京都市文化財保護課が24日、平安京への遷都(794年)直後、羅城門の西に建てられた国営寺院「西寺(さいじ)」について境内跡南西部を発掘調査をしたところ、存在したとされる五重塔の基礎部分の可能性が高い跡が見つかったと発表した。
京都市は先月から発掘調査を行っており、講堂の「基壇」が確認されていた。
文献史料によれば、塔は鎌倉時代の1233年に焼失した後は再建されないままだった。
現地説明会が10月26日午前10時~正午に開かれる。
[参考:時事通信、朝日新聞、産経新聞、毎日新聞NHK]
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