NPO法人岡山市子どもセンターの通常総会
「感動する体験の中で、豊かな自然の中で、大人に愛される中で、失敗を重ね、そこから立ち直っていく中で、子どもは、心豊かに育っていきます。子どもには、『豊かな子ども時代』をすごす権利があります。ひとりひとりの個性が輝き、夢や希望が語れる社会、そんな社会の実現を、子どもたちと目指しています」(NPO法人岡山市子どもセンター発行のリーフレットより)
この日、私はお休みをいただいて、昨年から役員(監査)に就任させていただいている「NPO法人 岡山市子どもセンター 第8年度(2008年度)通常総会」に出席した。
ご縁といえば、私は前職時代の文化行政を担当していた際、このNPO法人岡山市子どもセンターの設立パーティに出席しご挨拶をさせていただいたことがある。その際に7年も後に、私がその団体の役員となるとは思ってもみなかった。それだけにご縁を大切にしなければと改めて思った次第だ。
さて、その岡山市子どもセンターが設立されて丸7年が経過した。その前身は鑑賞団体の「子ども劇場」である。それが単なる舞台鑑賞団体ではなく、NPO法人となる際に、「子どもに対して、子どもの社会参画の機会の拡充を図るとともに、子ども劇場をはじめとする子どもに関する諸団体に対して、連絡、交流、支援等の事業を行い、よって、子どもの豊かな成長に寄与する」ことを目的として設立されている。
さて7年という歳月は、子ども達の体験活動を大切にし、子どもが主役の遊び場・「おかやまプレーパーク」を常設するなどの発展を遂げてきている。まさに7年を経過し、「子どもの豊かな成長に寄与する」活動を展開してきた、その正しさが証明されていると言えよう。まさに今日の子どもたちの深刻な危機を考える時、子どもセンターの存在の大きさに、今日の総会に参加して改めて気づかされた次第だ。
ところで、子どもたちに本物の舞台を体験させるという「舞台鑑賞」の性格はもちろん大切にしており、今年の舞台はどれも魅力いっぱいだ。是非とも、HPで確認し、観に行って欲しい。
ところで、昨日の雨も朝にはやみ、快晴となった。この日、我が館では、「竜操世間遺産登録」のボランティア撮影隊のみなさんを対象として、隊長の山崎カメラマンを講師とした「撮影教室」を後楽園で開催する予定としており、お天気が晴れたのは神様の何よりのプレゼントだ。私が元来の雨男だったが、今年は我が館はお天気には恵まれている。ありがたいことだ。