トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ちっちゃくて可愛い新入部員

2010-07-20 02:17:21 | TF・アニメイテッド

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ごきげんようでござる!

ディセプティコン軽音部に待望の新入部員が加わったでござる。 (笑)

その名はディセプティコン音響工作兵、サウンドブラスター(TA-25、サウンドブラスター、1260円)

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商品は現在日本では未販売のアクティベイダー版サウンドウェーブ(日本未販売)の成型色変更品であり、いまのところは日本のみの販売だそうでござる?

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商品サイズはデラックスクラスのサウンドウェーブ(TA-16、サウンドウェーブ、2415円)より一回り小さいので親子マシンな対比でござるが、塗装パターンは変更されており、メタリックレッド炎の文様が描かれているでござるが・・・

ちょっと観にくい模様な上に凸モールドを無視していつから余計に無駄な気がするでござる・・・

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まあ、サウンドウェーブとの差別化を図りたいのは分からないでもないでござるが、わざわざ日本では需要が高いとは思えないファイヤーパターンを、日本販売用に米国人の好きなファイヤーパターンを追加しなくともと良いと思うのでござるが・・・ 海外でプレミアを吊り上げる算段でござるな (笑)

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まあ、日本人も海外版を買うし、海外のコレクターも日本版を買うのでござるからお互い様でござる。

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さて、アクティベイダーはフリップチェンジャー(一発変形!)の流れを汲む瞬間変形ギミックを用いた商品でござるが、本品はボタン操作で展開するものの手足の調整は他の商品よりも多めな感じがするので純粋な一発変形とは呼べないでござるかな?

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ロボットモードは赤色金色を配したことで、確かにサウンドブラスター(D-101、サウンドブラスター、2980円)な感じでござる。

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なお、サウンドブラスターは玩具オリジナル商品のようなので詳しい設定が記載されていないでござるが、なんでもサウンドウェーブが作り出したコピー(クローン)の姿だそうでござる?

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う~む・・・ パワーアップとか転生じゃなくコピーなのは気になるでござるが、サウンドウェーブのコピーネタはミュージックレーベル版(ミュージックレーベル、サウンドウェーブ playing audio player ソニックホワイト、10500円)の前例があるでござるな。

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まあ、コピーなのは仕方が無いとして同一人物のバリエーションじゃない事は歓迎したいでござる。

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が・・・

本品は残念なことにエレキギターが付属しないでござる。

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因みにサウンドウェーブ付属のエレキギターを持たせてみるとオーバーサイズなので、似合わないどころか妙に可愛いでござるよ!

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うむむ・・・ TVアニメでの活躍は期待できないでござるが、コレはこれでアクティベイダー版のサウンドウェーブに限らず、日本未販売のアクティベイダー商品も販売してもらいたいでござるよな。


オートボット・エリート飛行士

2010-07-19 13:17:03 | 劇場版・TFR

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ごきげんようでござる!

2009年展開の「トランスフォーマー / リベンジ」商品は映画本編に登場しないトランスフォーマーも多く販売されたでござる。

今宵登場のオートボット・エリート飛行士、ブレイクアウェイ(RA-05、オートボットブレイクアウエイ、2415円)もその一人でござるな。

Photo_2 本品の日本販売は映画公開前の第1弾商品として販売されたでござるが、拙者は前の映画が素直に楽しめなかったので、今回は事前情報を極力入れないようにしていたのでござるが・・・ はっきり言って誰?

な、感じだったでござるよな。

彼は、日本未販売のビデオゲーム「TRANSFORMERS REVENGE OF THE FALLEN THE GAME」に登場する一人だそうでござるな?

拙者はゲーム画面すら見たことがないので如何様なキャラクターか分からないでござるが、実際にゲームをプレイしたか否かで本品の印象は大きく変わるらしいでござる?

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さて、本品は映画本編登場しない為に架空の戦闘機らしいでござるが、どうもモトネタは米国の次期戦闘機F-35を参考にしたらしいでござる。

まあ、翼の形状などは異なるでござるが、自国が大好きな米国人が開発したゲームキャラでござるから正義陣営のキャラクターは自国の戦闘機がモデルになるのでござろう。 (笑)

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しかしまあ、問題は地味なカラーリングでござるよな。

正義陣営のオートボットであれば、迷彩ではなく、ストライプやトリコロールなカラーリングでもよさそうでござるが、ソコはリアル差の追求・・・ 日本人と米国人の感性の違いでござろうな。

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さて、本品は何といってもコクピットにロボット頭部が収められるオチャメなデザインが他の航空機系変系ロボット玩具と一線を引くところで、低年齢層向けの商品以外では大変珍しいでござる。

なお、拙者が本品を購入して一番驚いたポイントは、前部の折りたたみ式の着陸脚のタイヤが一体成型のダミーではなく、転がし走行が可能だった事でござるな。 (笑)

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更に、翼の下にはミサイルなどの武装も無く、なんだか某やってやるぜ!な合体ロボットの頭部を担当する機体とデジャブったデザインは拙者的にもツボでござる。

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そして、ロボットモード・・・

思いっきりなヤラレ役のザコデザインでござる。

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確かに背部から見ると航空機系ロボットらしくカッコイイのでござるが、頭部は機体にめり込んだ猫背というかせむし男な体系で足も大足で裸足(?)なデザインでござるから、とても正義側のエリート飛行士には見えないでござるよな。

しかも、黄土色の迷彩(砂漠戦仕様?)がトドメを刺しているでござる!

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しかし!

本品のデザインは同型機が多数揃えば見栄えする量産機らしい優秀なデザインでござるよな。

リアル系ロボットアニメでは断然テヤラレ役の量産機が好きな拙者にとってはツボなデザインでござる。

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なお、本品は一見、機体真ん中から二つ折りにする一発変形風な変形方式のようでござるが、少々異なった複雑さとパーツの可動位置の硬さもあり、初心者には少々手こずる商品でござる。

しかも、体系が体系だけに可動範囲と合わせてポージングが決まらないのでござるよな。

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なお、リベンジ商品のキモであるメックアライブ機能は、肘を回すことで二の腕のメカが動くのと右腕のガトリング砲が手動操作で回転するだけで、デラックスサイズの商品としては物足りないでござる?

が、ブレイクアウェイの玩具設定は、多くのパイロット(航空系オートボット?)が運動性を重視するのに対し、直線では誰にも負けないスピードを自慢しているそうでござる。

なるほど! スピード重視をする結果、軽量化でミサイルなどの武装を施してないのでござるな。 (笑)

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しかしまあ・・・ 「直線スピードだけなら誰にも負けない!」って、他がダメでもコレだけなら勝てるちゅーダメっ子な理論でエリートの考え方らしくないでござるよな。 (笑)

まあ、トランスフォーマー(オートボット)の場合は、空が飛べるだけでエリートだったりするので、ブレイクアウェイも、その一人なのでござろうな・・・ うむむ、拙者的には弄りがいのあるキャラクターでござる。


不死身のスタースクリーム

2010-07-18 07:11:30 | テレもちゃ

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ごきげんようでござる!

スタースクリームなネタが続いたので今宵は、「ビーストウォーズ」本編(第21話、不死身のスタースクリーム)にて、スタースクリーム(22、スタースクリーム、1980円)の亡霊に捕り憑かれたデストロン軍団・空中攻撃兵、ワスピーター(TM-04、ワスピーター、2625円)の紹介でござる!

と、言っても商品は1997年に販売されたワスピーター(D-3、ワスピーター、1500円)ではなく、2007年に再販売された「テレもちゃ」版ワスピーターでござる。 (笑)

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本品は「ビーストウォーズ」のDVDと、よりCGイメージに近づける為に塗装強化した玩具とのセット販売品であり、本来はビーストウォーズ日本展開10周年関連商品となるべきハズが、同年展開の劇場版「TRANSFORMERS」との便乗企画となってしまった中途半端なシリーズでござる。

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本編1話収録(OP・ED無し)収録+アルファーのDVDと玩具との組み合わせ販売は悪くない企画なのでござるが、いざ販売されてみると収録エピソードと玩具キャラクターのエピソードが合わないや、売り場での目立つパッケージを優先させた結果、無駄に大きく販売売り場の面積を独占しフック掛け陳列に適さない大きさに加えてバランスが悪くパッケージが破損しやすい販売店泣かせのパッケージで、購入者にしてみれば大きな箱から中の余剰空間が丸見えでスカスカな商品でござるから、購買意欲も減退し、購入後もパッケージごと収納するのはコレクター泣かせな最悪のパッケージでござる。

良くも悪くも「テレもちゃ」シリーズが中断したのはパッケージが販売不振を招いた原因も強いでござるよ・・・

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ゆえに本品DVD収録のエピソード(第6話、空中山脈大爆破)は、どちらかと言うとテラザウラー(D-5、テラザウラー、750円)が主役のエピソードであり、ワスピーター関連のエピソードじゃないのでござるよな?

まあ、販売順により、初期話数を優先したいのは分からないでもないでござるが、販売順によるエピソード順ではないようでござる?

何故に収録話数を分配したのか分からないでござるよ・・・ 明らかに「テレもちゃ」シリースは玩具の完成度は魅力でござるが、販売周辺環境が悪い方にばかり進んでいるでござる?

拙者であれば、第21話、不死身のスタースクリームのエピソードをDVDに収録したいものでござる。 (笑)

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さて、商品はメタリック塗装で塗装を強化したおかげで劇中のイメージに近くなり、さほどの違和感を感じなくなったでござる。

まあ、基本的にはD-3版と同じでござるから、旧商品を所持している御仁には魅力が無いでござろう?

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しかし、商品的にはハチのオシリに隠されたシークレットウェポン(スティンガー・ランチャー)や羽の裏に取り付けられたミサイルなどなど、初見のチビッコには知ってもらいたい商品でござる。

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ロボットモードも劇中に近いイメージでござるが、顔の造形は少々劇中デザインと異なるでござる。

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う~む・・・ 商品は今でも通用する傑作玩具なのでござるが・・・

何せ本品はバリエーション商品や再販などで金型を酷使している御蔭か、拙者の購入品は未開封の新品商品のはずが、遊びこんだ玩具なみにボールジョイントがユルユルで自立させにくく、動かすたびにパーツが外れてしまうのでござるよな?

安全度の面ではチビッコに進めたいが進めにくいでござる。 (残念)

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そう、本品対象設定年齢は5歳以上だったりするので・・・ 初めて買ってもらった変形ロボット玩具は壊れやすい商品だと後々トラウマになりかねないので、ベーシックシリーズの様な低年齢層向きの商品も大事だと思うでござる。 (笑)

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さて、劇中でのワスピーターは、加藤賢崇氏が演じたことで玩具設定のイメージとは掛離れた何も考えていないお気楽で御バカなコメディキャラと化してしまい、日本人には印象の深いキャラクターとなったでござる。

なお、21話に登場したスタースクリームの亡霊は矢尾一樹氏が演じており、ワスピータに憑依したあとも声は矢尾一樹氏が声をあてていたりしたのでござるが、かなりイメージの異なるヤンチャなスタースクリームだったでござる。 (笑)

拙者としてはG1版と同じく、故・鈴置洋考氏に演じてもらいたかったでござるが、イロイロと事情があり現実しなかったでござる。

同じキャラクターでも担当声優によりイメージが変わる見本でござるよな。

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ちなみに本商品には劇中では使われる事のなかったヘッドチェンジ・ギミックがあり、本来のロボットモードの頭部に切り替えが可能でござる。

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設定上では野生のミュータントヘッド(ビーストマスク)、理性のロボットヘッドらしいのでござるが、商品では同型商品であるズソー(D-0、バズソー、1500円)との差別可用の頭部扱いだったりするでござる?

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このギミックを活かす為にはデザインが異なるでござるが、スタースクリームぽい塗装に変更すれば第21話のワスピーターに憑依したスタースクリームを視覚的に再現できると思ったのでござるよな。 (笑)

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まあ、商品的にも工夫次第で化ける事もあり、劇中に未登場だったメタルス版ワスピーター(D-42、メタルス・ワスピータ、1800円)もヴィークルモードがスタースクリームのヴィークルモードとシルエットが似てくるのも第21話の因縁がありそうでござるが、劇中でも商品でも活かされなかったのが残念でござる。

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しかしまあ、拙者的には「テレもちゃ」のコンセプトは間違っておらず、復活してもらいたいものでござるが、あのパッケージと中途半端なDVD特典映像は勘弁してもらいたいものでござる。 (笑)


マスターピースの亡霊

2010-07-16 15:04:44 | マスターピース

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ごきげんようでござる・・・

いくら完成度の高い高額商品であれ、原価回収の為に金型を使いまわして販売されるとコレクターであっても懐が厳しいでござる。 (笑)

そう! 同型キャラが存在するスタースクリーム(22、スタースクリーム、1980円)の場合は更に自身のバリエーションが在るので、マスターピース(MP-3、スタースクリーム、10290円)で再現されると保管場所、販売時期による高額商品の連発などなど販売スケジュールを考えてもらいたいものでござるよ。

今宵は2010年にe-HOBBY SHOPより通販扱いで販売されたマスターピース版スタースクリーム・ゴーストVer.(MP-3G、スタースクリーム・ゴーストVer. 10500円)の紹介でござる。

Photo_2 いや~ マスターピース版スタースクリームは2006年に販売された以降一部パーツと成型色を変更して、2007年にスカイワープ(MP-6、スカイワープ、10290円)が販売され、2008年にはサンダークラッカー(MP-07、サンダークラッカー、10500円)と海外版スタースクリーム(USAエディション、スタースクリーム、10500円)が販売され、途中再販も繰り返されて2010年に本品が販売された訳でござる。

う~む・・・ さっさと、王冠や肩アーマー・マントを追加した破壊大帝バージョンを販売してもらいたかったのでござるが、次なるマスターピースの新作はまさかのムービーシリーズで、劇場版スタースクリーム(MP-M01、スタースクリーム(仮)、9240円)でござる。

しかも、日本版は海外版と異なる塗装だそうでござる・・・ 拙者的にはエイリアンタトゥーを施したリベンジ版(RD-02、スタースクリーム、3990円)よりもザコ敵に見える素のF-22のカラーリング(MD-08、スタースクリーム、3675円)の方が好みでござる。

しかしまあ・・・ 日米でカラーリングが異なるとなると、USAエディションの販売(?)などでバリエーション展開されるのでござろうな。 (笑)

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さて、本品はMP-3版スタースクリームの成型色をクリアーに変更した御なじみのゴーストバージョンでござるが、箱や付属のカードは新たに作り起こされているでござるが、デコレーションシールは同じでブックレット方式の説明書はモノクロでキャラクター説明のページは一切無いでござる。 (残念)

しかし、一応本品はe-Hobby限定販売商品でござるから、書き下ろしコミック(第2号)とデストロンのスイテッカーが付属するでござる。

問題はコミックの方で、e-Hobby限定展開の商品に付属して話が続くようでござるな。

いや~ 商売下手なタカラトミーもマスターピースの販売展開には商売が上手いでござるよ。 (笑)

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しかしまあ、本品は成型色のバリエーション商品でござるが、拙者的にはクリア仕様の商品は好きなので金メッキとか銀メッキで販売されるよりも嬉しいでござる。

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しかし、遊ばないで観賞用に置いておくのであれば、金メッキでも問題は無いのでござるが、トランスフォーマーの場合は変形させてナンボでござるか、変形の支障になる全身メッキやゲート切り取り跡などの欠点が目立ってしまうでござる。 (笑)

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その点、クリア仕様の場合だとメッキバージョンよりもコストが掛からず、たとえ未塗装であっても手抜きには見えず、メーカートしてもアリガタイ金型流用バリエーションのはずでござる。

しかも、本品はアニメ劇中でも登場したスタースクリームの幽霊でござるから説得力はあるでござる。

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拙者も変身サイボーグとかのスケルトンな商品が好きでござるから、内部メカが透けてみえる商品は大賛成でござるが、本品の場合は拙者的には更に透明度を増してもらいたかったでござる。

なお、毎度の事ながら付属するパイロットフィギュア(Dr.アーカビル)もクリア仕様なので、コチラは立体映像の残像表現とかにも使えそうでござる。

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無論、本品も通常のマスターピース商品と同様に着陸脚の展開や、コクピット及びエアブレーキ、エンジンカバーが開閉し、翼下の武装もルナビームやサイドワインダーに交換でき、別売りのメガトロンガン(MP-1、コンボイ、10290円、などに付属)を取り付けるジョイントパーツも付属するでござる。

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なお、本品付属のディスプレイ台もクリア仕様なのでござるが、ディスプレイアームがクリアオレンジで成型されてしまっているのでござるよ・・・

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う~む・・・ キャノピーとディスプレーアームは共通金型による成型だと分かっていたでござるが、これは透明で成型してキャノピーをクリアオレンジで塗装したほうが良いように思うでござるよな。

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しかしまあ、ロボットモードでの違和感は無いでござるが、スケルトンなボディを強調するのであれば、脚部エンジン部を銀色で塗装したり胸部のミサイルボットなどを塗装してほしかったでござるよな。

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が!

幽霊を表現するのであれば内部メカニックを透けさせて見せる必要は無いのでコレはコレで間違っていないでござる。

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ロボットモード頭部の表情はフェイスチェンジ・ギミックにより変えることができ胸部ダクトを開いてミサイルボットを露出させることが可能でござる。

両腕のナルビームはサイドワインダーと付け替えが可能でござるが、キャラクター性を考えればナルビームのままでござる。

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なお、マスターピース版スタースクリームは、現在販売中のマスターピース商品で唯一発行ギミックを搭載しない商品でござるが、本品のようにナルビームがクリア成型だと光らせてみたいと思うでござるよな。 (笑)

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なお、本品はロボットモードでもディスプレー台に固定でき浮遊感を演出でき、マスターピース版オリジナルのスタピライザーモードに変形可能でござる。

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スタピライザーモードは元々折りたたんだ水平尾翼、エアブレーキ、エンジンブロックパナネル及びフラップを開いただけの状態で意図して設計したものではないが、ソレっぽく見えるので採用したようでござる?

流石は河森正治氏監修でござる。 (笑)

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なお、本品は何処の時代のスタースクリームを商品化したのか分からないでござる?

付属のコミックでもG1(トランスフォーマー・ザ・ムービー)のスタースクリームが死亡した姿のようでござるが・・・ マスターピースのボディを得て復活した本品は誰なのか説明されていないでござる。

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さあ・・・ そうなると、今後の展開として破壊大帝バージョンが販売されるとして・・・

残りのバリエーションは金メッキ(ゴールデンラグーンVer.)にブラックバージョンに加えてG2版とか同型のサンストームアシッドストームなどなど応用が利くでござるな。

願わくば他の高額商品販売時期とかぶらずに年1回くらいの販売で抑えてもらいたいでござる。 (笑)


裏切りの挽歌

2010-07-14 18:10:13 | トランスフォーマー・GF

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ごきげんようでござる!

前回・前々回に続いてスタースクリーム3連発目のネタは2005年展開の「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」のデストロン軍団航空参謀、スタースクリーム(GD-03、スタースクリーム、3000円)の紹介でござる。

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本シリーズは海外では「TRANSFORMERS ARMADA」3部作(日本名、マイクロン伝説)の連続シリーズとして「TRANSFORMERS CYBERTRON」として展開されたでござるが、日本では前作(スーパーリンク)とは世界観を一新し新たなる別シリーズとして展開したでござる。

なかでも本品は特殊な立場で、海外で販売されたスタースクリームは、当初はスプリームクラス商品(日本ではトイザらスより、USAエディション、スーパースタースクリーム、7999円として販売)しか販売されず、ヴォイジャークラスの本品は海外では店舗限定販売品だったそうでござる。

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確かにアニメ本編の流れを見れば、ヴォイジャークラスからスプリームクラスにパワーアップするので本品の販売順序は当然のことでござるが、いきなり面倒な手順をふまずに巨大化したスーパースタースクリームを販売する米国は合理性を求める国民性らしいでござるかな。 (笑)

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さて、本シリーズのスタースクリームのデザインには元ネタがあり、米国で展開されたコミック「トランスフォーマー ウォーウィズン」に描かれたスタースクリーム(TITANIUM、スタースクリーム・ウォーウィズン、3150円)を参考にフォースチップ(海外名、サイバープラネットキー)対応商品として設計されたでござる。

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商品はフォースチップ連動ギミックの他に着陸脚がなく直接転がし走行ができ、手持ち武器のスターショットよりミサイル発射ギミック(ルナ光線キャノン?)を有しているでござる。

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そして、フォースップ・イグニッション!ギミックは垂直尾翼下のチップスロットにフォースチップを差し込むと左右同時にブレードが展開するでござるな。

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う~む・・・ 航空機らしからぬ武装でござるが、拙者的にはSFチックな格闘型戦闘機は好きでござる。

ただ・・・ 商品的には本品は安全対策で機首部が軟質パーツで製作されている為に反り上がってしまい隙間が開くことが残念でござるな。

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ロボットモードの変形は簡易な方でござるが、角ばったSFデザインの戦闘機でござるから、ロボットモードのデザインは良いでござる。

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これで、両肩のエアインテーク(?)内の突起の形状と腹部の機関銃が可動すれば良かったのでござるが、一体成型の安上がりな商品に仕上がっているでござる。

ヴォイジャークラスの商品とはいえスプリームクラスの商品サイズと比べると廉価版商品でござるよな。 (笑)

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しかも、本品はヴォイジャークラスの商品でござるが、日本販売を前提として設計されたので電子音ギミックが搭載されていないでござる。

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さて、ギャラクシーフォース版スタースクリームは歴代スタースクリームと同じくマスターメガトロン(GD-01、マスターメガトロン、5200円)の忠義な部下を演じつつデストロン軍団リーダーの座を狙う野心家であり、ついには新リーダーの座に上りつめ歴代最強の力を得るのでござるが・・・ 力をもてあまし、マスターメガトロンには頭が上がらないトラウマをかかえた歴代最強のヘタレなスタースクリームのイメージが強いでござる。

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しかも、部下には恵まれず全く良いところがないどころか死に際もしっこく見苦しいなどヘタな小悪党以上にダメダメなのでござるよな・・・

いくら裏切り者の末路とはいえ、アレは無いのではないでござるかな?

はっきり言って見るのが辛いでござる・・・

早く楽に殺してやれと思ったでござるよな。

アニメの製作スタッフはスタースクリームが嫌いだったのでござろうか?

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しかし、劇中の「フォースチップ・イグニッション!」で展開されるブレードの作画はかっこよく描かれていたでござる。

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商品もイグニッションギミックでブレードが展開できるのでござるが、両腕の可動範囲が狭い為にツインブレード特有の大胆なポーズがつけられないのでござるよな。

一つのフォースチップで二つのブレードを同時展開するギミックは大したものでござるが、ポージングを犠牲にしてしまうのはいただけないでござるよ。

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まあ、商品はデザイン上両肩に無駄にデカいアーマーを装備した一時期の日本産メカニックなどのデザインを意識したデザインでござるから、可動範囲は狭くなるのも当然でござろう。

肩を別パーツにしてボールジョイントを使用する方法もあったでござろうが、肩の角度とかの隙間を生じさせて両腕の角度を調整させる工夫をみるかぎりでは、コレはコレで良いのでござろうな?

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そう、日本の住宅事情を考えればスプリームクラスの商品などよりもヴォイジャークラスの商品の方がありがたいのでコレはコレで間違いは無いのでござるよ。

日本側商品展開の英断には感謝したいでござるよな。 (笑)