大津市文化財保護課は30日、同市弥生町の穴太(あのう)遺跡の発掘調査で、平安時代(9世紀後半~10世紀)の小川の跡から金銅製の腰帯具(ようたいぐ)の巡方部分(2.7cm×3.2cm)が出土したと発表した。腰帯具には忍冬唐草文と呼ばれる文様があり、当時日本と直接の交易のない契丹系の文様要素があるとし、朝鮮半島の北で栄えた渤海の使者からもたらされたものとみている。
今回発見された腰帯具は、韓国・済州島の龍潭洞遺跡で見つかったものと文様が一致したという。
[参考:共同通信、毎日新聞、産経新聞]
過去の関連ニュース・情報
穴太遺跡
渤海
腰帯(具)
済州龍潭洞
渤海使が日本にやって来たことは、『続日本紀』巻十神亀四年(727)を初めとして、延喜二十年(920)までの間に多数書き残されている。
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