トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

帰省道中こそ出会い有!

2010-08-14 00:14:06 | チープTOY・早川玩具

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ごきげんようでござる!

夏休み及び盆休みの帰省や旅行にでかける方々、暑苦しい長距離移動ご苦労様でござる。

拙者は迎える方なので長距離移動は無いでござるが・・・ 暑苦しいでござる。 (笑)

さて、暑苦しく気乗りもしないで地方に出かける方々、コレクターにとっては大型玩具店もない地方は魅力に欠けるでござるが、考えようによっては、地方の玩具店には思わぬ売れ残り商品が残っていたり、ドライブインや土産物屋には見たことも無いチープTOYと出会える機会なのでござるよな。

移動時間や帰省の余剰時間を利用する絶好のチャンスだったりする訳でござるよ!

今宵は2010年(?)に販売されたと思われる早川玩具の変形ロボット玩具

チェンジカーロボ 道神 (全2種、オープン価格)の紹介でござる。

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本品は赤色のボディと白色のボディの2種が販売されたでござるが、どちらも成型色及びプリントを反転しただけのカラーバリエーションで、道神(どうじん)という名の商品でござる。

なお、パッケージは共通でござるが、パッケージ写真は白い道神が大部分を占めるのでいボディが基本体なのかもしれないでござる?

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さて、本品は一見完成度の高そうなレースカーでござるが、クリアパーツなどを使用せず塗装とプリント処理だけで仕上げているでござる。

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塗装効果とはすごいものでござるが、そこはやはりチープTOYでござるから、くるま形態では武器パーツが余剰パーツになるのでござるよな?

武器パーツのデザインだけ見ていれば排気管として車体裏に取り付けられそうなのでござるが接続ジョイントが全くない設計ミスと言うか手が回っていない商品でござる。

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実にもったいないというか、製造メーカー側がローコストと見た目重視に走ってしまい細かい配慮が気がついていないのでござろう?

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故に変形方法も、いわゆる外皮の中に隠れたロボットを出現させるガワ変形なのでござるが、くるまの外装パーツは部品数削減や変形工程を省くために組み替え式になっているのでござる。

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うむ、一昔前のチープTOYと違い、ようやく2000年代のカーロボット的なプロポーションに近づいたのでござるが、何故か外装パーツの取り付け方法が変なのでござるよな?

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そう! 本品は「足なんて飾りです!二つに分かれて立てれば十分足に見えます!」をモットー(?)とする早川玩具らしくないデザインだと思ったでござるが、やはり個々に可動できる脚部の大腿部に外装のリアバンパーを取り付けてしまった事で、足が動かなく成ってしまったのでござるよな?

何でござろう可動を犠牲にした無意味なセンスは?

もはや確信犯というか、どうしても足を飾りにしたいのでござるかな。 (笑)

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更に、チェンロボ・シリーズといえばアンテナの無いガンダム顔が定番なのに、なんとなく勇者ロボっぽいデザインに変更しているので、デザインは頑張ったねと褒めてみたいでござるよ。

なお、胸部に発行ギミック(ボタン電池LR44×3)を仕込み、クリアパーツではない胸部を強引に光らせて電子音を響かせる商品は子供だましでござるが・・・

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フィ~ン! フィ~ン!

ピコン♪ ピコン♪ ピコン♪ ピッピッピッピッピッピッ・・・

ダッダッダッダッダッダッ!

ピコピコピコピコピコ・・・

フュン! フュン! フュン!

チュドーン! チュドーン! チュドーン!

チューン! チューン・・・ チュドドドド・・・・

と、センスの悪いチープ音こそが、チープTOYらしい電子ギミックでチープTOY好きな通も納得するダメダメな電子ギミックでござる。

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しかも、本品はお試し電池付きなので買ってすぐ遊べる商品でござる。

そう、わざわざ一発ギャグのチープTOYに電池を別に買う煩わしさを解消してくれるチープTOYの鏡でござる。

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が、本品は消費者に優しいとは言いがたく、非常に中途半端なのでござるよな。

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拙者は本品を680円で入手したのでござるが、場所によっては販売価格も異なるので人によっては本品が価格に見合った商品で安いのか高いのか悩むところでござるよな。 (笑)

まあ、拙者は安いと思うのでござるが、1000円くらいなら如何なのでござろう?

チープTOYの魅力の一つは商品の中途半端な完成度を如何とらえるかで価値が決まるでござる。

そう、大手メーカーの商品で物足りなさを感じたときは、チープTOYを手にして大手メーカー品の有り難さを感じてもらいたいのでござるよ。

本品は入手しやすい商品だと思うので、是非に中途半端な商品を体験してくだされ!