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てらまち・ねっと



 抗がん剤の投与から5日目。
 今朝起きたら、枕に髪の毛が10本ほどついていた。ドセタキセルの典型的特徴の一つは「脱毛」。
 朝、夜勤の看護師から「体調は?」との質問が。
 私、「快調、快調。 しいて言えば、『枕に髪の毛が10本ほどついていた』」と話した。

 看護師「来週、どさっと抜けますから」。 やけにはっきり、かつ断定的におっしゃるので質問。

 寺町「抜けるって、ボチボチ 抜けていくの?」
看護師「いえ、手で持ったりさわったりすると、ごそっ に近い風に抜けますね」
 寺町「どれくらいの期間で? 長いことかけて?」
看護師「いや、来週ぐらい抜けるかも。まゆ毛も。下も」
 
 そこまで簡潔明瞭に言われたら、返す言葉もなし。
 朝、日ごと、枕についた数を数えても意味がなさそうと自覚した。
 次の血液検査の結果に話が及ぶ。

 寺町「昨日の血液検査の結果が出たけど、どうみます?」
 看護師「好中球数が半分に減っている。けど、それでも4.4」
    (寺町/昨日の医師と同じような表現だ)
      (あとで、好中球数の基準値を調べると「1.24 - 4.61」。だから正常の上クラス)
 
 看護師「今、気にしなくても、来週になったら、どんと下がりますから・・」
 看護師「これ(好中球数)が 0.〇〇 とか (つまり、小数点以下のこと) になりますから、そしたら要注意」
    「下のコンビニに行くのも、人が居ない夜にするとか工夫してね」
 
 後刻きた医師 「体調は?」
 私、「快調、快調。」しいて言えば(と、例の毛の話をした)」
 医師は、笑うだけ。

 時間は飛んで、さきほどこれを書いている17時前に検温などに来た夜勤の看護師は、
 「来週になったら、うがいや手洗いには気をつけましょうね」 と 感染に注意してね、との警告。

 ま、ここの医師や看護師は、悪く言ってビクビクさせるというより、経験に基づく事実を明確に伝えておく方が良い、との原則を貫いているようだ。
 患者としてはその方が、ずっとありがたい。 相手は抗がん剤だから、予測が当たってもともと、外れたらラッキー、という立場。
 ただ、「副作用は来週からです」としっかりいうなら、今週は入室開口一番「体調は?」と問わなくてもよいのに・・ともおもう・・・が、間もなく「その『来週』だし」というのも事実。

 ところで、今日、午後、BSの民放の放送でガンの最新のことを流していたので観た。本論は,最新の標準治療のことが中心で、とても興味深かった。
 番組の冒頭の導入では、ガンについてのネットにおける情報の多くが「不正確」あるいは「正しくない」という専門機関が調査したデータが報告された。実際のクリニックでの「誤った」やり取りも再現されて、警告していた。

 ということで、今日は、「国立がん研究センター」の「がん情報サービス」にいろんな情報の検索先や方法などが出ているので、リンク抜粋しておくことにする。
 さて、そんな視点でみると、たとばのネット上の次をあなたはどう見るか・・・
 判断はあなたの情報収集力や判断力に依拠するかなぁぁ・・・・とリンク、抜粋しておく。(固有名詞は 〇〇 とした)
  ●「抗がん剤は時代遅れ?アメリカは抗がん剤を使わない治療にシフトしている(がん治療相談センター〇〇)」 

 私は、抗がん剤の評価は様々として、最下段のリンク一覧のクリックしても開かないクリニックなどがある(12のうち4つ。さらに一つは美容宣伝)などことにからそれをもって、このウエブサイト自体が不信、不審と映るというスタンス。

 なお、昨日12月4日の私のブログへのアクセスは「閲覧数6,220 訪問者数835,」。

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●情報を探すときのポイントとは
    国立がん研究センター がん情報サービス  更新・確認日:2017年03月07日 [ 履歴 ]
1.情報は、あなたの“力” 2.情報探しは、まず「がん情報サービス」から 
1.情報は、あなたの“力”
がんといっても、その種類や進行度によって状態はさまざまです。あなたに一番適した治療法や療養生活のことは、あなたと担当医が話し合って決めていく必要があります。まずは、担当医とよく話し、自分の状態を正確に把握することが大切です。

その上で、あなたの病気のこと、検査や治療法、療養生活などについて、もっと詳しいことを知りたいと思ったときは、自分でも調べてみましょう。情報を得ることで、知らなかったことに対する漠然とした不安が軽減することもあります。また、納得のいく決定をするにあたっても、その情報が判断材料となることがあります。

以下に「がん情報を探すときの5つのポイント」と「がん情報を見極めるときの3つのポイント」を提示します。情報を探す際、内容を見極める際などにご活用ください。

がん情報を探すときの5つのポイント
●今、必要な情報は何か、考える
状況によって、必要となる情報はさまざまです。あなたにとって、いま必要な情報は何か、考えてみましょう。メモに書き出すことで、頭の中を整理し、人に伝えることのきっかけとなり、情報のありかを探すことにつながるかもしれません。
●インターネットを活用する
インターネットを活用すると、たくさんの情報を簡単に入手できます。自分で使えなければ家族など周囲の人に調べてもらいましょう。
●がん相談支援センターを利用する
情報の探し方がわからないときには、がん診療連携拠点病院のがん相談支援センターを利用してみましょう。相談員と話すうちに、問題が整理できることもあります。
「あなたを支える「がん相談支援センター」」

●信頼できる情報か、考える
情報の正しさと、その情報が自分に当てはまるかどうかを判断するときには、情報の信頼性が大切です。複数の情報を照らし合わせ、担当医に確認して判断しましょう。
健康食品やサプリメントなどの補完代替療法のうち、がんへの効果が証明されたものはありません。中には有害なものもありますので、注意しましょう。
●行動する前に、周囲の意見を聞く
得られた情報をもとに行動する前に、担当医や家族、また患者仲間などに意見を求めましょう。あなたの判断の助けになります。
がん情報を見極めるときの3つのポイント
健康や医療に関する情報は、自分の健康、そして命に関わるものです。がんに対する情報を見聞きしたときには、次のことを疑ってから、「自分にとって正しい情報」であるかどうかを判断しましょう。
●いつの情報か
医療に関する情報は研究が進められるにつれて進歩しています。これまで信じられていた情報が、研究が進んだことで、間違っていたことが明らかになることもあります。 古い情報や、いつのものであるかが不明な情報は、そのまま信じない方がよいでしょう。
●だれが発信しているか
薬や食品などの企業による販売目的の広告ではないか確認しましょう。効果が確認されていない治療法や食品などの宣伝を目的としている場合には、信頼できる情報とは言えません。
また、著名な先生であったとしても、その先生個人の意見の場合には、必ずしも科学的に正しいとは言えない場合があります。
●何を根拠にしているか
ある物質が多くの人のがんに有効であると科学的に確認されるためには、試験管での実験から始まって、動物、少数の人、何十人、何百人、場合によっては何万人の人を対象とした何段階にも及ぶ研究が必要です。ネズミで効果があったという研究結果があっても、人での効果がきちんと確認されていない場合はまだ信頼できる情報ではありません。

正しい情報かどうか、以上のような3つのポイントでも判断がつかない場合は、信頼できる情報源を参考に信頼できる医療従事者に相談しましょう。

  ●公式ウエブ/国立がん研究センターがん対策情報センター
 がん情報サービスについて
国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」は、患者さんやご家族の方をはじめ、一般の方や医療専門家、がん診療連携拠点病院の方々に対して、がんについて信頼できる、最新の正しい情報をわかりやすく紹介しているウェブサイトです。

以下のページは、がん情報サービス(http://ganjoho.jp)にリンクしています

サイトの構成・使い方
サイトの作成について(編集方針・リンク基準など)

  一般の方へ
お知らせ一覧
それぞれのがんの解説
各種のがんについて、がんが疑われたときから治療後の生活に至るまで、その時点で必要と思われる情報を載せています。
診断・治療
がんとは何かからはじまり、がんの検査や治療、さらに臨床試験について説明しています。また、健康食品など代替療法についての説明もあります。
生活・療養
食事をはじめとする治療中のケア、治療費や生活費の支援制度、がんと仕事のQ&Aなど、日常生活の助けとなる情報を紹介しています。
資料室
がん対策情報センターが作成した冊子や市民向けがん情報講演会の資料や記録があります。
がんの相談
治療で不安なこと、痛みやつらさ、治療費のことなど、がんに関するさまざまな相談に対応しています。
予防・検診
科学的根拠に基づいたがんの原因や予防について説明しています。また「がん検診」について、その必要性と有用性についての詳しい説明もあります。
病院を探す
全国のがん診療を行っている医療機関や情報を掲載しています。
がんの種類や都道府県などを選択し、病院の検索や情報をご覧いただけます。
患者必携
療養生活での不安や悩みへの対応、がん医療のことなどがん患者・家族の方に活用していただきたい情報をまとめています。

  医療関係者の方へ
お知らせ一覧
診療支援
がん診療に関連したさまざまな情報を掲載しています。各種がんのエビデンスデータベースには、科学的根拠に基づいた診療ガイドラインなどの情報を掲載しています。
研修・セミナー
対象者別に、研修・セミナー等の情報を紹介しています。
多地点テレビカンファレンス
全国のがん診療連携拠点病院など23施設で行っている、多地点テレビ会議システムを用いた合同カンファレンスの情報を提供しています。
がん相談支援
がん相談支援センターの円滑な運営をサポートするための情報やツールを提供しています。
予防・検診
がんの原因究明や予防法開発のための研究についてご案内します。また「がん検診」を正しく実施するため、がん検診の有効性評価をまとめた検診ガイドラインを公開しています。
都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会
都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会の開催記録や活動報告、各部会の活動などを掲載しています。
がん登録・統計
がん専門医などのがん治療専門家やより広い範囲の医療関係者を対象に、科学的根拠に基づいたエビデンスデータベースをはじめ、最新のがん治療や臨床研究などに関する各種情報を提供しています。詳細な情報を求める一般の方にもご覧いただけます。

●抗がん剤は時代遅れ?アメリカは抗がん剤を使わない治療にシフトしている
 がん治療相談センター〇〇 がんメディカルサービスのご案内
手術・抗がん剤のメリットデメリット
がん治療の中でも中心的役割を果たしている抗がん剤がアメリカや欧米諸国では使われなくなってきているという話を聞いたことはありますでしょうか。

がん治療は患者と医師の二人三脚で行なうものだとよく言われています。しかし、もしかしたらその医師はあなたのがんを治すことだけしか考えていないかも知れません。今回は熱血な医師こそ陥りやすい、がん治療の落とし穴についてお話します。

手術や抗がん剤治療のメリットやデメリットをきちんと天秤に掛けて、どのような治療を選択すれば良いのか、5年生存率に隠された真実を読み解き、しっかりと考えていきましょう

がん治療に悩んだらがん治療の無料相談センター
最後まであきらめずにがんと戦う医師は良くない
「がんが進行しているけど、最善を尽くす」という医師の言動が、外科手術でも抗がん剤治療でも最悪の結果を生むことは多いです。基本的にそういう医師は、がんをやっつけることに集中しすぎて、患者様がどうなるかにまで思いが及んでいない場合が往々にしてあるからです。

例えば、すい臓がんなどは、欧米では40年くらい前から「ほとんどの場合、手術の対象にならない」とされているのですが、無駄に手術に挑み、少なくとも1~2年は生きられる患者様を数ヶ月も生きられない状態にするというケースが少なからず存在します。

また、抗がん剤においても、完治の見込みがまったくないのに、3種類もの抗がん剤を投与し続け、患者様の寿命を縮めてしまうというのは良くある話です。そういう医師は、どれだけ極悪な医師なのかと会ってみると、熱血で院内の評判も良い医師だったという場合がほとんどなのです。

今すぐに治療を諦める必要はないのですが、無理な治療を無理やり続けるのは返ってよくないことがあります。今おこなっている治療に違和感を感じたら、私たちのようながんのコンサルタントや他の病院のセカンドオピニオンを受けるなど、他の手段を考えてみることをお勧めします。

がんの手術で生存率は伸びない
実は、がんの手術で生存期間が延びたことを立証した臨床試験は一つも存在しません。実際、日本でも死亡原因の1位はがんで、約30%の人ががんで無くなっています。約50%の人ががんになる時代なので、がんを患った方の約60%が亡くなるという計算になります。

日本国内のがん死亡者の割合
がんの5年生存率は完治率ではなく、再発がんの患者データも含まれている
がんの5年生存率は90%と軒並み高いのに、なぜこんなことになっているのかというと、5年生存率のデータには再発がんで苦しんでいる患者様も含まれており、生存率は完治率とイコールではないというトリックが混じっています。

実際、日本で再発・転移がんがどれくらいの割合で起こっているのかという公式のデータは存在していません。分かっているのはがんになると60%の人ががんで亡くなるということだけです。日本ではほとんどの人ががんになると手術を受けるのに、この数字はすごく衝撃的な数字に思いますが、これが現実なのです。

手術を受けることが出来たらがんは安心というイメージは、テレビや都合の良い人達によって作られたものかもしれません。手術には必ず合併症などの後遺症の危険が伴います。完治の見込みがない場合、無理に手術を受けることは返って寿命を縮める可能性があるということは知っておく必要があります。

手術のリスク
・手術ミスがつきまとう。手術中の術死なども少なからず有る
・手術そのものが成功しても、後遺症が残るケースが非常に多い
・切り取った臓器はなくなり、臓器不全を伴う
・手術を受ける精神的なストレスから、免疫力が低下する
・切り取ったところに大量の活性酸素が発生し、全身の組織を攻撃する(酸化ストレス)
・見えないがんが残存し、かえってがんが暴れだすことが多い
・メスを入れることでがん組織を破壊し、手術によってがんが転移する可能性も高い
手術にはこのようなリスクが発生してしまうことを覚悟していなければいけません。

抗がん剤は増がん剤である。
がん大国のアメリカや欧米諸国では、「抗がん剤は増がん剤である」と見限られつつあります。がんの死亡者数が年々減少している米国では、抗がん剤はがんを治す上で無意味であることが早くから公表されています。アメリカ国立がん研究所のNCIでは、88年に数千ページにも及ぶ「がんの病因学」という報告書で「抗がん剤は増がん剤である」と言って世界を驚かせています。

また、違う実験では抗がん剤を3種類使うとがんは小さくなるが、寿命は7~10倍短くなるという報告もあります。

抗がん剤のメリットとデメリット
抗がん剤は、その人に発生したがん細胞により効く時は劇的に効くことが多いです。しかし、抗がん剤はそのほとんどが「劇薬」や「毒薬」のカテゴリーに属す薬であり、その副作用は、正確には毒性と呼びます。なので効かなかった場合は、すぐに抗がん剤の使用を止めて、違う治療を模索することが結果的に延命効果がある場合が多いです。

完治に向けた抗がん剤の使用は否定しませんが、延命に向けた抗がん剤の治療は返って寿命が縮まることが多いということは覚えておいた方がよいと思います。

がん医療先進国アメリカと日本国内の医療方針の違い
アメリカなどでは、3大治療から免疫や遺伝子医療などの代替療法などにシフトしつつあり、年間数千人単位でがんの死亡者数が減ってきています。

人口10,000人あたりのがん死亡者数データ
米国のがん死亡者数データ
出典:OECD(経済協力開発機構) 2016年版
https://data.oecd.org/healthstat/deaths-from-cancer.htm

上記の図が示している通り、アメリカでは死亡者数が過去20年間で22%以上も減少しています。逆に、3大標準治療に頼りきりの日本では年々がんの死亡者数が増えてきているがん大国になってしまっています。

日本国内のがん罹患数と死亡数の長期的傾向
日本国内のがん罹患率と死亡率
出典:国立研究開発法人 国立がん研究センター
http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20150428.html

医療技術は進歩しているにも関わらず、死亡者数が年々増加傾向にあるのはどこに原因があるのでしょうか。国内では画期的な治療法に対しても国がなかなか認可せずに、保険診療が広がりを見せないのも原因の一つかも知れません。

まとめ
がんはやっかいな病気です。日本の手術の技術は世界一なので、手術を行うこと自体は問題はありませんが、遠隔転移があって治る見込みがない状態での手術は、返って寿命を縮める結果になることが少なくありません。抗がん剤も、完治の見込みがない場合においては、とてもお勧め出来る治療方法とは呼べません。保険診療を行っている大病院の医師に「最後まで諦めないでなんとかお願いします」と頼むことは、寿命を縮める結果になってしまっているかも知れません。

世の中には、保険診療外ではありますが、副作用がなく、高い効果の見込める治療がいくつも存在しています。今おこなっている治療に疑問を感じたら、患者様を苦しめる結果になる前に一度他の治療を選択肢に入れることをお勧めします。


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