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読書と旅行の感想記 Impression of reading and travel

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

2013年06月20日 | 読書
村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読みました。
最近発刊されたあの村上春樹の小説であり、大ベストセラー本です。
良かったです。

村上春樹は、私が大好きな作家ですが、今回の小説は良かった。
非常に良かったと思いました。

青春小説であるようでもあり、主人公が高校生から中年になる時期の話でもあり・・・。
名古屋人のメンタリテイーに触れているようでもあり・・・。
若者の孤独であり、存在感であり・・・、う~ん、村上ワールドが感じられる。

この小説はなんなのと聞かれるとこまるのですが。
なにをテーマにしているのかと聞かれると困るのですが。

いえるのは、村上春樹の小説であるということです。
言葉では言い表せないないのですが、私はこの小説が大好きです。

私の読後評価は、最高点の5☆です。