死もまた我等なり The sins of the father

ジェフリー・アーチャーの『死もまた我等なり』を読みました。
良かったです。
この作家の小説は、心温かくなるし、読み易いし、引き込まれて読みました。

『時のみぞ知る』の続編小説でした。

アメリカ上陸と同時に、ハリーを待ち受けていたのは、突然の逮捕と不条理な刑務所暮らしでした・・・。
イギリスではエマが、メイジーが・・・。
ヨーロッパでの第二次世界大戦が始まり、それにより・・・。
刑務所暮らしの本が出版され・・・。

兎に角、面白い、熱中して読みました。

良かった、私の読後評価は5☆です。
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検察側の罪人 A criminal of the prosecution

雫井脩輔の『検察側の罪人』を読みました。
長編小説でした。
検察小説でした。
ミステリー小説でした。

ベテラン検事と若手の有能検事が、物語の中心となって・・・。
殺人事件が発生し、すでに時効となった殺人事件の重要参考人が、捜査の対象になり・・・。
正義とはなにか、いびつで、こんなに分からないものなのか・・・。

話の途中で、筋が単調になり、展開が悪いなあと思いながら、読み進めました。
エンデイングは、そこそこ良かったです。

私の読後評価は、合格点の4☆です。


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最終退行 Last leaving

池井戸潤の『最終退行』を読みました。
この作家の小説は、初めて読みました。
まずまず良かったと思います。

TV番組の『半蔵直樹』を見て、良かったこと、この作家の小説をベースにTV番組が作られたと知ったので、この小説を読みました。

この小説の内容は、『半蔵直樹』とよく似たものでした。
銀行内部の腐敗とそれに対抗しようとする男性の話でした。
銀行内で、「負け組み」といわれる銀行の副支店長が主人公です。

話は、TV番組『半蔵直樹』とよく似た内容で展開します・・・。
海軍が隠したといわれる金貨探しの話が出て・・・。

銀行内で、このような話は、実際に存在すると、元銀行マンのN氏は言っていられました。

私の読後評価は4☆です。


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江戸の美術界 Art field at Edo era

「美の世界」の講義が昨日あり、出席しました。
2週間休んでいたのですが、久しぶりに、講義を受講しました。

写真は、その時の、授業風景です。

江戸時代になると、美術界は狩野派だけの独占でなく、多くの、いろいろな人々が出現した。
成熟社会では、一つの価値観で収まらず、多様な価値が出たことにより、市場も多くあり、芸術の多様化がなされただろうと思った。

相国寺で開催されている「円山応挙」などの展示を見に行こうと思っています。
本法院で3月に開催される「等伯」展を見に行こうと思っています。
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葉隠物語 Hagakure Story

安部龍太郎の『葉隠物語』を読みました。
先週、この作家の『等伯』を読んで、良かったので、別の小説のこの本を読みました。
この小説も良かった。
この作家の小説は、もう少し読んでみようと思いました。

佐賀鍋島藩の藩祖の物語から、小説はスタートします。
武士とは、武士道とは・・・。
鍋島藩の主君とその藩の武士たちの生き様が・・・。
そして、葉隠を書いた武士の物語が書かれていました。

「葉隠」の内容にそった話が、小説したてで書かれており、読みやすかった。
話の展開も良く、読んでいて、楽しかった。

私の読後評価は、最高点より少しだけ下の4☆です。
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