福島の原子力発電所で作業されている方が被曝、治療を受けておられるとか…。
東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所は24日早朝から、各原子炉の計器類やポンプの機能を回復させる作業を再開した。
前日夕方に3号機の原子炉建屋から黒煙がたちのぼったため、作業を中断していた。3号機では、協力会社の作業員3人の被曝(ひばく)量が多いことが同日午後1時過ぎに確認され、タービン建屋の一部で作業を中止した。3人のうち2人は病院に運ばれた。
外部電源が中央制御室まで通じた3号機では、仮設ポンプを使って使用済み核燃料一時貯蔵プールへ海水を注入する作業や、真水を炉心へ注入する「補給水系ポンプ」を動かす準備を始めていた。
被曝した3人は男性で、30代2人、20代1人。3号機タービン建屋地下1階の水が約30センチたまった場所で、原子炉に真水を注入するための電源ケーブルを接続する作業をしていた。3人は、緊急作業時の被曝限度である年間250ミリ・シーベルトに近い173~180ミリ・シーベルトを、この作業で浴びた。放射能を帯びた水が付着したらしい。原発の医師が、放射線でやけどのような症状を示す「ベータ線熱傷」の可能性があると判断。2人を福島県立医大に運んだ。
東電は、タービン建屋1階、地下1階での作業を中止した。
1号機では23日、炉心を取り囲む格納容器内の圧力が上昇したため、東電は海水の注入量を増やした。経済産業省原子力安全・保安院によると、炉心を冷やすための海水の注入量を毎分約178リットルから約160リットルに減らした結果、24日午前7時には圧力上昇は止まった。
1号機の中央制御室では、表示盤への通電が23日に完了しており、他の計器類の復旧作業も進められた。照明も午前11時半に点灯した。
一方、18日にタービン建屋内で1時間あたり500~720ミリ・シーベルトに達するとみられる高い放射線が認められた2号機では、どこから放射線が出ているかを確かめる手順や、鉛板を使って放射線を防ぎながら作業を進める方法などを検討している。
5号機では、23日夕から故障していた海水をくみ上げる仮設ポンプを交換するとともに外部電源に接続し、真水と外部電源を使った炉心の冷却を24日夕から再開した。
(2011年3月24日19時20分 読売新聞)
おとといから、新幹線口で東北大震災義捐金募金活動を行っています。4日間の連続行動です。
聞こえない人や、手話通訳者、手話を学ぶ聞こえる人たちが一緒に行っている募金活動です。
私も短時間ですが、おととい、今日と参加しました。街頭での募金活動に参加するのは本当に何年ぶりでしょうか、おそらく10年が単位でしょう。
久しぶりに立っているとなかなか声が出ません。
このような募金活動についてはいろんな考え方や意見があります。
でもまあ、言うは易し行いは難し…です。
さまざまなやり方で、いろんなところで 支援への取り組みがなされていったらそれでいいのだと私は思います。
新幹線口でやるのは 一応 明日25日(午後5時30分~6時30分)までです。
もし、お時間が取れたらご参加ください。
下はスウェーデン・ストックホルムで開かれた支援のコンサートの案内だそうです。
ブログ・スウェーデンの今から拝借しました。
こんな記事もありました。サンケイ新聞です。
北朝鮮が見舞金810万円 金総書記は同胞支援 2011.3.24 12:40
北朝鮮の朝鮮赤十字会は24日、東日本大震災の被災者への見舞金10万ドル(約810万円)を日本赤十字社に、金正日総書記も在日同胞に50万ドルをそれぞれ送った。朝鮮中央通信が伝えた。
北朝鮮は1995年の阪神大震災で、赤十字ルートで見舞金20万ドル、金総書記(当時は書記)が在日同胞に100万ドルを送ったほか、2004年の新潟県中越地震でも赤十字と在日同胞に見舞金を送っている。(共同)