読売新聞社が本日「憲法改正2004年読売試案」を発表している。http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040503itz1.htm
社会の木鐸たらんとするその姿勢は大いに評価できるものであるが、膨大な論点の中で目を引いたのは、「知的財産制度の整備」に関する試案第35条第4項である。
第35条(財産権、知的財産制度の整備)〈4〉国は、知的創造力を高め、活力ある社会を実現するため、知的財産及びその保護に関する制度の整備に努めなければならない。
国内産業の国際競争力強化に向けて知的財産制度の整備が重点政策の一つであることは異論のないところであるが、このような「プログラム規定」を 敢えて憲法の「人権」条項に盛り込むのが果たして適切妥当であるのだろうか?その必然性は乏しいように思える。
社会の木鐸たらんとするその姿勢は大いに評価できるものであるが、膨大な論点の中で目を引いたのは、「知的財産制度の整備」に関する試案第35条第4項である。
第35条(財産権、知的財産制度の整備)〈4〉国は、知的創造力を高め、活力ある社会を実現するため、知的財産及びその保護に関する制度の整備に努めなければならない。
国内産業の国際競争力強化に向けて知的財産制度の整備が重点政策の一つであることは異論のないところであるが、このような「プログラム規定」を 敢えて憲法の「人権」条項に盛り込むのが果たして適切妥当であるのだろうか?その必然性は乏しいように思える。