米国にいるときゃ~ジョルトと呼ばれたの~♪
欧州じゃホットロッドと名乗ったわ~♪
日本販売が決まったその日から~あなたが探してくれるの待つわ~ ホットロウの名前で出ています~♪
前回に続き、剣1本を武器に戦うトランスフォーマーといえば、「トランスフォーマー G2」のレーザーロッドを忘れちゃいけないでござる。
今宵はクラシカルなスポーツカーに変形するデストロン軍団レーザロットのホットロウ(TRF-5、ホットロウ、800円)の紹介でござる。
本品は1994年に米国ではジョルトの名で販売され、欧州ではホットロッドの名で販売され、日本では1995年にホットロウの名で販売されたでござるが、商品仕様は略同じ箱と説明書以外の違いが無い様でござるが、日本版は車体裏に「電池はなめたり、口に入れたりしないで下さい。」の注意書きシールが貼られているでござる。
そう! レーザーロッドはボタン電池(LR-44)を2個使用した発光ギミックにてエンジン部と剣(レーザーロッド)を光らせる商品でござるから注意書きが貼られていたりするのでござる。
まあ、剥がしてしまっても良いのでござるが、拙者は資料性を重視する為に貼り付けているでござる。
本品は元々海外販売向けに設計されているので、日本では人気の出そうでないカスタム仕様のクラシックカーをモデルにデザインされたでござる。
ホットロウの場合も珍しいオープン座席でござるが、運転席回りを含めて大味な造形に成っているのが残念でござる。
商品は、フロント部のスイッチを押すか、フロント部を固い床に押し付けるとエンジンが赤く発光するでござる。
また、武器パーツは車体裏に取り付ける事で余剰パーツを無くしているでござるな。
ロボットモードの変形は簡易なものでござるが、「脅威のスーパーポーズ 変形メカ」をキャッチコピーにしているだけに、過去の商品とは明らかに次代を感じる商品に仕上がっているでござる。
特に腰部分はミクロマンなどのアクションフィギュアに採用された技術を使用しており、現代の玩具と比べても引けをとらないでござるが、足首及び踵部分が無い為に接地性が悪いのでござるよな。
ロボットモードでのギミックは、胸部のスイッチを押すことで胸が発光し、胸部に収められたケーブルを引き出して手首にセットすれば剣(レーザーロッド)が赤く発光する仕掛けでござる。
子供だましな発光ギミックでござるが、小さなボディに収められたギミックをケーブルで発光箇所を分割し、見た目も良い感じに仕上がっているでござる。
・・・不満を言えばスイッチの固定が出来ないので発光状態を続ける事が出来ない事でござる!
さて、ホットロウの設定は日本版では役職(通称)がクラッシャーと記されて何だかよくわからないでござるが、ターボチャージエンジンに装着されたデュアルキャブレーターの為か、直情的な性格で起こると手が付けられないそうでござる。
更に手癖が悪く、自動車工場に入ってはパーツを盗んで体内メカをチューンしているそうでござる。 ふむ、クラッシャーとは宇宙開拓の何でも屋ではなく壊し屋とか破壊兵なのでござるかな?
因みに米国設定の役職は奇襲攻撃スペシャリストで欧州版では戦士でござる。
設定値は、体力(8)、知力(7)、速度(9)、耐久力(6)、階級(3)、勇気(4)、火器(4)、技能(6)で、得意技の「エキゾースト・バーン」は怪力で相手を胸に抱え込み、エキゾーストパイプからV12直噴射熱で敵を溶かしてしまう技のようで、剣技とは関係ないようでござる。 (残念)
なお、今回写真に収めたホットロウは、直射日光に当たらない場所で保管していたのでござるが、年月劣化によりプラスチックパーツの一部が変色してしまいパッチワークみたいなカラーリングに成ってしまったでござるが、本来の色は薄い紫の方でござるが、写真では紫が綺麗に写らないのでイマイチ参考にならないでござるかな?
中古品を探す場合はパーツの変色状態も注意してくだされ!