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てらまち・ねっと



 毎年、11月のこの時期に「会計検査院」が調査の報告をする。
 今回、一番面白かったのは、日銀に対して「財務の健全性の確保に努めよ」といったこと。
 日銀つまり「日本銀行」は日本中のお金の元締め的なところとでもいう、そこに対して「会計検査院」が「ズサンなことをするな!」といったようなもの。痛快というよりは、深刻な事態。日銀の黒田総裁はNHK会長と同様に「安倍氏の特別の指名」で抜擢された人物。 
 アベノミクスの旗振りをしている日銀に厳しい指摘。

 今日は、その検査院の「平成27年度決算検査報告の概要」にリンクし、「日本銀行」のウェブにもリンク、他に次を記録しておく。

 ★NHK 11月7日 ★≪会計検査院「日銀は財務の健全性確保を」/ことし4月から6月までの3か月間に日銀が買い入れた長期国債の利回りはマイナスに転じたとしています。/会計検査院は、日銀が国に納める納付金が減少する影響を抑えるため、日銀に対し、将来に備えた引当金を適切に積み立てるよう求め、赤字の埋め合わせに使われる準備金への積み立て額を必要に応じて増やすなど、財務の健全性の確保に努めるよう指摘しました。≫

 ●時事 2016/11/07★≪税の無駄1兆2189億円=過去2番目の多額-15年度決算報告・会計検査院
 ●毎日 2016年11月7日★≪会計検査院/15年度決算で1.2兆円不適切 過去2番目

 ★日経 2016/11/6★≪日銀保有ETF10兆円超 10月末、「官製相場」に懸念も/ 日銀が金融緩和の一環で2010年12月に買い入れを始めた株価連動型上場投資信託(ETF)の保有残高が10兆円の大台を超えた。今年7月の金融政策決定会合では年間買い入れ額の倍増を決めた。日銀のETF買いは株式相場を下支えしているが、「官製相場」の様相が強まることを懸念する声もある。/ 株式市場での日銀の存在感はかつてないほど高まっている。一方で「出口政策の難易度は一段と増している」≫

 なお、今朝は気温10度。快適にノルディックウォークしてきた。今日は、畑にパイプハウスをもう一棟増設する作業。

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★ 会計検査院 2016年11月7日
会計検査院は、日本国憲法第90条の規定により、国の収入支出の決算を検査し、会計検査院法第29条の規定に基づいて、平成27年度決算検査報告を作成し、平成28年11月7日、これを内閣に送付しました。

また、河戸会計検査院長は安倍内閣総理大臣に手交する際に、その概要を説明しました。

この検査報告には、27年度の歳入歳出決算、政府関係機関の収入支出決算などについて、会計検査院が28年次中に実施した会計検査の成果が収録されています。

 ★平成27年度決算検査報告の概要
昨年の平成26年度決算検査報告の概要等については、平成26年度決算検査報告からご覧いただけます。あわせてご利用ください。

 ★(8)特定検査対象に関する検査状況/本院の検査業務のうち、検査報告に掲記する必要があると認めた特定の検査対象に関する検査の状況

 ★特定検査対象に関する検査状況
 ★ 量的・質的金融緩和等の日本銀行の財務への影響について(PDF形式:108KB)
 4.本院の所見
 ・・・財務の健全性の確保に努めることが重要である。


 ★ ホーム :日本銀行 Bank of Japan


●会計検査院「日銀は財務の健全性確保を」
       NHK 11月7日 17時20分
会計検査院は、日銀が保有する国債の利回りがマイナス金利政策の影響で一段と低下するおそれがあるとして、日銀に対し、将来に備えた引当金を適切に積み立てるなど財務の健全性の確保に努めるよう指摘しました。

会計検査院が7日に公表した昨年度(平成27年度)の報告書では、大規模な金融緩和策を進める日銀の財務状況を検査の対象にしています。

それによりますと、日銀が大量に保有している長期国債の利回りは、昨年度は0.495%を確保しました。しかし、ことし2月に導入したマイナス金利政策の影響で、会計検査院の試算、試みの計算によりますと、ことし4月から6月までの3か月間に日銀が買い入れた長期国債の利回りはマイナスに転じたとしています。

これによって、日銀が保有する国債全体の利回りが一段と低下するおそれがあるとしています。
会計検査院は、日銀が国に納める納付金が減少する影響を抑えるため、日銀に対し、将来に備えた引当金を適切に積み立てるよう求め、赤字の埋め合わせに使われる準備金への積み立て額を必要に応じて増やすなど、財務の健全性の確保に努めるよう指摘しました。


●税の無駄1兆2189億円=過去2番目の多額-15年度決算報告・会計検査院
    時事 2016/11/07
 会計検査院は7日、2015年度の決算検査報告書を安倍晋三首相に提出した。税金の無駄遣いなどの指摘金額は過去2番目に多い1兆2189億4132万円で、6年ぶりに1兆円を超えた。指摘件数は前年度より115件少ない455件。このうち法令違反などの「不当事項」は345件、計178億3541万円に上った。

 指摘金額は、金融庁の1件で1兆964億円と全体の9割近くを占め、総額の押し上げ要因になった。預金保険機構に設けられた金融機能早期健全化勘定のうち、今後使われる可能性のある最大限の額を差し引いた分を余裕資金として試算。国庫納付など有効活用を求めた。

 省庁別で2番目に多かったのは厚生労働省の337億円。同省は件数(随時報告分など除く)が185件と最多だった。都道府県社会福祉協議会が低所得者らに低金利で生活資金などを貸す「生活福祉資金貸付事業」で一部社協の保有資産が過大としたが、原資を補助する国や都道府県に過大分を返還する規定がなく、改善を求めるなどした。

 他は額が多い順に、国土交通省266億円、農林水産省213億円など。

●会計検査院/15年度決算で1.2兆円不適切 過去2番目
      毎日 2016年11月7日 14時40分
会計検査院は7日、2015年度決算の検査報告を安倍晋三首相に提出した。税金の無駄遣いや不適切な経理、資金の積み残しなどの指摘が計455件、1兆2189億円に上った。指摘金額が1兆円を上回ったのは09年度決算報告以来で、過去2番目に大きい。

 指摘のうち、法令違反に当たる「不当事項」は345件(178億円)、改善を求める「処置要求」と「意見表示」は43件(1兆1606億円)。省庁別の指摘件数が最も多かったのは、昨年度に続き厚生労働省の185件で、国土交通省61件、農林水産省40件と続いた。【松浦吉剛、高木香奈】

●日銀保有ETF10兆円超 10月末、「官製相場」に懸念も
    日経 2016/11/6
 日銀が金融緩和の一環で2010年12月に買い入れを始めた株価連動型上場投資信託(ETF)の保有残高が10兆円の大台を超えた。今年7月の金融政策決定会合では年間買い入れ額の倍増を決めた。日銀のETF買いは株式相場を下支えしているが、「官製相場」の様相が強まることを懸念する声もある。
 日銀の営業毎旬報告によると、10月末時点の保有残高は10兆2067億円だった。前月末比で4374億円(4.5%)増えた。1年間で3兆8339億円(60.2%)増えた。日銀は7月の会合で年間3兆3000億円だったETFの買い入れペースをほぼ倍の6兆円に増やした。

 9月の会合では日経平均連動型に対し、東証株価指数(TOPIX)連動型の購入比率を増やすことを決めた。日銀の黒田東彦総裁は今月1日の会見で購入方針の変更で「市場がゆがむような問題が起こる可能性はなくなった」と述べた。

 7月の買い入れ倍増決定以降、株価は明確に下支えされている。外国為替市場で一時的に円相場が1ドル=100円を突破する場面があったが、日経平均株価が1万6000円を下回ることはなかった。

 株式市場での日銀の存在感はかつてないほど高まっている。一方で「出口政策の難易度は一段と増している」(SMBCフレンド証券の岩下真理氏)との指摘がある。

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