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読書と旅行の感想記 Impression of reading and travel

十字軍物語 2 The Crusades 2

2011年06月02日 | 読書
塩野七生の『十字軍物語 2』を読みました。
『十字軍物語 1』も数ヶ月前に読んでおり、その時に、読後感想を書かなかったので、合わせて書きます。

時代は中世。
イスラム教が中東で勢力を伸ばして、北アフリカやイベリア半島でも普及します。
イスラム勢力の一部は海賊となり、キリスト教信者のヨーロッパ諸国の商人や人々を襲うこととなった。
キリスト教の聖地のイエルサレムがイスラム圏となる。
イエルサレムをキリスト教で解放するために、ヨーロッパの諸国より十字軍を派遣し、イエルサレムを奪回成功するというのが、『十字軍物語 1』でした。

『十字軍物語 2』は、イエルサレム解放後、第二次十字軍の派遣と失敗、イスラム勢力によるイエルサレム攻略が書かれていました。

読む前は、この2冊で終るのかなあと思っていましたが、第三次十字軍以降もあり、このシリーズはなかなか終りそうにありません。
歴史書で、小説ではなく、面白みには欠けるので、まあボチボチ読んで行こうと思っています。

中世から、キリスト教とイスラム教は対立し、戦闘をしていたのは、この本で分かりました。

私の読後評価は4☆です。

I read "The Crusades 2" of a historical book by Nanami Shiono yesterday.