降って来るもの

写真と散文とぽえむ

Going my way

2020-02-21 05:17:17 | 詩20

      Going my way

 

その年齢になってこそ見えてくるものが有る

それだけの月日を踏み台にしなければ

見えてこない景色も有る

長々しい日時の錬磨でしか

見られない奥行きも有る

 それだから

何十年を無駄にしたとしても

何千日を虚しく捨て去ったとしても

何万有余の時間に翻弄され続けたとしても

 それでもなお

明日という未知には

初めて視線を慄かすものが有ると

未来という希望には

心胆を震わせるものに邂逅するかも・・と

この先の桃源郷には

幸福が渦巻いているかも知れないと

 だからいつだって

鶴首して”going!!”なのだ

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一本の足跡を

2020-02-20 21:14:00 | 詩20

      一本の足跡を

 

美しいものは

往々にして

泥濘の裡に芽生える

 

目を瞠るものは

しばしば

安逸の中で発見される

 

心を搔き乱すものは

ひっそりと

平穏の間に間に牙を研ぐ

 

継続の非凡は

果て無い

平凡を厭わぬ真摯に派生する

 

因果が有って応報が有るように

 

どんなサインコサインにも

必須のように

epilogueへと誘う数式が有る

 

然れば友よ!!

 

短い旅程の巡り方にも

波乱万丈のtravelにも

ない道行だとしても

 

行き着く先のピリオドは同じだから

せめてinochiの輝きを研ぎ

夫夫に持つ一本の足跡を

各各が線引きした道順を

己が為に光らせようではないか

 

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必撮シリーズ㊆~蕗の薹-萌葱のinochi-~

2020-02-20 07:07:33 | 植物

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 カメラを袈裟懸けにしてのウオーキングの途中で”ふきのとう”を初見。最近は鹿や猪などの食料になっているかも知れなくて、昔なら路傍の土手や水路の傍や家の周りの彼方此方に芽を出していた蕗の薹も殆ど見られなくなっている。

 そこで今朝は若しかしたらと、二十年ばかりも前に無人になっている家の草だらけの庭にじっと目を凝らすと、有った!!

 萌黄色のinochiが其処彼処に芽吹いていましたよ

   

      

何時どんな鳥が落としていったのか・・、一枚の羽毛が

冷え込んだ朝の畑の模様

風景を絞って

ところでこの路傍の石、何だか”ネコ科”の動物の顔に見えませんか?

             02/20 07:26 まんぼ

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業-go-

2020-02-20 05:08:05 | 詩16

      業-go-

 

一日と述懐の僕のTOKIの相貌が

姿を晦ます時刻頃になると

その日分のエネルギーも

流石に底をついて

 所在なく揺らめく

 正体なく黄昏れる

 無味無臭に萎れる

順不同、順逆不全、理路整然

お構いなしの体裁不用の代物に成る

 それだから

実態を暴かれるのには忍びないから

 成る可くは

そう言う時間帯を忌避して

紙もペンも遠ざけていたけれど

 ほんとうに偶に

静寂のスポットライトを浴びて

書いてみたい欲望に駆られて

書いてみることがある

 

これは一種の業-go-かも知れないと

細やかに納得しながら・・

       2020 02/20 05:08:05 万甫

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無機のSIZUKU

2020-02-19 13:09:04 | 詩20

      無機のsizuku

 

ZAWAZAWAと前陣の風が吹くと

約束事のように

前触れのように

無の天界から

無機のsizukuが垂れる

 

ひとつの形を求める欲求が

結束して

最初の一言を紡ぐ生い立ち

 

SAWASAWAと清涼の風が頬を撫ぜると

ko.to.ba.たちは

連珠のように集い

未知の無形の言付けを

muneの石板に刻んで

一巻のポエムを編む

 

-僕は何時でも

-霊媒師のように

-其の遣り取りに立ち合う

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色合いと濃度で

2020-02-19 06:01:02 | 詩20

      色合いと濃度で

 

大量の月日と時分と秒が

僕のイノチの歴史を過ぎ去った

 

何もせず

何も残せず

何の手応えもなく

何の思惑も含まない間に

何の意図も示せない間に

 

一生の半分はそのように消費される

人生はそれ位の濃度で水泡に帰すから

 

折角それぞれに与えられた

多分おのおのに供給された

各自の色合いの絵の具で

せっせと

自分のinochiの絵を描くのだ

 

中途で投げ出しても悔いのない

未完成でも納得の

不揃いや不可思議や不器用を

己が特徴にできる覚悟で

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ひと欠片の未来を

2020-02-19 05:32:58 | 詩20

      ひと欠片の未来を

 

この先にあるかも知れない道筋の予告編や

もしかしたら未来の先取りかも知れない

或いは選択次第で辿っていたかも知れない

 もう一つの路の行先のことや

未来はこんな風に待ち構えていると

垣間見せられることが間々ある

 

それは薔薇色でもなく

 かと言って灰色でもなく

配色は定かではないけれど

多分、普通の暮らしの背景の色で

幸いなのか、そうでもないのか?

 楽しいのか、詰まらないのか?

詳細は描写してくれない

 

僕は頬笑んでいるのか?

 それとも

眉間に何本もの皺を寄せているのか?

定かな映像は残してくれないけれど

 偶に、不意に、正夢のように

暫く脳裏に滞留して

気持ちを左右することも有る

 

何れにしても

そのひと欠片の未来予想図は

こうして書いている時分には

 既に雲散霧消して

唯の夢物語に帰結しているのだが・・

          02/19 05:50 万甫

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三段活用

2020-02-18 14:21:58 | 詩20

      三段活用

 

頷いている

頷ける

頷いてもいい

そう思える過去があるというのは

人生の三段活用に於いて

優・良・可の良ぐらいの評価はできる

 

膨大自失の歳月日時

喪失し続ける機会

遊離した現実の悔恨の堆積物

喜怒哀楽の亡骸

 

何れにしても儚い

刹那的な夢の欠片の集積物の

来し方の塊りに

良くできた

できた

出来なかったの

真ん中あたりの通知簿を与えても

良いのではないかと

 

何しろ雑多で複雑で亡羊で不可解を

兎にも角にも潜り抜けてきた

その幸運と幾らかの英知の算定に

上中下の中ぐらいは

 

もちろん

あくまでも身内の判断に依るので

完璧な心情は反映しにくいけれど・・

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必撮シリーズ㊅~萌芽~

2020-02-18 07:19:07 | 自然

  ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 週間予報の時から、更にここ2~3日は何度も何度も”西日本に大雪”の予めの警告のようなお知らせがあって、いよいよその本番と云われた今日未明から明け方にかけて・・。

 DOKIDOKIしながら午前五時前の風景を(完全に真っ白の雪景色だと思い込んで)覗いて見事に肩透かしを喰らう。息子は電車で通勤を、孫たちは四駆の僕に送ってとの約束がいい方に宛てが外れてYAREYARE。

 では今朝は、萌え出ずる春の必撮を

沈丁花

pink猫柳

梅花膨らむ

                    02/18 07:36 まんぼ

 

 

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詩siポエム

2020-02-17 21:30:42 | 詩20

      詩siポエム

 

詩における定義など

理解している筈も無いけど

詩の書き方など

習った覚えも無いけど

 世の中には

詩と呼称されて

数多の人に愛唱され

 読み継がれている作品が

綺羅星の如く存在する

 

けれどそのどの詩編にも

 詩の骨格のことや

編中を往き巡るsiの血脈や

体液や連携するポエムの神経のことなど

何処にも記述はない

 それ故

それらの”らしき”を教科書にしつつ

己を語るに最も似合いの文体に準じて

僕はもう半世紀に亘って

 SIを書いている

何の気兼ねもなしに

誰に気後れもなしに

 どうやらpoemらしきものを

僕の詩siポエムにして・・

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