ごきげんようでござる!
前回に続きマンモスなネタで、バンダイが1998年に展開した「ダイノゾーン」よりマンモスの化石に変形するダイノソルジャーの一人
ダイノマンモス(DZ-7、ダイノマンモス、1980円)の紹介でござる!
本品は前回紹介した「ビーストウォーズ ネオ」のビッグコンボイ(C-35、ビッグコンボイ、2980円)と同じ1999年に販売された商品でござるが、店頭に並んだのは本品の方が先だったでござる。
さて、「ダイノゾーン」商品は「ビーストウォーズ」の影響を多大に受けたにもかかわらず、バンダイが独自の技術で開発したメタリックボーンな恐竜化石より人型にダイナミックに変形(プログレスチェンジ)する変形玩具でござる。
しかしまあ、ダイノソルジャー初期商品7体目がマンモスとは恐れ入ったでござるが、よ~く考えると恐竜化石といいながらプテラノドン(DZ-5、ダイノプテラ、980円)とかサーベルタイガー(DZ-4、ダイノサーベル、980円)が入た時点で何でもありの化石戦士(ダイノソルジャー)だったのでござるよ。
まあ、確かにマンモスも代表的な化石でござるが、恐竜時代とは年代が異なると思うのでござるよな?
しかも、デザイン上化石化できていないマンモスの鼻を如何表現するか悩んだようでござるが、マンモスらしさを表現するために軟質素材のクリアパーツで再現されたのでござるよな。
まあ、耳が無いのは当然として、鼻は無いほうが化石らしいのでござるが、仕方が無いのでござるかな?
なお、商品はマンモス頭部に取り付けられたレバーを操作することで、マンモスの鼻と牙が上下するアクションギミックを装備しているのでござるが・・・
本品は設計ミスか個体差なのか首が外れやすく、レバー操作でマンモスの鼻と牙を動かすと連動して首が外れてしまうのでござるよ・・・ う~む・・・ 本来何かのギミックを兼ねての設計だったのでござろうか?
さて、本品の変形はダイナミックなプログレスチェンジだそうでござるが、何がダイナミックか分からないにしろ、ダイノマンモスの場合は変形システム上、マンモスの逆立ち状態で変形を行うユーモラスな変形でござる。
なお、背開きされた胴体には武器パーツであるビッグタスクスピアーを折りたたんで収納している訳でござるが・・・ コレもパーツのスキマに収納したような不自然さが残るのでござるよな?
人型のプログレスモードの変形はビッグコンボイと比べると簡易なのでござるが、本品は海外販売も前提としていた為に安全対策で軟質素材のパーツを多様し、破損防止の為にボールジョイントが外れやすく設計されているのか、パーツがポロポロ外れるのでござるよ・・・
特に尻尾の先のパーツは可動に関係ないので接着すべきでござる!
さて、ダイノマンモスのプログレスモードは他のダイノソルジャーと同じく羽を展開したようなデザインでござるが、尻尾が無いおかげで太目の体系ながらスマートに見える不思議なデザインなのでござるよな。
しかし、マンモスの特徴である牙をデザインに多様(8本)したおかげでシツコイ感じがするでござる。
う~む・・・ 某仮〇ライ〇ーV3に登場したキバ男爵とか吸血マンモスとイメージが被るでござるな。 (笑)
そう、戦士というよりも呪術師とか祈祷師のような感じなのでござるよな?
なお、ダイノマンモスの性格は、気は優しくて力持ちだそうでござる。
・・・ドカベンでござるか?
なお、本品の股関節設計は大いに褒めるべき設計でござるが、ボールジョイントは外れやすく可動範囲も狭い上に、ビッグタスクスピアーや牙などは軟質パーツである為に歪みが生じているのが残念でござる。
本品は、マンモス頭部を盾にするなどの工夫を加えるなどして、もう少し考えてから販売すべき商品だったでござるよな。
因みに本品はメタリックパープルなメッキボディなのでござるが、写真だと綺麗に紫が写らないのでござる?