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てらまち・ねっと



 日本では、民間企業では「同族会社」が少なくない、などと言われていた。
 政治でも、特に国会議員に世襲議員、2世議員が多い、などと言われる。

 それは、小さな世界の出来事との印象があった。
ところが、トランプ次期大統領は、アメリカの政府の中枢のある程度を「同族」で行く雰囲気もあるようだ。
 信じられない進め方。

 ともかく迷走気味は確か。今日は、安倍氏との会談もあるというし、以下を記録しておく。
 なお、今朝の気温は2度。待望の横の稲刈りあとの水田は薄く白くっていた。

★CNN★米政権移行チーム、「内紛」の影にトランプ氏の娘婿か/下院情報特別委員長を務めた経験もあるマイク・ロジャース元下院議員は15日、政権移行チームから離脱すると表明した。これにより、安全保障分野の次期政権人事で共和党主流派の意見が反映されにくい事態となった。/ロジャース元議員はその前日、電話で移行チームから出ていくように告げられた。これはクリスティー・ニュージャージー州知事に近い人々を移行チームから外す動きの一環だという。クリスティー知事は当初、移行チームの責任者を務めていたが、ペンス次期副大統領に取って代わられた。≫

★ニューズウィーク★≪トランプ政権移行チーム、「内紛」の真相とは/政権以降チームで「内紛」が勃発したと米メディアは大騒ぎ。その背景には、トランプの娘婿クシュナー氏とクリスティ知事の根深い確執がある≫

★ウォール・ストリート・ジャーナル★≪トランプ氏の政権移行チーム、またも刷新 /ルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長ら次期国務長官の筆頭候補については、共和党内から異論が出ている。/ペンス氏は移行チームからロビイスト全員を排除するよう命じたという。≫

★ニューズウィーク★≪現実路線に変身のトランプに支持者が反旗? 「公約破りなら圧力も」≫

★東洋経済★≪安倍・トラ会談」が、かなり危なっかしい理由 トップ会談お決まりの打ち合わせもなし/恐ろしいことに今回の会談は、通常のトップ会談では当たり前の「事前の打ち合わせ」や擦り合わせがまったく行われていない状態で開かれる可能性がある。そもそも、集中力が持続しないことで知られるトランプ氏。そのほかにも決めなければいけないことが目の前に山積している状況で安倍首相との会談に集中できるかどうかさえわからない。現時点でハッキリしているのは、トランプ氏の政権移行チーム内には公式なアジア戦略アドバイザーがいないことだ。/トランプ氏の人脈に「日本通」はいない≫

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●米政権移行チーム、「内紛」の影にトランプ氏の娘婿か
     CNN 2016.11.17
(CNN) ドナルド・トランプ次期米大統領の政権移行チームにおける「内紛」問題について、トランプ氏の娘婿で側近のジャレッド・クシュナー氏がその中心にいるとの見方が浮上した。複数の関係者が17日までに語った。

下院情報特別委員長を務めた経験もあるマイク・ロジャース元下院議員は15日、政権移行チームから離脱すると表明した。これにより、安全保障分野の次期政権人事で共和党主流派の意見が反映されにくい事態となった。

関係者によるとロジャース元議員はその前日、電話で移行チームから出ていくように告げられた。これはクリスティー・ニュージャージー州知事に近い人々を移行チームから外す動きの一環だという。クリスティー知事は当初、移行チームの責任者を務めていたが、ペンス次期副大統領に取って代わられた。

ロジャース元議員は15日、CNNに、「出ていってくれと言われたのは、クリスティー氏と何らかの関係のある人たちだった」と語った。
関係者によれば、トランプ氏の娘婿のクシュナー氏に対しては、クリスティー知事派の追い出しを図って組織に摩擦を引き起こしたとして批判の声が上がっているという。

クシュナー氏の父は2004年、当時連邦検事だったクリスティー氏によって脱税や不法献金などの罪で訴追されたという因縁がある。
ロジャース元議員はCNNの番組で、「指揮系統に関するニューヨーク発の混乱が一部にあるように思う。早いうちに収まればいいのだが」と述べた。

●トランプ政権移行チーム、「内紛」の真相とは
      ニューズウィーク 2016年11月17日冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
<政権以降チームで「内紛」が勃発したと米メディアは大騒ぎ。その背景には、トランプの娘婿クシュナー氏とクリスティ知事の根深い確執がある>

 トランプ次期大統領の政権移行チームで内紛が発生したと、今週アメリカのメディアは大騒ぎになりました。まず、チームの中で安全保障を担当していたマイク・ロジャース元下院議員が15日、移行チームから離脱すると発表したのです。

 ロジャース氏は、2001年から15年まで7期14年、ミシガン州8区選出の下院議員として活躍、民主党にも人脈のある軍事や諜報の専門家です。NSA(アメリカ国家安全保障局)の盗聴問題がクローズアップされた際に、NSAを全面的に支持したことから、選挙区の離反を招いて引退していたのですが、かなりの大物でした。

 そのロジャースは会見で「自分を推薦したのはクリスティ知事(ニュージャージー州)だが、彼の人脈は全部外れる格好になりそうだ」と述べたので、騒ぎが一気に大きくなった格好です。そして、どうやら「クリスティ人脈」が外されたというのは、本当のことのようです。

 その背景について、CNNなどが大げさに伝えているのは、クリスティ知事とトランプの義理の息子(長女イヴァンカ氏の夫)であるジャレッド・クシュナー氏との間に確執があるというストーリーです。
・・・(略)・・・

●トランプ氏の政権移行チーム、またも刷新 ロビイスト排除 次期国務長官候補に共和党内から異論も
      ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2016 年 11 月 16 日
 【ワシントン】ドナルド・トランプ次期米大統領の政権移行チームで15日、またもスタッフの刷新があった。一方、ルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長ら次期国務長官の筆頭候補については、共和党内から異論が出ている。

 次期副大統領のマイク・ペンス氏は、自身を移行チームの責任者に任命する書類に正式に署名。関係者らは、政権発足に向けた10週間のプロセスがスケジュール通りに進んでいると強調した。ある関係者によると、ペンス氏は移行チームからロビイスト全員を排除するよう命じたという。

 ミシガン州選出のマイク・ロジャース元下院議員は中央情報局(CIA)の次期長官候補とみられていたが、15日に移行チームの国防部門から外された。同チームで国家安全保障会議(NSC)の計画策定を統括していたマシュー・フリードマン氏も離脱した。フリードマン氏はコメント要請のメッセージに返答しなかった。

 ペンス氏は引き続き、次期政権の人選や議会の元同僚たちとトランプ氏の関係構築に努める。トランプ氏は政府や軍での公職経験がない初めての大統領となる。

 その役割は早くも試されている。国務長官の筆頭候補とされるジュリアーニ氏が、ランド・ポール上院議員(共和、ケンタッキー州)から批判されているためだ。ポール氏は、ジュリアーニ氏が2015年にイラン爆撃を呼びかけたとして批判した。やはり国務長官候補に挙がっているジョン・ボルトン元国連大使についても反対だと述べている。

 ポール氏はリーズン誌に対し、ジュリアーニ、ボルトン両氏は「どの党にあっても最も好戦的な干渉主義者の部類に入る」とし、「イラク戦争の教訓を学ばない者の国務長官就任は支持できない」と述べた。

 ボルトン氏と、トランプ氏の選挙対策本部長を辞任したポール・マナフォート氏はコメント要請に回答しなかった。

●現実路線に変身のトランプに支持者が反旗? 「公約破りなら圧力も」
      ニューズウィーク 2016年11月17日
 11月11日、キャスリン・ステルマックさん(69)は、米大統領選で勝利を収めた共和党候補ドナルド・トランプ氏がもたらす世界に期待を寄せている。写真はカリフォルニアでトランプ支持の旗を掲げる人々(2016年 ロイター/Sandy Huffaker)
 キャスリン・ステルマックさん(69)は、米大統領選で勝利を収めた共和党候補ドナルド・トランプ氏がもたらす世界に期待を寄せている。

 トランプ氏の演説を聞いて1票を投じたステルマックさんは、同氏が移民法を厳格化、失われた雇用を回復し、腐敗した政治システムをひっくり返し、国境に壁を築き、言葉どおりに「歴史上最も多くの雇用を生み出す大統領」になることを期待している。

 フロリダ州ウェストパームビーチに暮らす彼女は、「やると約束したことを、すべてやるものと期待している」と語る。「もしやらなければ、圧力をかけてやる。

 大胆ではあるがクルクル変わる政策提案に彩られた大統領選を終えた今、保守的な社会運動家から、生活に苦しむブルーカラー労働者、強硬な武闘派に至る、何百万ものトランプ支持者たちは、もしトランプ政治が従来の政界を叩き壊すようなものでなかった場合には失望する、と口を揃える。

「私たちは彼の行動を見守っている」とステルマックさんは言う。

 トランプ氏の公約は、政策の細部が理解しにくく曖昧であるため、明確にこれと特定することが難しい。NBCニュースは、2015年6月16日の出馬表明以来、23の重要な問題について「はっきりした転換」が141回あったと数え上げている。

 とはいえ、トランプ氏の激烈な語調から、取り違えようのないメッセージは伝わってくる。「大きな政府」と、民主・共和両党の主流派エリートたちの確立された権力に終止符を打つということだ。
・・・(略)・・・

●「安倍・トラ会談」が、かなり危なっかしい理由 トップ会談お決まりの打ち合わせもなし
         東洋経済 2016年11月17日 ピーター・エニス :特約記者(在ニューヨーク)
トランプ次期米大統領と安倍首相の「相性」は?
第一印象は非常に大切だ。11月17日(日本時間18日)にニューヨークで会談をする予定の安倍晋三首相と次期米大統領のドナルド・トランプ氏についても、同じことが言える。ただし、2人が本当に会うことができるのならば、だが。

ロイターによると、「日本のある高官」の話では、会談を翌日に控えた16日時点でも、いつ、どこで2人が会い、誰が会談に同席するのか最終的に決まっていないようだ。会談は間違いなく開かれるだろうが、日本の高官らが直面しているバタバタは、いかにトランプ氏の政権移行チーム内が揉めているのかを表している。

筆者も、今回の「安倍・トランプ会談」についてトランプ氏側に何度も問い合わせたのだが、詳細はわからなかった。

「事前の打ち合わせ」も行われていない
恐ろしいことに今回の会談は、通常のトップ会談では当たり前の「事前の打ち合わせ」や擦り合わせがまったく行われていない状態で開かれる可能性がある。そもそも、集中力が持続しないことで知られるトランプ氏。そのほかにも決めなければいけないことが目の前に山積している状況で安倍首相との会談に集中できるかどうかさえわからない。

現時点でハッキリしているのは、トランプ氏の政権移行チーム内には公式なアジア戦略アドバイザーがいないことだ。これまで安全保障問題を担当していたマイク・ロジャース元上院議員は、トランプ氏の娘婿でホワイトハウス入りが有望視されているジャレッド・クシュナー氏と、ニュージャージー州のクリス・クリスティ州知事の権力闘争に巻き込まれ、今週前半に移行チームから「除名」されている。ロジャース氏はクリスティ氏と親しかったためだ。


・・・(略)・・・
トランプ氏の人脈に「日本通」はいない
・・・(略)・・・
しかし、これだけ「お膳立て」がない中での会談だと、安倍首相の思惑通りに事が進むかは、かなり微妙である。

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