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てらまち・ねっと



 抗がん剤を身体に入れてから3日目。
 副作用らしき反応、自覚は何も無い。
 しいて言えば、「便秘、下痢」も副作用の一つとされているところ、昨日は1日、出なかったことぐらいか。
 ま、今日の昼までに出なかったら、何かもらおうと思っていたけど、朝食後2時間ほどして、極太、ロング ロングが出た。
 
 看護師たちも、「副作用、なにか出てないの?」との雰囲気で心配してくれる。
 ともかく、今後のために、今日は、医師たちが最も心配している副作用 「骨髄抑制」についての説明を確認にしておいた。
 下記に簡便に抜粋し、後半には、リンクしてもっと詳しく、図示なども含めて抜粋しておく。

 「SURVIVORSHIP.JP -がんと向きあって」のウエブがとりあえずはわかりやすい。
 ★≪骨髄抑制(こつずいよくせい)とは? /骨髄の機能が低下して、血液の生産能力が下がることを「骨髄抑制」と言う。使用される薬の種類や投与量、患者の体の状態などによって、程度や発現時期が異なる。吐き気や脱毛などの症状と違って、自分ではわかりにくい副作用で、重篤化する場合もあるので、必ず定期的な血液検査が行われる。≫

 ということのようだ。
 で、いつごろから出るのか、が気になるのは当然。そのあたりを図示したのが
 「九州大学病院がんセンター」
 ★≪(国立がんセンターがん対策情報センターがん情報サービスより)  抗がん剤の副作用と発現時期≫

 私の投与したドセタキセルに関する部分は次。

 ★≪① 倦怠感/ 倦怠感は、抗がん剤や放射線治療を受けているほとんどの患者さんでみられる症状です。貧血、低栄養、精神的ストレスなど様々な原因によって起きます。その場合、一般的に抗がん剤投与3〜4日後に起こることが多いです。
全ての抗がん剤で起こりやすい副作用です。一般的に回数を重ねる毎に起こりやすくなると言われています。

③便 秘 / 腸の動きが悪くなり起きると言われています。その場合、一般的に抗がん剤投与の1週目に起こることが多いです。

⑥ しびれ感/、一般的に、抗がん剤投与の2〜3週間後に起こります。指先や足先からはじまることが多く、手足の感覚が鈍くなったり、食事中に箸を落とすような症状が出ることがあります。

⑦脱 毛/頭皮の毛根細胞が抗がん剤で障害を受けることで脱毛が起きます。抜けるのは髪の毛だけではなく、眉毛、睫毛、陰毛などの毛も抜けます。一般的に、抗がん剤投与の2〜3週間後に起こります。

⑧ 浮腫(むくみ)/血管外に水分が漏れることで起こります。

⑮ 白血球の減少と感染症/抗がん剤によって骨髄細胞の血液を作る働きが障害されて起こります。骨の中で、白血球、赤血球、血小板などの血液の細胞が出来るため、骨髄の細胞が障害を受けることにより、血液の中の白血球が減少します。白血球は細菌やウイルスに人が感染することを防ぐ大切な働きがあるので、これが少なくなると感染しやすい状態になります。
その場合、一般的に抗がん剤投与の1週間〜10日後に起こります。
【どんな薬で起こりやすいか】ほとんど全ての抗がん剤にみられ、抗がん剤による治療を行った時に最も高頻度に現れる副作用です

⑯ 血小板の減少と出血 /血小板は、血を固めて出血を止める働きがあるので、これが少なくなると鼻血、血便、血尿などが起こりやすい状態になります。
その場合、一般的に抗がん剤投与の1週間〜10日後に起こります。
【どんな薬で起こりやすいか】ほとんど全ての抗がん剤で起こる可能性がある副作用です。

 なお、昨日12月2日の私のブログへのアクセスは「閲覧数7,606 訪問者数1,240」。

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●骨髄の機能と骨髄抑制、原因など
 SURVIVORSHIP.JP -がんと向きあって
より理解するために
骨髄抑制(こつずいよくせい)とは?
骨髄の機能が低下して、血液の生産能力が下がることを「骨髄抑制」と言います。
骨髄抑制は、使用される薬の種類や投与量、患者さんの体の状態などによって、程度や発現時期が異なります。
そして、吐き気や脱毛などの症状と違って、自分ではわかりにくい副作用で、重篤化する場合もあるので、必ず定期的な血液検査が行われます。


骨髄抑制の症状と経過をまとめると、図1、表2のようになります。
(図1)骨髄抑制;症状の一例



(表2)骨髄抑制の経過(目安)
赤血球 寿命が長いので、白血球や血小板の減少に比べて緩やかに出現します(薬の投与後2週間~1か月以降)。
白血球 薬の投与後1~2週間で最低値になり、その後1~2週間かけて徐々に回復します。
血小板 薬の投与後1週間目位から出現し、2~3週間で最低値になります。回復は白血球よりゆっくりです(3~4週間)。


表2で示したように、骨髄抑制の中でも最初に抗がん剤の影響を受けるのが白血球です。そして、赤血球や血小板は「輸血」で補うことができますが、白血球はできません。そのため、まず感染対策(感染症とワクチン(予防接種)、日常生活についてを参照)が必要になります。下に改めて感染が起こりやすい体の部位と疾患や症状の一例を示します。


感染が起こりやすい体の部位と疾患・症状(一例)
一般的に感染症は外に通じている部位で起こりやすい


detailLink
骨髄の機能
血液の役割
骨髄抑制とは?
骨髄抑制の原因
発熱性好中球減少症について
過去に発症した感染症の再燃について
ステロイド(副腎皮質ホルモン)を長期に使用する場合

九州大学病院がんセンター
  九州大学病院 がんセンター・薬剤部

このパンフレットは、がん化学療法を受ける患者さん・ご家族に、がん治療の副作用について理解を深め、安心して治療を受けていただくために作成しました・・・(略)・・・


1 はじめに
① がんとは何か?
② がんの治療にはどんなものがあるか?
1.化学療法
薬(抗がん剤)によって治療することを「化学療法」と呼びます。
化学療法は、①がんが広がっていて手術が行えない場合や、②手術で切り取っても目に見えない小さながん細胞が残っていると思われる場合に、手術前後に補助的に行うことがあります。

2 がんの治療について
2.分子標的治療
がん細胞に特徴的に現われる分子を標的(ターゲット)として、薬(分子標的薬)によりがん細胞の増殖や転移を抑えるのが分子標的治療です。
一般的に、この治療は従来の抗がん剤と比較して正常細胞に対する影響が少ないと考えられています。
分子標的治療には、がん細胞に栄養や酸素を供給する血管の増殖を抑える治療法(血管新生阻害)や、がん細胞の分裂を促す
増殖因子を抑制する治療法(細胞増殖阻害)などがあります。

3.ホルモン療法
乳がん、子宮体部がん(子宮内膜がん)、前立腺がんなどの多くは、ホルモンに依存して増殖することが知られています。このようながんに対し、薬によってホルモンを調整することにより、がん細胞の増殖を抑えるのがホルモン療法です。


4.免疫チェックポイント阻害療法
免疫細胞はがん細胞を攻撃しますが、がん細胞は免疫細胞の働きを弱め免疫細胞の攻撃から逃れる仕組み(チェックポイント)を持っています。そこで、その仕組みに作用し免疫細胞の働きを再び活発にすることで、がん細胞を攻撃する治療が免疫チェックポイント阻害療法です。この治療は免疫細胞の働きを活発にするため、自己免疫に関わるさまざまな副作用が起こる可能性があります。このため、免疫チェックポイント阻害療法では、これら副作用の早期発見と早期対応が必要不可欠になります。

抗がん剤の多くは、細胞自体あるいは細胞の中にあるDNAに致命的な障害を及ぼすように作られています。細胞分裂が活発ながん細胞は、抗がん剤によるDNAの障害を受けやすくなります。
しかし、盛んに分裂・増殖をするのは、がん細胞だけではありません。
正常細胞でも、血液をつくる骨髄の造血細胞や口腔粘膜、消化管粘膜、毛根などの細胞は頻繁に細胞分裂をしているため、抗がん剤の作用を受けやすくなります。

造血細胞が傷ついて充分に分裂・増殖できなくなると、赤血球や白血球、血小板などが作られなくなり、貧血や感染症、出血などを引き起こしやすくなります。また、傷ついた正常細胞が口腔粘膜なら口内炎、消化管粘膜なら下痢、毛根細胞であれば脱毛といった症状が副作用として現れます。そのため、化学療法で特に起こりやすい副作用は白血球の減少、脱毛などですが、その他に抗がん剤によっては吐き気が強く出るものがあります。

副作用の起こりやすさは、使われる抗がん剤の種類によって違い、個人差もあります。抗がん剤の多くは、その効果を得るために、どうしても副作用が避けられないことがあります。だからこそ、副作用に関する正しい情報を得ておくことが大切になります。

3 副作用はなぜ起こるのか?
国立がんセンターがん対策情報センターがん情報サービスより
抗がん剤の副作用と発現時期
① 倦怠感
【なぜ起こるか、いつごろ起きやすいか】
倦怠感は、抗がん剤や放射線治療を受けているほとんどの患者さんでみられる症状です。貧血、低栄養、精神的ストレスなど様々な原因によって起きます。
その場合、一般的に抗がん剤投与3〜4日後に起こることが多いです。
【どんな薬で起こりやすいか】
全ての抗がん剤で起こりやすい副作用です。抗がん剤の種類、投与量、治療歴によって異なりますが、一般的に回数を重ねる毎に起こりやすくなると言われています。
【どんな対処方法があるか】
・・・(略)・・・
③便 秘
【なぜ起こるか、いつごろ起きやすいか】
腸の動きが悪くなり起きると言われています。その場合、一般的に抗がん剤投与の1週目に起こることが多いです。
【どんな薬で起こりやすいか】
オンコビン、フィルデシン、エクザール、パクリタキセル、ドセタキセルなどがあります。
アロキシ、グラニトセトロン(カイトリル)やラモセトロンなどの吐き気止めで便秘が起こることもあります。
・・・(略)・・・

⑥ しびれ感
【なぜ起こるか、いつごろ起きやすいか】
抗がん剤が神経の細胞に直接障害を及ぼしたり、間接的に神経に影響を与えることでじんじんするようなしびれ感が起きます。
その場合、一般的に、抗がん剤投与の2〜3週間後に起こります。指先や足先からはじまることが多く、手足の感覚が鈍くなったり、食事中に箸を落とすような症状が出ることがあります。
【どんな薬で起こりやすいか】
エルプラット、パクリタキセル、ドセタキセル、シスプラチン、カルボプラチン、アクプラ、オンコビン、ベルケイド、アブラキサンなどがあります。
・・・(略)・・・

⑦脱 毛
【なぜ起こるか、いつごろ起きやすいか】
頭皮の毛根細胞が抗がん剤で障害を受けることで脱毛が起きます。抜けるのは髪の毛だけではなく、眉毛、睫毛、陰毛などの毛も抜けます。一般的に、抗がん剤投与の2〜3週間後に起こります。髪は短いほうが、抜け毛の総量が少なく、手入れが楽などの利点があるので抗がん剤の治療を受ける前に短く切っておくほうがよいです。逆に、髪質によっては短かく切りすぎると切っ
た髪がトゲのように刺さり痛いこともあります。適度な長さに切りましょう。
【どんな薬で起こりやすいか】
パクリタキセル、ドセタキセル、ドキソルビシン、ラステット、イリノテカン、ファルモルビシン、イホマイド、オンコビン、ブレオ、メソトレキセート、フィルデシン、シスプラチン、アブラキサン、カルセドなどがあります。

⑧ 浮腫(むくみ)
【なぜ起こるか、いつごろ起きやすいか】
血管外に水分が漏れることで起こります。心臓、腎臓、肝臓の疾患があると手や足、顔などにむくみが起きることがあります。
【どんな薬で起こりやすいか】 ドセタキセル、

⑮ 白血球の減少と感染症
【なぜ起こるか、いつごろ起きやすいか】
抗がん剤によって骨髄細胞の血液を作る働きが障害されて起こります。
骨の中で、白血球、赤血球、血小板などの血液の細胞が出来るため、骨髄の細胞が障害を受けることにより、血液の
中の白血球が減少します。白血球は細菌やウイルスに人が感染することを防ぐ大切な働きがあるので、これが少なくなると感染しやすい状態になります。
その場合、一般的に抗がん剤投与の1週間〜10日後に起こります。
【どんな薬で起こりやすいか】
ほとんど全ての抗がん剤にみられ、抗がん剤による治療を行った時に最も高頻度に現れる副作用です。

・・・(略)・・・
⑯ 血小板の減少と出血
【なぜ起こるか、いつごろ起きやすいか】
抗がん剤で血液の中の血小板が減少することがあります。血小板は、血を固めて出血を止める働きがあるので、これが少なくなると鼻血、血便、血尿などが起こりやすい状態になります。
その場合、一般的に抗がん剤投与の1週間〜10日後に起こります。
【どんな薬で起こりやすいか】
ほとんど全ての抗がん剤で起こる可能性がある副作用です。
・・・(以下、略)・・・


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