


</EMBED>
遠野。広大な面積に、歴史的なもの、いわくありげな場所、美しい風景などが無数に散らばっている。
遠野の原風景がそのまま残ってはいるものの、広大すぎるがゆえに、なかなか、人と絡めた風景の描写が難しい。そこで、かねてから人々のやさしさをテーマにした写真を撮りたいと思っていた。
全国に約9000以上伝承されている獅子舞は地域によってさまざまな特徴がある。遠野で見られる鹿踊りは、獅子舞の一種。遠野の鹿踊りは、踊り手の鹿が太鼓を持たない幕踊系の舞いと言われ、鹿の頭をかぶり顔から胸にかけて幕垂れを下げ、数頭が一組となった舞い方をする。また地域によっては、鹿踊りの他に虎舞も残っているらしいのだが、最近は演じられる機会がないようだ。
鹿踊りのいわれは、田畑を荒らす鹿を服従させる舞であり、激しく地面を踏みしめて神々に祈りをささげる。
また、鹿踊りには、東日本に分布する三匹獅子による「女鹿隠し」もある。2匹の雌獅子と雄獅子による、悪霊払いと豊穣祈願の舞だ。
動きの切れ味とパワー、そしてそれを繰り返してゆく持久力。これは技術と言うより、体力が必要のようだ。
気に入った写真や記事がありましたら応援のクリックよろしくお願いします。

にほんブログ村