潮鳴り Sounds of the tide

葉室麟の『潮鳴り』を読みました。
時代小説です。
最近は、この作家の小説が好きで、よく読みます。
この小説も良かったです。

江戸時代、豊後・羽根藩の武士の物語です。
役目をしくじって、お役ごめんとなって、漁村でひとり暮らしていた主人公・・・。
家督を譲った弟が切腹する・・・。
遺書から、切腹の背景が分かり・・・。
主人公は弟の無念を晴らすべく・・・。
主人公を助ける人々は・・・。

この作家の小説は、「正義派は最後に勝つ」タイプの話なので、安心して読み進められます。
気持ちよく、物語の筋をたどれます。
いい。読書を気持ちよく楽しめます。

私の読後評価は最高点の5☆とします。

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