毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 今日は、朝から訴状の仕上げ。
 昼前に市役所でゴミ関係の情報公開文書のうけとり。
 1時半に岐阜地裁に住民訴訟を提訴。今、NHKがその映像を流してました。
 訴状は、明日にでもアップします。
 2時から県弁護士会館を借りて記者会見。
 3時半に県庁で情報公開・・・

 その帰りに・・・タイサンボクの花を見つけました。
 ソフトボールより大きな純白の花。
 香は、バナナのかおりのする オガタマノキ より、何倍もゆたかな芳香。
 うっとりします。

(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 







コメント ( 0 ) | Trackback ( )




 公共事業と市民とのかかわりは深いもの。
 時に、意見の相違から社会問題やトラブルも起きます。私も随分経験。 例えば
 市民運動型でいると、公共事業を見直すのに話し合いや運動も大事ですが、税金の使い方を問う住民監査請求や住民訴訟を使うことも効果的。

 ここに絶好の最高裁判決が出されました。
 『将来の公金の支出についても,住民監査請求の対象の特定として欠けるところはない』

 最高裁が変わってきていると、先日、朝日新聞がほぼ1ページをさいて特集していましたが、この判決にもそれを感じます。

 過去や単年度のお金なら、制度に馴染むのですが、将来、何年も、何十年も先までの一連の公共事業に対しては、それができるのかできないのか、なかなかすっきりした判例がありませんでした(私が調べてきた限り)。

 例えば、 岐阜県の県営住宅建設の問題。10年先までの3期にわたって130億円での建設計画。
 提訴してもう5年目。
 県の代理人弁護士は、「そんな先のことまでは制度として住民監査請求の対象にできない」と、大部分について、門前払いを主張。
 「そうじゃない」と、こちらは言い続けて来ました。
 だけど、明確な判例がない、というか、判例はどれも直近の支出までのものしかない・・・

 ところが、先の4月25日、画期的な判決が出たのです(私がそう思うだけかな)。

 こちら山県市では、市民のゴミ処理施設建設に関して、非常に不効率で高額な事業を進めているので、3月に住民監査請求しました。将来20年先までの費用の問題を整理する この件、今日、岐阜地裁に提訴します(その詳細は、あらためて報告)。(⇒6月7日提訴・訴状など)
 私たちには、この判決はピッタリ。もちろん、この2日間で作った訴状にも引用しました。

 ということで、今日はまず、その最高裁の判決を紹介します。

 「将来の長期にわたる事業の全部が違法だからやめるように」という主張の住民監査請求について、東京地裁、東京高裁は支出が特定できていないと門前払い。
 しかし、最高裁は、ずっと先のこと(約25年間の事業)で「個々の支出が特定されていなくても、事業は特定できている」と、逆転判決。地裁に審理を差戻したのです。

市施行の土地区画整理事業が違法であると主張して同事業のために支出された公金の返還及び同事業に対する公金支出の差止めを求める住民監査請求が請求の対象の特定に欠けるところはないとされた事例

要点を抜粋
 地方公共団体が特定の事業(計画段階であっても,具体的な計画が企画立案され,一つの特定の事業として準備が進められているものを含む。)を実施する場合に,当該事業の実施が違法又は不当であり,これにかかわる経費の支出全体が違法又は不当であるとして住民監査請求をするときは,通常,当該事業を特定することにより,これにかかわる複数の経費の支出を個別に摘示しなくても,対象となる当該行為とそうでない行為との識別は可能であるし,当該事業にかかわる経費の支出がすべて違法又は不当であるという以上,これらを一体として違法性又は不当性を判断することが可能かつ相当ということができる。

 また,当該行為を防止するために必要な措置を求める場合には,これに加えて,当該行為が行われることが相当の確実さをもって予測されるか否かの点についての判断が可能である程度に特定されていることも必要になるが,上記のような事案においては,当該事業を特定することによって,この点を判断することも可能である場合が多い。したがって,そのような場合に,当該事業にかかわる個々の支出を一つ一つ個別具体的に摘示しなくても,住民監査請求の対象の特定が欠けることにはならないというべきである。

 (2) ・・・本件事業に関する平成13年度以降の一切の公金の支出を対象として,既支出分の返還と今後の支出の差止めの措置を求めているのであって,本件事業にかかわる公金の支出を全体として一体とみてその違法性又は不当性を判断するのを相当とする場合に当たる。
 そして,上告人らが本件監査請求において返還を求めるべきであるとした平成13年度の1億0451万9714円の支出が,監査請求書に添付された前記決算書(写し)に「羽村駅西口地区整備事業に要する経費」として記載されているものを指すことは明らかであり,対象外の支出との区別は可能である。本件監査請求において対象となる各支出行為の年月日や金額等が具体的に摘示されていなくとも,監査委員としては,当該事業を担当する区画整理課への確認,同課からの書類提出等により本件事業に関する各支出行為を明らかにさせることによって,本件監査請求の対象である各支出行為を容易に把握することができるものというべきである。

 ・・・・・本件事業の位置付けや本件事業のための経費に関する予算上又は決算上の会計区分は変動するとしても,本件事業の同一性が失われるものではなく,本件事業のための経費支出の特定性が失われるとも考えられないのであって,本件事業を特定することにより差止めを求める対象となる公金の支出の範囲も識別することができるものということができる。
 さらに,本件監査請求の時点では土地区画整理法上の事業計画の決定及び公告がされていなかったとはいっても,土地区画整理事業の都市計画決定がされて施行区域も定まり,羽村市の本件事業に関する事業計画(案)も縦覧に供され,施行規程も制定されるという段階に至っている以上,本件事業及びこれに伴う公金の支出がされることが相当の確実性をもって予測されるかどうかの判断を可能とする程度の特定性もあったということができる。
 事業計画の正式な決定前であるため,その後に本件事業の基礎的事項に変更があり得るとしても,上告人らの主張する違法性ないし不当性の内容からして,その変更が本件事業及びこれに伴う公金の支出の適否等の判断に大きく影響するものとは考えられない。したがって,将来の公金の支出についても,住民監査請求の対象の特定として欠けるところはないということができる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・全文は以下からどうぞ・・・・・・・・・・
   最高裁の上記判例概要にリンク   全文はこちら

平成16(行ヒ)312 公金支出差止請求事件 平成18年04月25日判決 最高裁判所第三小法廷


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




 この花、分かる人は、たいしたもの。
 花がビッシリの大きな毬(まり)。

↑  花  ↑  
↓  蕾  ↓


  

ヒントは「セリ科の植物」

 
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)



答えは ニンジン(人参) ↑ ↑

同じセリ科でも・・・
私には とても食べられないハーブ
大の苦手です ↓↓
   ◆コリアンダー◆
【科名】 セリ科 【分類】 一年生草本 
【学名】 Coriandrum sativum  【英名】 Coriander
【和名】 コエンドロ  【原産地】 北アフリカ 西アジア
【花言葉】 隠された美しさ   
【話】 コリアンダーの語源は、Koris(カメ虫)+Annon(アニスの実)に由来します・・


  



コメント ( 8 ) | Trackback ( )




 浅野前宮城県知事の講演会を 7月8日に名古屋で 予定している関係で調べていたら、 2006年 5月 2日 (火) のインターネットニュースで、分権へ全国市民組織 浅野前宮城県知事ら来月結成とありました。
 今は、リンクぎれ。記録してあったので下記に引用して紹介します。(青文字が引用部)

● 梶原拓・前全国知事会長(前岐阜県知事)や浅野史郎・前宮城県知事が呼び掛け、地方分権改革を市民レベルで支援する全国組織「日本市民会議・闘う市民会議」を結成することが1日、分かった。インターネット上に「もう一つの日本」を開設して個人や市民団体、NPOのネットワークを構築する。東京の両国国技館で6月14日、1万人規模の結成大会を開く。

 「闘う知事会」を主導し、三位一体改革で地方側の補助金削減案の取りまとめ役を果たした梶原、浅野両氏を中心に、民間の政策シンクタンク「構想日本」の加藤秀樹代表、全国勝手連連合会の光永勇会長、国際ジャーナリスト会議の角間隆代表が共同世話人となる。

 設立目的について浅野氏は「地方税財政自立が本来の目的だった三位一体改革は、霞が関や族議員の抵抗で、国財政再建のための地方への負担押し付けにすり替わった。その反省から今後の分権改革には、市民レベルで監視し、議論する仕組みが不可欠と痛感した」と説明する。

 市民会議は、全国の個人や団体をネットで大規模に結び「『バーチャル(仮想)日本』から『リアル(現実)日本』に働き掛ける」(事務局)のが特徴。将来は市民50万人の参加を目指す。

 ネット上の「日本」では、参加者に「市民権(投票権、発言権)」があり、分権改革などの主要テーマは「市民投票」で見解をまとめる。「バーチャル内閣」や「上・下院議員」を選出。政策を監視する「マニフェスト委員会」、行政機関をチェックする「評価委員会」、政策提言の「政策委員会」などを設置する。
 結成大会のシンポジウムでは梶原、浅野の両氏らが講演する。


●その団体のところにWebでリンクしておきます。
     前の岐阜県知事の宣伝ととるのは偏狭・・・
     とはいえ、何をめざしているのかなぁ・・・

   闘う市民会議・トップページ
   『日本市民会議』=立ち上げ1万人集会=

   日本市民会議の活動方針
   「日本市民会議」の立ち上げについて (趣旨説明案)

 ちょっと変わってますね。
   社会的に失敗したといわれている方々に弁明(リベンジ)の機会を

   連携ネット というところには、いろいろと・・・私のはいっている「全国市民オンブズマン連絡会議」も・・・知らなかった(笑)。 リンカーンフォーラムやピースボートも。

連携ネット
 日本市民会議では、様々な分野で活躍する団体・組織・グループと連携を進め、お互いの関係の強化と情報交換を行う。

『政策ネット』
  「日本市民会議」は、行財政改革、日本再生、地域活性化等、新しい日本を創るべく活動されている団体、組織、グループとの連携を進める。
<連携先>
1.選挙情報専門サイト・イレクション
2.リアルタイム世論調査サイト・リアヨロ
3.公開討論会支援NGO・リンカーンフォーラム


『自衛ネット』
  「日本市民会議」は、人権擁護、紛争・苦情処理等、「市民」の生活を守る機関、団体、組織、グループとの連携を進める。
<連携先>
1.日本司法支援センター・法テラス
2.弁護士ドットコム
3.病院検索ジャパン
4.お医者さんガイド
5.帝国データバンク


『学習ネット』
  「日本市民会議」は、「市民」の学習に関係する機関、団体、組織、グループとの連携を進める。
<連携先>
1.放送大学
2.資格の総合スクール・LEC
3.大学新聞
4.パソコンテレビ・ギャオ・会員1千万人(旧大阪有線とライブドアの提携会社)


『共闘ネット』
  「日本市民会議」は、「市民」が立ち上がるとき共に闘うことが適当と考えられる機関、団体、組織、グループと連携を進める。
<連携先>
1.にほんブログ村(大学生ブログ含む)
2.日本ホームページランキング
3.全国市民オンブズマン連絡会議
4.船旅を通じて国際交流を深めるピースボート


 (以下、6月23日追記) 6月中旬に全国オンブズ事務局から、連携の協議はしていない旨の申し入れがなされ、以後、上記リンクは解除され、表示も修正されました。

コメント ( 8 ) | Trackback ( )




 植えつけて一ヶ月と少し。ヤマイモのツルの勢いの良さに驚きます。4月27日・植え付けの様子
 合掌にした支柱を伝って、すでに3メートル以上に伸びて、絡みあっています。
 植えたとき、この合掌支柱の両側に、1.8メートル幅のキュウリネットを畝方向に張ろうかと迷いました。
 ・・・が、今年は手抜きで何もしないことに・・・
 今、この勢いを見て、後悔しています。
 だって、太陽の光を受けて茎葉を茂らせ、あとでその栄養を根に送ってイモが太るわけですから・・・
  
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


植えつけたときの参考図の根のイラスト
植えて最初に横に広がる
「平行形」もしくは「八字形」の根の重要さ。


この大事な放射状の根を(たぶんカラスに)掘られてかわいそう
それにしても、根が浅いのに驚きます
(土のかけ方が少なすぎたかな)
 

根を掘られている畝 ⇒ 草取りの後
 


 大きい草だけ抜きました。
 でも、根が一部出てくる。
 大きい草の地上部だけカマで刈る(切る)方がよかったのかも、と迷いが残った草とり作業。


 畝の横を中耕(つつくこと)して、畝に土寄せ。
 草とりをせずに、最初から中耕除草して土寄せが良かった・・・


水田用の紙マルチを2重に敷きました。
昨年の経験から、これで最後まで草対策としていけるはず。
 


来年の作付けの改善点は随分ありますね。

コメント ( 6 ) | Trackback ( )




 畑の野菜や周りのようす。晴れ間に、芽欠きや誘引を済ませました。
 ヤマイモの根元がカラス(らしき)に掘られて根が露出しているので、今日はその手当てと田植えのための準備。

はやとうり  15センチほどもある巨大な実。5月6日定植
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

5月11日     5月31日
 


初めて『雨よけ栽培』『2本仕立て』にしたトマト
肥料は極力おさえるべきトマト。無肥料で定植
今のところ、肥えすぎではないけど勢いはあるとみます
 

ナス    ピーマン    キュウリ
  

オクラは密植の方がよく花が着くという。3本。


スイカ ウリ カボチャ などは、後で畑から帰ったら追加します。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )




 フェロシルト問題の今の大きな争点の一つが瀬戸市のこと。先日の中日新聞は、そこを「撤去のめどが立たない中で掘り出し作業だけが続けられる分かりにくい状況になっている。」とまとめました。
 
 ●石原産業 ⇒ 提訴はしたが、県の撤去命令はまだ有効。しかし搬出先がないとして野積み。
 ●愛知県 ⇒ 「全量撤去の方針は変わらない」として作業の継続を指導。
 ●瀬戸市 ⇒ 「撤去方法等検討会」は提訴を受け活動を中断。
 ●地元・菱野自治会特別委員会 ⇒ 「搬出されないまま袋を置いておくことは不安を増幅させる」として、瀬戸市を通じて県に袋詰め作業を中断させる措置をとるよう要望。

 記事はカラーで、貴重な現地の野積みの写真があるのでしばらく借ります。いずれリンクも切れるし、現地から写真が届いたら追加する予定です。

 なお、私に伝わってきた
 ▲現時点の国や国会の公式見解 ⇒ 『石原産業は、もっと汗をかけ。行政は、しっかり指導せよ』

● 石原産業がフェロシルト袋詰め続行 「搬出先ない」と野積みに
     5月30日・中日夕刊 

 
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 全国最大規模の土壌埋め戻し材「フェロシルト」が埋まる愛知県瀬戸市幡中町の造成地で、製造元の石原産業(大阪市)が撤去命令取り消しを求めて21日に県を提訴した以降も、撤去に向けた袋詰め作業を進めている。搬出されないまま山積みの袋は増え続け、住民から不安と困惑の声が上がっている。同所での撤去計画は立てられておらず「野積みは安全面でも心配」とし作業の中止を求めている。
 造成地では、28日までに、東側の一角から掘り出されたフェロシルトを含む土砂が、1トン入る袋に約2200袋分詰められた。西側に3袋ずつ積み重ねられ、雨を避けるために深緑色のビニールシートがかけられて小高い丘のよう。1日あたり100-200袋のペースで増え続けている。
 石原産業は撤去期限まで3カ月となった15日からこの袋詰めを始めた。同社は「提訴はしたが、県の撤去命令はまだ有効。しかし搬出先がない」として野積みに。県も「全量撤去の方針は変わらない」として作業の継続を指導する。
 しかし、具体的な撤去計画を練るため瀬戸市が県と石原産業などで設置した「撤去方法等検討会」は、同社の提訴を受け活動を中断した。撤去のめどが立たない中で掘り出し作業だけが続けられる分かりにくい状況になっている。
 フェロシルトは乾燥が進むほど有害な6価クロムが出やすいとされ、学識者からは「埋められた状況なら、現時点で健康に影響はない」という意見がある。
 「搬出されないまま袋を置いておくことは不安を増幅させる」として、地元・菱野自治会フェロシルト対策特別委員会は26日、瀬戸市を通じて県に袋詰め作業を中断させる措置をとるよう要望を伝えた。
 県廃棄物監視指導室は「撤去を求めるために続けさせている。安全面には万全の配慮をしたい」と、あくまで住民の理解を求める方針。菱野自治会フェロシルト対策特別委員長の伊藤明さん(66)は「提訴以降、県からは説明がなく、袋詰め作業の意図が分からない。作業が中止となるよう、県に直接求めたい」と話す。
 同所に埋まるフェロシルトは約13万7000トンで、土砂との混在分を合わせるとナゴヤドーム1・6杯分の200万トンにのぼるとみられている。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )




 先日、近くの野で見つけた変わりもの。
 どうみても、小判だ。
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

コバンソウ(小判草)
イネ科 別名:タワラムギ(俵麦)

小判がざくざく
 

  

 

  ニセモノがある? ニセコバンソウ(贋小判草)

コメント ( 4 ) | Trackback ( )



   次ページ »