tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

腐肉 ボオドレエル

2011-08-26 22:33:17 | old good things

 
 
 
 


靑蝿(さばへ)の翼高鳴れる爛れし腹より
  蛆蟲の黒き大軍
湧きいでて、濃き膿のどろどろと
  生ける襤褸を傳ひて流る。
(齋藤磯雄訳 (悪の華・「憂鬱と理想」)

シャルル・ピエール・ボードレールは、その生誕から死までを退廃的、官能的に表現した。
・・・襤褸(らんる)。
明治から昭和初期には、布は高価で庶民とって貴重品だった。だから、破れたら当て布をしてまた使う。これが普通だった。ぼくが小さいころは、大正生まれの母に当て布だらけの兄のおさがりを着せられたものだった。当時は破衣破帽が恥ずかしいことではなかったのかもしれない。
戦後まもなくの頃は、何枚も重なる布と縫い目の衣類が当たり前だったらしい。
継ぎはぎだらけの布を襤褸(らんる)と呼ぶ。

夕方に降り出した雨はけっこう雨脚が強い。宝蔵門で多くの人たちが雨やどり。
明日はお天気になると良いですね。

アミューズミュージアム『BORO』展にて


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函館美人時計 

2011-08-25 22:32:31 | プチ放浪 都会編

 
 
 
 


youtubeにアップした函館の町のスナップのスライドショー。中国からのアクセスが止まらない。
中華会館。東坂の途中にある、明治40年に華僑の集会所として建てられた日本唯一の純中国風煉瓦造りの建物だ。明治時代、昆布をはじめ干しアワビ、干し貝柱など、中国の高級料理に欠かせない乾物、海産物の貿易の拠点だった函館は、今、中国からの観光客でにぎわいを見せている。

一方、函館観光の日本人旅行者の落ち込みは止まりそうもない。統計の数字を見たわけではないが、行くたびに、バスで移動する団体の中国人観光客の騒がしさが過ぎれされば、しんと静まり返った町に戻り、以前の活気がどんどん失われていくような気がしてならないのだ。 

函館という町は、観光客のリピートを促す動機付けに欠けているのだろうか。
・・・ぼくらが北海道に対して抱くロマンは、本州にはない非日常的な生活だ。

函館は港を核として発展してきた独立した商圏を持つ街。旧来の商習慣が残り、他の観光地との競争をあまり意識することなしに繁栄してきた。このあたりに函館観光不振の本質があるだろうか。

函館は公共交通のアクセスも悪く、周遊観光の拠点にはなりにくいのも事実。函館から観光客が減少していく理由の一つでもある。

2015年に新幹線が新函館まで開業をする予定だが、函館を北海道観光の玄関口として位置づけるのか、北東北観光の延長線として考えるのかが大きな分かれ道となる。
歴史がある函館は、北海道では異質の特徴を持つ町だ。函館の奥座敷と言われる湯の川温泉など、ぼくら日本人にとっても、まだまだ函館には隠れた魅力がたくさんある。

青森や岩手もそうだが、函館は美人が多い。やはり何がしか、コーカソイド(白色人種)の血が入ってるのだろう。函館美人を集めた函館美人時計など、ぜひ、見てみたい。
どうか、元気をだしてほしい。函館の町。


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基地が祭りの場になる日(2011)

2011-08-24 22:10:36 | プチ放浪 都会編
 
 
 
 


今年は中止だと思っていた日米友好祭。
東日本大震災復興支援特設ブースでは、「トモダチ作戦」ワッペンなどが販売され、飛ぶように売れていた。また、米軍が活動した写真が展示され、寄せ書きには多くの感謝の言<WBR>­葉が書かれていた。

国際政治とは「国益」をめぐる国家間の生存競争だ。断固たる国際交渉術は必要だが、ぼくら民間レベルでは、大いに交流を楽しもうと思う。今年は、本当に「トモダチ作戦」で<WBR>­世話になったのだから。


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The Look Of Love (恋の面影)

2011-08-23 22:30:53 | my favorite songs

 
 
 
 


The Look Of Love(邦題「恋の面影」 )は、Dusty Springfieldが1967年に歌った「007/カジノ・ロワイヤル」の挿入歌だ。
作詞はHal Davidで、作曲はBurt Bacharach。
この映画は、現在の007シリーズとは全く違った内容の異端のお笑い作品。子供の頃、この映画の存在が不思議で仕方なかった。で、ポップな60年代後半のイギリスの雰囲気が楽しめた。

「The look of love」を「恋の面影」って訳してるけど、”まなざし”に代えて訳してみますた。

君の瞳に宿る恋のまなざし
君のハートはごまかせないんだよ
恋のまなざしは
言葉以上に多くのことを教えてくれるのさ
そしてぼくのハートはそれを聴いて
息が止まりそうになっちまう・・・

もう君を抱くのを待てやしない
君の周りのぼくの腕を感じて
どんなにぼくが待っていたか
ぼくはようやく君を見つけた

君の顔には恋のまなざしがある
いつになっても消えないのさ
君のまなざしは今夜ぼくのもの
今夜みたいないくつもの夜の
単なる始まりにすぎない
さあ、愛の誓いをしてそいつを
キスで閉じ込めようか

The look of love
Is in your eyes
The look your heart can disguise
The look of love
Is saying so much more
Just words could ever say
And what my heart has heard
Well it takes my breath away

I can hardly wait to hold you
Feel my arms around you
How long I have waited
Waited just to love you
Now that I have found you

You've got the look of love
Is on your face
A look in time can't erase
Your mine tonight
Could this be just the start
Of so many nights like this
Let's make a lover's vow
And then seal it with a kiss

I can hardly wait to hold you
Feel my arms around you
How long I have waited
Waited just to love you
Now that I have found you

Don't ever go
Don't ever go
I love you so


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女神輿

2011-08-22 22:16:23 | プチ放浪 山道編

 
 
 
   
 

・・・あれから一年かあ。。
http://pub.ne.jp/tetujin/?daily_id=20100809
http://pub.ne.jp/tetujin/?daily_id=20100810

八重垣神社の神輿が出御する祇園祭。
今年も素敵な「祭人」達の姿をアップします。

いつものことながら、祭囃子が響く中、「あんりゃぁ、どうした~」のかけ声の中に身を置くと、何か恍惚とした気持ちにつつまれてくる。
八重垣神社は「縁結び」の神様らしい。親社は島根県松江市にある八重垣神社。
ご祭神は縁結びの神、「素盞鳴尊(スサノウノミコト)」。
(別称: 素戔鳴尊、素鳴男尊、健速須佐之大神(タケハヤスサノオオカミ) )
神話ではアマテラスオオミカミを困らせた乱暴者なのだが、高天原を追われ地上に降り、クシナダヒメ(・・・大和撫子)と結婚。・・・かあ。

躍動感ある担ぎ手の大和撫子さんたちを撮影していて、いつもこの勢いをどう撮影しようと考える。
来年の祗園もいいショットが撮れますように・・・。


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