東京難民 Refugee in Tokyo

福澤徹三の『東京難民』を読みました。
この題名の映画を見たいと思ったのですが、タイミングが合わなかったので、映画の元になった小説を読みました。

私立大学の三年生、青年が主人公の話でした。
学費が未払いを理由に、大学を除籍されます。
同時に、両親からの仕送りが途絶えます。
実家との連絡がつかなくなり・・・。
東京で貧困生活が始まります・・・。
平凡な大学生が転落と放浪生活をすることになります・・・。
日雇いや、ホストや、キャッチセールや、ホームレスになりますが・・・。

格差社会、都会での底辺生活。
自分の存在さえ見失うことに。

小説ですので、放浪生活ですが、命を失うことなく話が展開しますが。
小説ですので、エンデイングはなんとか。

552頁の小説でしたが、テンポ良く読めました。

私の読後評価は4☆です。

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