「白線流し」は卒業式の日に卒業生たちが学帽の白線と、セーラー服のスカーフを一本に結びつけ川に流す行事。
例年3月1日、岐阜県高山市の岐阜県立斐太高等学校で、学校前を流れる大八賀川において行われている。
令和5年、4年ぶりに在校生も参加して、この行事が復活したというニュースがあった。
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この行事をモデルに制作されたのが、連続テレビドラマ『白線流し』(フジテレビ系列,1996年)である。舞台を長野県松本市の松本北高校に、そこで過ごす生徒たちの青春群像劇だ。
主人公の七倉園子役は、当時現役高校生の酒井美紀さん。こんなにセーラー服の似合う女優さんがいる。とても驚いたことを覚えている。
『白線流し』は毎年ではないが、この時期になると、なんとなく思い出すドラマの一つであり、主題歌のOSTを聞くことも多い。以前勤務校の卒業式、卒業生退場BGMで使用したこともある。
白線流し-オリジナル・サウンドトラック
~空も飛べるはず~ TVサントラ・スピッツ
収録曲の中では「MY OWN LIFE」、スピッツの「空も飛べるはず」がとてもいい。
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白線流しを思い出すということは、別れの時である。