待望してきた“ミスターX”は嘉田知事になのかもしれない。

 これで第三極は2つの勢力が揃い、その進撃の相乗効果によって総選挙で自民、民主両党を追いつめていくことになる。
ひょっとすると自民と民主の対戦は、二軍戦のようになってしまう可能性もある。


 そもそも第三極への待望論が強まったのは、民主党政権が、税金の無駄遣いを放置して消費税増税に走ったことに根因がある。
これに対する怒りは衆議院議員40人削減や公務員宿舎の半減などの小手先の偽造手法で収まる規模のものではない。

 この第三極の流れをさらに大震災後の原発政策への強い不信感が、必死に後押しすることになった。

 だからこれら2点をあいまいにすれば、第三極の政党はたちまち失速する運命にある。

 嘉田知事は、今のところ知事を辞めて国政の場に出ることを否定している。
しかし、ここで衆院選に出馬しても多くの人が理解し、歓迎するだろう。むしろ「卒原発」を貫くならそのほうがよぼど筋が通っている。嘉田氏の英断を期待するところだ。

 小沢一郎氏にとってもこれで“最後の御奉公”の道が開けたことになる。彼もこの際は大きな成果を得るために一歩も二歩も引くだろう。
 嘉田氏を中心とした第三極Bはリベラル勢力の結集と言われるだろう。心配されるのは日本の〝国家主権“について強い認識を持っているかどうかである。この点では保守を自認する「みどりの風」の支えが必要になる。尖閣問題のような他国による日本の主権侵害の事態には、毅然として対応する決意を示してほしい。

 人権運動も環境運動もそうだが、そもそも市民運動はインターナショナルな政治運動だ。国境というものをあまり認識しない。しかし現実の世界は主権国家がしのぎを削っている。日本未来の党の指導者に対しては、この点に不安を持つ人も少なくない。「みどりの風」はそれを補う重要な役割が期待される。

●核保有、企業・団体献金容認…なんでもあり 暴走老人に引きずられる橋下維新の行く末
                   (週刊朝日 2012年12月07日号配信掲載) 2012年11月28日(水)
 日本維新の会が暴走老人に引きずられ、“変節”している。
橋下徹代表代行はかつて「政策が完全一致した集団」と誇っていたが、石原慎太郎前東京都知事を新代表に迎えた途端、「核保有」から「企業・団体献金容認」までぶち上げる。制御不能の第三極はどこへいくのか。


 維新関係者の間で「御大(おんたい)」と呼ばれる石原氏は、田中真紀子文科相が名付けた「暴走老人」というニックネームを存外気に入っているようだ。

「真紀子もうまいこと言うね。僕はまさに暴走老人なんだけど、なぜ暴走しなければならなかったのか? 一緒に考えてほしい」

 石原氏は11月17日、大阪で維新の面々にこうあいさつした。その暴走ぶりは、橋下氏も想定外だったようで、四苦八苦している。

 20日に日本外国特派員協会で講演した石原氏は、尖閣諸島をめぐって対立する中国への対応に関し、「個人の考え」と前置きしつつも、こうぶち上げた。

「日本はね、核兵器(保有)に関するシミュレーションぐらいやったらいいよ。これが外交上、一つの抑止力になる」

 橋下氏は以前から「核保有を目指すと公言することは、日本維新の会ではあってはならない」とクギを刺してきたが、核保有のシミュレーション実施が持論の御大に、あっさり突破されてしまった。

 維新内部にも、この暴走発言を不安視する声はある。

「橋下さんと松井一郎幹事長は右傾化で支持率アップを狙っているようだが、議員の多くは本当にやばいと感じている。選挙後どうなるか、心配だ」(国会議員)

 それだけではない。

「橋下独裁」だったころの維新は、党綱領の維新八策を“踏み絵”とし、合流希望の国会議員らに100%の賛同を求めてきた。
ところが、石原氏がトップに就くやいなや、「企業・団体献金禁止」や「脱原発」といった看板政策が次々と消えるジレンマに陥った。


 企業・団体献金禁止が腰砕けになった理由を聞かれた平沼赳夫・日本維新の会国会議員団代表(旧太陽の党共同代表)は、

「石原代表は『企業・団体献金を禁止するなら、まず、労働組合の献金を禁止すべきだ』という筋論を言っており、(大阪も)採り入れざるを得なかったと思う」

 と淡々と述べた。維新の別の国会議員も言う。

「もともと企業・団体献金禁止には維新内部でも反対意見が多かった。地方はともかく国会議員になれば、選挙でカネがかかりますからね。それでも橋下さんたちが押し切って決めましたが、石原さんたちに諭され、折れざるを得なかったんでしょう」

 維新は脱原発を巡っても二転三転している。公約素案に「既存原発の2030年代までの全廃」を掲げていたが、推進派の旧太陽との政策合意で「脱原発」の文字は消えてしまった。しかし、党内外から「政策抜きの野合」と批判を浴びると一転、「脱原発依存」の文字だけは入れることになった。別の所属議員が苦笑しながら語る。

「太陽との合流で、本来なら自民党から花束をもらって引退するようなおじいちゃんたちが維新の候補者になってしまったが、仕方がない。橋下さんの一枚看板では限界があった。田舎に行けば、橋下さんの信頼度は、タレント出身の東国原英夫前宮崎県知事と同レベル。やはり、石原御大のネームバリューは大きいんですよ」


 かくも強烈な暴走老人が引っかき回しているのは、維新内部だけではない。

 ・・・・・・(略)・・・
「これまで維新=橋下のイメージだったが、候補者が決まると、その選挙区ではその人が維新を代表することになる。新人候補が大半で、選挙管理委員会へ政治団体の届け出をする方法も知らなければ、秘書を雇うノウハウもない。僕たちが出張し、付きっきりで教えるにも限界がある。下手をすれば、近畿以外の新人候補は小選挙区で全滅する恐れがある」(選対関係者)

 岡田克也副総理はこうした維新のドタバタぶりを、

「政策はちゃんぽん、候補者はじゃんけん。ちょっとひどいのではないか」と評した。

 橋下氏は3連休中、大阪・梅田などで街頭演説を行ったが、「昨年の大阪市長と府知事のW選挙のときの熱気がないので心配です」(維新の地方議員)という。
・・・・・・(略)・・・

●選挙前の12月14日まで株高・円安は続くが ドル円84円15銭超えで日本株はさらに上昇する!
            (ザイ・オンライン 2012年11月26日掲載) 2012年11月26日(月)
  日経平均の日足チャート(1年)。緑が5日、赤が25日、青が75日の移動平均線(出所:株マップ) [拡大]

■12月14日までは「日本株買い、円売り」が続く
 11月26日前場の日経平均は一時9487.94円まで上昇し9500円まであと一歩に迫る場面がありました。

 自民党の政権公約では「デフレ・円高からの脱却を最優先に、名目3%の経済成長を達成する」「政府・日銀の連携強化の仕組みを作り、大胆な金融緩和を実施」など経済面での政策が強調され、「日銀法の改正も視野に入れる」と明記しています。これが実際に、どこまで実現されるかは定かではありません。

 しかし、株式市場では、この自民公約を買い材料にした、安倍トレード(日本株買い・円売り)が活発化しています。

 とりわけ、現在の日本株上昇の最大の理由は「円安」です。
この円安の主因は、今回の総選挙で下馬評通りなら比較第1党になる安倍総裁率いる自民党が、デフレ・円高からの脱却を経済政策の最優先に掲げていることに他なりません。つまり、今後の選挙絡みのニュースフローで、自民党政権樹立の雲行きが怪しくならない限り、この安倍トレードは継続するとみてよいでしょう。


 今回の安倍トレードは、12月16日の総選挙の投開票でいったん材料出尽くしとなる見通しで、相場のイベント面では14日のメジャーSQで、売り方買い方の決着がつくことになります。

■ドル円相場は84円15銭が重要ラインとなる
 現在、圧倒的に買い方有利ですが、今度円相場が、今年3月15日の1ドル=84円15銭を上抜け、円安に振れるようなら、日経平均の上げ幅は想定を超えていくことが予想されます。
逆に、これを抜けないようなら、日経平均の上昇も一服する見通しです。いずれにせよ、日経平均は円相場次第の状況が続くことでしょう。


 ところで、テクニカル的に日経平均の26週移動平均線(22日現在、8858.43円)は2週連続で上昇しました。

 同線は11月16日の週に18週ぶりに上昇しました。つまり、11月16日の週に、中期的な相場の方向性が久しぶりに上向きに転じたという示唆があったのです。
一方、13週移動平均線(同、8952.62円)は3週ぶりに上昇しました。
今週は8月31日の週の終値8839.91円を上回ると、13週移動平均線は上昇を継続できますが、ハードルが低いので、その可能性は高いでしょう。

●「乱立」「刺客」で激戦…第3極が競合する区も
       (2012年12月4日15時07分 読売新聞)
 衆院選が4日公示され、「師走選挙」が始まった。
12党が候補者を擁立する混戦で、注目の選挙区を探った。(候補者数、選挙区数はいずれも4日午後1時20分現在)

 ◆首相にも◆ 全国を遊説に走り回る野田首相(民主党代表)。その選挙区である千葉4区に“刺客”が送り込まれた。

 日本未来の党の前議員・三宅雪子氏だ。
前回は民主党公認で群馬4区から立候補し、比例選で復活当選。今年7月、消費税率引き上げに反対し、元民主党代表の小沢一郎氏とともに党を出た。
その後、「国民の生活が第一」を経て未来の党に合流した。

 選挙区移動が決まったのは衆院解散当日の先月16日。「暮らしを脅かす責任者」などと首相批判を展開している。

 迎え撃つ格好の首相は当選5回。選挙基盤は盤石とは言えず、05年衆院選は約900票差で何とか勝利した。1996年衆院選では100票あまりの差で落選している。

 東京への通勤者が多い選挙区だけに、首相は駅頭での演説などで有権者に支持を訴えてきた。
しかし、「今回は地元に入れず本人不在の選挙になりそう」(陣営幹部)。仮に現職首相が敗れれば戦前、戦後を通じ初の事態だ。
三宅氏が首相批判を強めれば、ほかの候補が“漁夫の利”を得るとの見方もある。

 民主党が、党を離れた有力前議員に刺客を送り込んだ選挙区も目立つ。そのひとつが東京15区だ。
前回は民主党公認の東祥三氏が当選。後に党を離れた東氏に対し、前回は石川2区で自民党の森元首相と戦った前議員の田中美絵子氏が挑む。

 民主党では東、田中両氏とも小沢氏に近かったが、田中氏はたもとを分かち、党に残った。

 ◆10区以上で◆
 民主、自民両党に次ぐ第3極を目指す政党の伸長も焦点だ。

 山口1区では、未来の党が飯田哲也代表代行を擁立した。自民党の高村正彦副総裁らとぶつかる。
飯田氏は維新の会の橋下徹大阪市長のブレーンだったが、原子力発電に反対する姿勢を強く打ち出した未来の党の結党に参加。
中国電力上関原発の建設問題を抱える山口で支持を訴える。

 一方、大阪14区では、前議員の谷畑孝氏が自民党を離れて、日本維新の会に入った。前回民主党で当選した長尾敬氏は、今回は自民党推薦の無所属候補として立候補する。

 未来の党、維新の会、みんなの党の3党が競合する選挙区は全国で10以上ある。

 ◆再選挙?◆
 “多党化”により、今回衆院選の立候補者数は前回を上回る見通しだ。有力な候補がひしめき、当選者が決まるかどうか懸念されている選挙区もある。

 京都4区では、民主、自民、未来の党、維新の会、共産、みんなの党の6党が候補を擁立する。諸派や無所属も含め、8人が立候補を届け出た。うち3人は国会議員経験者だ。

 東京1区でも、多数の候補が立つ。首都の“顔”と位置づけられる選挙区であることが影響しているとみられる。

 こうした選挙区では、1位の候補者が、当選できる法定得票数(有効投票総数の6分の1)を下回り、再選挙となる可能性もささやかれている。法定得票数割れによる再選挙となれば、54年の衆院選奄美群島区の例以来となる。

 ◆民主どぶ板◆
 民主党の有力前議員の選挙区では、政権に対する有権者の評価が注目される。東京7区に立候補した長妻昭元厚生労働相は、野党時代に年金記録漏れ問題を追及して「ミスター年金」と呼ばれた。政権交代の立役者の一人としてスポットライトを浴びたが、今回は「自分の選挙活動に力を入れる」(周辺)。

 東京18区では、菅前首相が、前回破った自民党元議員や民主党を離れた無所属前議員ら5人と激突する。菅氏は選挙区の祭りに顔を出すなど「どぶ板」に徹している。

●9参院議員、衆院選立候補で失職…4氏繰り上げ
           2012年12月4日(火)11時41分  読売新聞
 民主、日本未来の党、日本維新の会の参院議員9人が4日、衆院選に立候補を届け出て、公職選挙法の規定により失職した。

 9人のうち、比例選出議員は、民主党の今野東、日本維新の会の小熊慎司、上野宏史、桜内文城の4氏。今野氏の失職に伴い、2007年参院比例選の民主党比例選名簿により、樽井良和氏が繰り上げ当選する。維新の会の3氏は10年参院選のみんなの党の比例選で当選しており、同党比例選名簿に従って、真山勇一、藤巻幸夫、山田太郎の各氏がそれぞれ繰り上がる。

 選挙区選出の議員は、未来の党の中村哲治(奈良)、外山斎(宮崎)、友近聡朗(愛媛)、姫井由美子(岡山)の各氏と維新の会の藤井孝男氏(岐阜)の計5人。
いずれも来年7月に任期満了を迎え、補欠選挙は行われない。



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