おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

壁の正体

2018-05-10 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

久しぶりの ブログになりました

ビックリするほどの 速さで 今 平成30年の月日も流れていることを

実感

この 時間の過ぎ行くことに対する感覚というのは 実に不思議なものだなー

と あらためて 人間の五官と五感との絡みを含めて 思ったりした 本日でした

ときには ユッタリと ボヤーンと ホンワリ 余裕の思いの時を抱えての年月も

あったかなー そういえば あったような? と 事務所の窓から 天気雨の空を

見つめていたりしたもので・・・

  

さて 行政書士の業務と マンション管理士の業務などと並行して

ときに 国家試験受験者の相談にのることも ひとつの 私の業務ともいえる

ことなのですが 

その糧となっているのは 自身のさまざまな受験経歴の経験上から

得たものとか 同志から頂いた貴重な教訓とかが多いのですが 

ある日 ふと思いついた

結晶のようなものも 糧のひとつであります

 

先日 某受験生に伝えたことは

≪学習への思いを遮っている壁を見誤るな≫ ということでした 

受験生活においては 幾度か どうにもモチベーションが霞む時

あるいは 長いスランプの連続

挫折感に近い思いがのしかかるような時から逃れられないような

時期があり得ます

訳が分からないまま そのまま 学習から外れて 

心の熱が冷め ますます沈んでいってしまうような・・・

このようなときの対処として

“ もしかして 試験制度それ自体を モンスターのように感じてしまって

いるのではないのか 

正体の知れない 魑魅魍魎の怪物のように思ってしまってはいないか

 

這い上がれない壁になっているものとは・・・どのようなものなのか

ジックリ見つめてみることも 大事ではないのか 

ただただ 静観しているよりは

正体を捜してみないか ”

 

そう問いかけて 諸々 考えてみる 

試験は 競争であることは 否定できない 受験生であるなら その事実から

眼をそらしていてはいられない

競争の相手は 試験制度というなんとも厄介な不気味なもの

そのものというのではなく 

実は 自身と同様 合格という栄冠に向かって 日々 自己との

格闘をしている 他の受験生 という答えもあり得る 

とするなら 肝要なことは 受験生として 正々堂々 相手以上に努めるしかない

という シンプルな情況をシッカリと素直に見て 臨むことなのではないのか

 

こういった なにをいまさら というようなことを ボンヤリと意識できたのは

恥ずかしいかな 自身が そうとうな年齢を重ねてから ある日 ポツン 

という感じで得たものでした

 

自分が受験生として熱い思いを闘わすべき相手は 試験制度自体などというもの

ではなく 自分と同様の一介の巷の学習者さんたち とも捉えることもできる

そう思って なんとか  以前のモチベーションに

帰って行けるかもしれないではないか と・・・その相談者に話してみたのですが

 

試験 日々増大していく 試験という名の巨大存在 

実際 君の前の壁は そういったものなのか ?

実は

競争すべき真の相手は 見据えることのできない不気味で超抽象的なモンスターっぽい

試験制度 などというものではなく

人数が限られている合格ラインに入り込む という 実にシンプルな 志を同じくする者との

日々の努め合戦

なのではないだろうか

 

まったくのところ 自身は この程度のアドバイスしかできません 

でも この思いは ハッとするほど シンプルだけど重ーい 自分が自分に

伝えたものだったので(できるなら もっと もっと 若い時代に気が付きたかった

ものだった

のですが その頃は ただただガムシャラで 徒に ショゲタリして・・・

そんな 単純な 小学生でもわかるような事に気付くこともできませんでした

こう言っては 小学生さんに失礼でしょうが・・・)

 

というわけで まだ まだ ガンバッテ 自身も学習します

合格者となれるよう 真の相手より 少しでも内容を習得できるよう

 

繰り返しになり恐縮です が

競争すべき真の相手は 見据えることのできない不気味で超抽象的な

灰色のモンスターっぽい

試験制度 などというものではなく

人数が限られている合格ラインに入り込む という 実にシンプルな 

志を同じくする者との

努め合戦 とも見えるのが 国家試験受験生の日々(国家試験に限りませんが)

 

という 本当に恥ずかしいようなアドバイスを記した本日のブログ

ですが

あえて 記しました

もしかして 遠い過去の自分のそのときのような 希望が磨り減っていくような

灰色の受験状況に

陥ってしまっているかもしれない受験生さんのための 

もしかしたなら

起き上がり小法師 にでもなれることがあるかもしれないことを祈りながら・・・

 

もしも 君のその熱が少しでも残っているのなら

気分転換をして また 基本書を開いてみては いかがでしょう

悔いを できる限り 残さないためにも

人生は ほんとうに 一度だけ 

それにしても 重い言葉ですね 

あらためて そう 思いました

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