鉄道トリビアで「奈良県に入らないのに奈良線」として有名な路線である。
初めて乗車したのは、’11年の全英連奈良大会の時のこと。開催日前日のことだった。新幹線のぞみで京都駅到着は11月10日(木)21時28分。その直後の①で、「奈良までさらに1時間以上」と書いている。
当時と現在では時刻表が変更されていると思う。僕は②で区間快速に乗車と書いているが、現在の時刻表に21時台は各駅停車のみである。
①「京都駅に着いた。」
②「やっと奈良駅についた。」
③「奈良線あれこれ」
現行平日ダイヤによれば、京都発・奈良行区間快速の最終は、20時35分京都=21時31分奈良である。所要時間56分。停車駅が当時と同じかわからないが、現在の通過駅は、快速なのに19ある途中駅で5駅。奈良線は単線部分が多く残り、交換(駅での行き違い)のため各駅停車とあまりかわらない。現在の複線化工事、複線化された部分も増えてきたが、あまりかわっていないのだろうか。
当時僕が利用した(であろう)区間快速の時刻あたりに、現在は奈良行各駅停車が組み込まれている。21時32分京都=22時39分奈良である。所要時間は1時間7分。
①②には1時間25分ほどの間隔がある。①が京都駅到着直後、②が奈良駅到着からホテルチェックインまでの間だとすると、やっぱり距離(後述)の割には時間がかかった。そう感じたのだと思う。③にも「時刻表をみると、それほど本数がないことはわかっていたのだが、単線ということは見落としていた。快速という割には、奈良駅まで時間がかかった。」と書いている。
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京都~奈良は41.7㎞(営業キロ,以下同じ)である。京浜東北線大宮基準ならば、大宮~大森が41.7㎞である。前者は起終点を含めて21駅。後者は大宮・大森を含めて30駅である。前者の各駅停車での所要時間は1時間7分。後者は1時間9分。ほぼ同じである。
単線区間では交換(駅でのすれ違い)に時間がかかる。駅間もあり、速度が遅い。実際の経過時間よりも長く感じたのだろう。疲れていたからだと思うが、何か不便を感じた。
京都駅は京都府京都市の駅。府庁がある駅だ。奈良駅は奈良県奈良市の駅。こちらも県庁がある駅である。府県庁所在地の中心駅間が単線で4両編成ということに、何か不思議な気がしたことを思いだした。
当時の奈良線の複線化率は25%なのだ。現在の複線化工事の終了時、それが65%近くになる。
何でこんなことを書いているかというと、2月25日(土)から、最後の複線化工事が終了。本日3月18日のダイヤ改正で、奈良線のスピードアップが見込めるというSNSの投稿等を読んだからである。
うん。。。奈良もでかけたい。
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