おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

意外なこと

2013-04-10 | マンション〔トラブル〕


やっとのこと 春本番という日が チラホラ
という感
それにしても 安定感のなさすぎる天候
気温の差が いまだ激しく 荒天が多すぎ
暖の季節とは ほど遠いような
それでも 今朝には とても近くで 鶯の声を聴くことができました



北国の方は まだまだ近くにも 峰にも 雪を眺めながらの名ばかりの春でしょうに 贅沢なことを言っていて 気がひけますが





さて マンション関係の仕事にも携わさせていただいていますが
意外だなー と思うこと しばしば あり
『・・・マンションの魅力は 完全密室状態ともいうべき生活も可であって 近所付き合いの煩わしさもなさそうだし おおよそ マイペースを保った生活も可でありそうで 
総じて 固い表現だけど 独立空間所持者とでも表現できそうなことが まずは とても魅力で・・・』
という発言をなさる方が 意外に多い

私から見ると ある程度周囲に隙間がある一戸建てのほうが
まだ そのようなことの実現には より 適した手法だと思うのですが( より ヒッソリと自由に生きることに価値を見出したい方には 余計に ?)

マンションにもさまざまな在り様があり
一棟当たり30戸 団地全体で300戸 それより多いこともあり
かたや 4戸などというものもあり
造りも ほぼ いわゆるアパート並みのもの
高級ホテル並みの居住空間をもつもの
などなど さまざま
そうしたことをふまえてみても
マンション生活は あきらかに 一戸建て居住よりもプライベート保持割合が高い とは言い切れないと考えています
以前にも記しましたが すくなくとも マンション住人になった以上 住人間の組織である管理組合には絶対加入を求められます
それと おおよそ 自治会(いわゆる町内会的組織)があります

一戸建てだと 居住ということに関して絶対加入を要する組織は法的にはないと言えましょう



最近 一番悩んだことは
300戸以上の世帯があるマンションでの 居住空間の改装可否のことでした
『・・・この部屋は 私が買った 私の持ち物 どのように使おうが自由が当然 他人からあれこれ言われる理由などない
くどいようだが ドアをあけたら まず 全部 私の財産なんですからネ ・・・・』

マンションとはいえ ほぼ外見からしても 集合アパートのような建物内の立体状の一角を 好みの住空間に改装することの是非
もちろん さまざまな工事〔修理・改装〕の開始・終了の届出は まずどのようなマンションにも約束事がありましょうが 改装そのものに対する規制の有無・内容にかんする約束事の枠作りは 困難なことです
もちろん 一棟の建物の躯体に影響を与えるような改装は建物強度の点からしてもNG
という基本はありますが 
これ以外の場合の約束事作りは一苦労

『・・・ほぼアパート仕様のマンションだったので まさか 両隣
上下の住人の部屋で それぞれ改装がなされるなどとは想定外だった どんな具合な間取りになってしまうのか 我が空間には影響がないのか 遮音への影響はないのか 歩き音は響いてくるようになったりしないのか・・・精神的にもよくないなー
同じような間取りの集合体というところに安心感があったので無理してローンを組んだんだけど これから アッチでもコッチでも
改装 改装 なんてこと思うと ゲッソリ しちゃいそう・・マンションじゃないほうが正解だったかなー・・・』

私はマンション管理士〈国家資格〉として 住人さんの団体(必須の組織であるマンション管理組合)の相談役としても働かせてもらっています
毎月 さまざまな問題を 理事さんらと解決していかなければなりません

ということで 今 マンション判例と格闘中