複式簿記は 文明の利器という表現で称えられますが
登記 という技術?も まさしく文明の利器 と思います
仕事がら 不動産・商業登記のこともある程度は理解が必要
になり ときどき学習するのですが 特に不動産登記の
実体・形式の整合を目指す(私の勝手な理解ですが)手法のアザヤカサに感心させられることがたびたび
1号仮登記のされた所有権の移転の登記は主登記による
仮登記をもってし、2号仮登記のされた所有権移転請求権
の移転の登記は当該仮登記の付記登記により、その請求
権の移転請求権保全の仮登記は当該仮登記に付記して仮登記をもってなすべきである。(昭和時代の民事局長通達)
その先の本登記の場面を見通した 実に整合性を貫く記載
手法だと思います
これらの方式にたどり着くまでには
先人の方々が さまざまな場面でこの形式 あの形式 と
採用に頭を悩ませ?付記登記の手法・仮登記の予備空欄
設置方式などを形作っていったのか?(私の勝手な想像)
とにかく 登記簿を眺めてもチンプンカンプンの とてつもなく
複雑な不動産登記と格闘し すこしづつ 理解可能範囲が
拡がってきました
さて 本日は行政書士会の研修
今週は 日曜日まで外出多し
18日も支部研修で 精通した同業の先生に入管法関係を学びます
20・21日は東京で中央研修所での行政法研修
学習ばかりでは とも思いますが可能な時に可能なことを
仕事が重なってくると どうにも知識を増やす場面を
なかなかつくれなくなります