主要3物価須数の動き (2021年1月基準、表示は上昇分%)
資料;;総務省、日本銀行
いよいよインフレが始まるのではないかという見方が多くなっています。このブログでは、物価問題についての多少正確な理解をしてみたいと考えました。
そこで、今一番インフレ要因として心配されている海外物価の上昇と円安とを直接受ける輸入物価指数、それが消費者に届く途中の製造加工段階の物価である企業物価指数、消費者に届いた時の値段を調べている消費者物価指数という3つの物価指数がどういう動きをするのかをグラフにすることにしました。
4月5日のブログで、それをやってみる事に決め、海外の資源価格などが上がり始めた2021年の1月からのグラグをつくりました。そしてそれを毎月新しく発表される数字で伸ばしていけば、海外で物価が上がった場合、消費者物価にどんな影響が出るかが見えてくるのではないかと思ったからです。
昨日日銀から、3月までの輸入物価指数と、企業物価指数が発表になりましたので、早速2月分と3月分を付け加えてみました。(前回は1月まで)
結果は上のグラフの通りです。1月、輸入物価は上げ止まったかに見えましたが、2月、3月と急上昇に変わりました。円安の影響が大きかったのでしょうか。それにつれて、企業物価指数も上昇することになっています。
消費者物価の発表はまだ2月までで3月分の発表は5月初めになるのでしょうが、1月、2月とじりじり上昇し始めた消費者物価指数がどう動くか、発表が待たれるところです。(因みに、3月分が発表になっている「東京都区部」(速報値)を入れてみますと2021年1月に比し2月は0.9、3月は1.3%の上昇となっています)
(消費者物価指数は総務省の調査、輸入物価指数と企業物価指数は日本銀行調査です。輸入物価指数と企業物価指数は「速報値」ですから、後から確報値になる時、修正されることもあります。ただし通常、それほど大きい物ではありません。グラフの感じが多少変わることもあるかと思いますが、その点ご理解ください)
資料;;総務省、日本銀行
いよいよインフレが始まるのではないかという見方が多くなっています。このブログでは、物価問題についての多少正確な理解をしてみたいと考えました。
そこで、今一番インフレ要因として心配されている海外物価の上昇と円安とを直接受ける輸入物価指数、それが消費者に届く途中の製造加工段階の物価である企業物価指数、消費者に届いた時の値段を調べている消費者物価指数という3つの物価指数がどういう動きをするのかをグラフにすることにしました。
4月5日のブログで、それをやってみる事に決め、海外の資源価格などが上がり始めた2021年の1月からのグラグをつくりました。そしてそれを毎月新しく発表される数字で伸ばしていけば、海外で物価が上がった場合、消費者物価にどんな影響が出るかが見えてくるのではないかと思ったからです。
昨日日銀から、3月までの輸入物価指数と、企業物価指数が発表になりましたので、早速2月分と3月分を付け加えてみました。(前回は1月まで)
結果は上のグラフの通りです。1月、輸入物価は上げ止まったかに見えましたが、2月、3月と急上昇に変わりました。円安の影響が大きかったのでしょうか。それにつれて、企業物価指数も上昇することになっています。
消費者物価の発表はまだ2月までで3月分の発表は5月初めになるのでしょうが、1月、2月とじりじり上昇し始めた消費者物価指数がどう動くか、発表が待たれるところです。(因みに、3月分が発表になっている「東京都区部」(速報値)を入れてみますと2021年1月に比し2月は0.9、3月は1.3%の上昇となっています)
(消費者物価指数は総務省の調査、輸入物価指数と企業物価指数は日本銀行調査です。輸入物価指数と企業物価指数は「速報値」ですから、後から確報値になる時、修正されることもあります。ただし通常、それほど大きい物ではありません。グラフの感じが多少変わることもあるかと思いますが、その点ご理解ください)