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てらまち・ねっと



 今日12月6日日曜日は、抗がん剤投与から6日目。相変わらず、体調はばっちり。なんの不調もないばかりか、入院してからいちばん体調が良い。その理由は、昨夜が入院後で一番よく眠れた晩だったから。

 さて今日は、今、なぜ、東京の病院でなく、名古屋の大学病院にいるのかという基本的な身体上=病気の進行の説明を書くことにする。

今年2月の告知、治療開始から腫瘍マーカーは順調に下がり、基準値が「4」のところ7月には「2」台までに下がった。
腫瘍マーカーや骨の指標などの変化の概要表

東京女子医大の主治医は、春に「1年以内に『1』まで下がることが目標」と、いつも言ってくれていた。
だから、この順調で早い下がりに「良く下がってますねぇ」といっていた。

ところが、腫瘍マーカーは8月、9月と徐々に数値が上がり始めた。
主治医は、8月の診察時、「このまま上がるなら、すぐに抗がん剤治療を始めた方が良い。医師によっては、この時点でそうしようというという人もいる」
 「いずれにても、岐阜から東京まで来ての抗がん剤は無理。どうしてもここなら、住居を東京に移す、ということでないと。岐阜の近くの総合病院など、どこか無いか。考えておいて」
 との旨。

私たちは、9月に上がっていた直ちに近くに病院を移るべく、ある程度の信頼できる病院を探すことにした。
まずは情報収集。・・・パートナーと私のある程度の病院の候補は、ほどなく決まった。

 ・・9月の診察時、・・・私の期待に反して・・・腫瘍マーカーはさらに上がっていた。

 主治医は、「病院が決まったら、大至急連絡して。紹介状をすぐに作って送るから」の旨。
 その日は家に帰り、翌日、医師に電話した。「〇〇大学」と「〇〇大学」の初診を受けて、それから決めたい、と話した。
 そしたら、医師は、「ここでもそうだけど、通常の診察はせいぜい 5分か6分しかとれない。それなら、セカンドオピニオンで行ってみて、じっくり話を聞いた方がいい。その病院にするのがいいかどうかも答えてくれるもの」との勧め。
 それで、即、「〇〇大学」と「〇〇大学」へのセカンドオピニオンの紹介状をお願いした。
 (もちろん、医師からは「自分はすぐに準備するけど、形式的には、病院の担当を通して、ね」、と言われた)

10月23日の東京女子医大の1か月定例の診察、またしても私はガンを甘く見ていたことを思い知る。
 ・・数値はさらに上がっていた。

 ところで、セカンドオピニオンの日にちが決まるには少々日数がいるのが常。
 結局、10月27日「〇〇大学」、 11月2日「〇〇大学」、11月5日「〇〇大学」と、納得のいく病院選びをするために、3つの総合病のセカンドオピニオンを受けた。
 それなりに大規模で主要な大学病院 3つのセカンドオピニオンを短期で「はしご」した人はそういないと思うのでセカンドオピニオンのことは、別の日に改めて書く。
 
ともかく、最終的に、自宅から車で1時間の、ここ、名古屋大学病院にした、という経過。

なお、この間、念のために、11月4日に岐阜市のかかりつけ医で測定してもらった腫瘍マーカーはさらに上がっていた。
今年4月ごろの数字だ。
もちろん、2月にホルモン療法(広義では「抗がん剤」に含まれる)を開始して、今年の4月ごろ、身体の体の痛み全くないばかりか、10年以上前の体感レベルでの軽さだった。
ずっとその体調で、11月も何の不調もない。
それでも、上昇し続ける腫瘍マーカーの値。

確かにこのまま上がっていったら、そして、何もしなかったら、いずれ(おそらく数か月で)、1月後半や2月上旬の、人生でかつて経験のしたことのない身体の痛み、疲労に襲われることは容易に予想できる。もしそこまで放置したら、来るのは消滅。

もちろん、そうは上昇しないだろうと期待していた8月、9月だったけど、
10月、11月も継続しての数値の上昇という事実は、私の期待・願望が甘いこと、感傷的に否定できない現実であることを私に突き付けた。

 さてさて、ここまで経過や状況を書けば、あの誰からも憎まれる抗がん剤を今私が自らの意思で受けている事情が理解してもらえるのではなかろうか。
 ということで、図を交えて、今日のブログにしておく。
 なお、昨日12月5日の私のブログへのアクセスは「閲覧数5,046 訪問者数753」。

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