おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

驚き

2008-11-15 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


法的見解の相違による討論は
つまるところ それこそ見解の相違で終わる
ということが相場

各々の信念と法感覚で意見を戦わせ
最終的には 第三者機関たる公的場で
それなりの決着点にたどり着かせる

大胆に言い切ってしまえば 世のイザコザは 
何らかの基準で甲乙をつけるしかない
当事者が盾にしてる基準では甲乙を決め得ないときは
第三者基準を置くしかないのです
(もちろん できるかぎりの公正さを追いながら)



しかし 公法関係には 意見を戦わせながら施策を行う
場面ではない性格のものがあり
そのひとつが 防衛組織維持システム

わかりやすく言い切ってしまえば
行動総体としての防衛組織ですから
そもそもが統一かつ一連指示組織であるのです
そのための 防衛大臣 そして 内閣総理大臣いう
存在なのです(彼らの 仕事・役目 幕僚長の仕事・役目
とうことです)
そういう地位にいるから偉いとか なんとかという問題では
けっしてありません
仕事 そして 役目 なので 行っているのです
してはいけないことと せねばならぬことがあるのです


(いまの世になっても なん世代も昔のように
議員様 社長様 校長先生様 ・・・本部長様などなど
その人物の人格に惚れるならいざ知らず
いたずらに 上げ奉っている様子を見ると
情けないを通り越して 哀しくなります 
役人さん 勝ち組さん?にも 粋でイナセナかたも
もちろんいますが)


とある国の
軍事機構の生身の?軍事力に一番近いところにいる役人が
自己の政治的主義主張を 公然と(簡単な談話でさえ重大
まして論文)
しかも 自己の上部の見解に明らかに反する形で
しかも現職の立場の時点で
なおかつ不明瞭な部外圧力もあったのでは
と誤解され得るような方法で
政治関連意見を公表する

私には 理解できません

けっして誤解の無いよう

彼の持論が正当とか不当とか
今の為政者の歴史認識がもっともだとか そうでないとか
本来 軍人は 無口であるべきだとか 
人間として政治的意見を持ってどこが
悪いのかとか
そのようなことを記しているわけではなく

彼の立場にいる者が係わってはいけない 仕業・役目 
やってはいけない 仕事・役目だった 

と言っているのです(極 マトメテ言えば)

彼は そういう発言には
極めて繊細であるべき位置にいる
仕事人 なのです
主義に合わない指示判断を下されそうな組織には
居るべきでないし 
居るのなら 指示判断に合う仕事をするしかない
そういう仕事を自身の覚悟で選択してるのです
潔くありません あのようなヤリカタは
と 私は考えています

失礼を覚悟で言いますが
あの程度の憲法感覚の人間が 一国の軍事を直接動かし
得る
場所に電話を据え机を構えていたことに

恐怖感を覚えませんか

私は 事態を知り 体がこわばりましたが

文民である為政者の指示判断に拠ることを大前提に
わが国の防衛という公組織は 存在しているのです
この構図を絶対的に確保する
ことによって
最終的には
国民の負託にこたえることを期するもの
と しているのです
【憲法 前文・66条2項  自衛隊法7条・52条など】



硬い話で ゴメンナサイね

私ら
一般の庶民は 言いたいことも言えず
まして 言えたにしても
その手段は とるにたらなようなものしか選択できず
アピール方法の格差は 天と地

自分の言いたいことを 
自分の都合のよいときに
マスコミの利器を使い放題で流しまくれる
の図を見せられる度

この国の報道文化のあり様
嘆かざるを得ません

あっちも こっちも
自己本位がすぎる  ように思えるのですが

                  







つながり

2008-11-14 | ■ サマザマな おはなし


あいあわらず ときどき ブログの記事の
文字消え現象発生

前回のも 一度手直ししたのですが
その後も ダメです

前後関係で理解してください(せっかく読んでくださっている
のに ほんとうにスミマセン)

めげずに 今日も綴ります

今 部屋のコンポでJAZZを聴いています
1960年演奏のもの
ニュージャージーでの演奏

興味を持ったのは メンバーのつながりです
ティナ ブルックス
デューク ジョーダン

フレディ ハバード
アート ティラー
サム ジョーンズ

どういうつながりで こういうメンバーが
一堂に会したのか
メンバーの誰かと誰かが知り合いだったのか
それとも コンタクトをとる中心人物の存在があったのか
単に 皆スケデュールがバッチリだったのが
最大の理由なのか
6月の旅行中に 気が合った連中での ほとんど即興
そのものメンバーなのか

などなど 勝手に想像します

この後 このなかのある者 というか
本来の?JAZZが勢いをなくしていき
仕事の場をヨーロッパに求めたり
相当の苦労を余儀なくされたり・・・

出会いと別れ 
この世界も あの世界も  何時の世も どの地も
生活という 二文字との戦いは タイヘン


このプレーヤーと あのプレーヤーは

どんな縁で共演となったのかな

モンクとコルトレーンなんか 個性が違いすぎるように?
思うんだけど
この共演が なんともいえず イインダナー

誰が どうやって とりもってくれたのやら

アリガトウ
いいなー 二つの個性のぶつかり合い

そういうの たくさんあります
意外なつながりでの演奏

それも 音楽の楽しみ
JAZZに限りませんね

               



あと何度

2008-11-11 | ■ サマザマな おはなし


新藤兼人監督
96歳になられた今も 映画と関わり
最近も新作公開

直ぐに脳裏に浮かぶのは
私の場合は  裸の島


名作だと思います

波と小船と空と段々畑と水汲み桶と 子供たちと
そして夫婦の生き様
セリフは無くとも饒舌に 生きるという意味を語ってくれた
ように チッポケな自分には思われました
今から 約50年前に公開されたのでした


96歳は私には 無理・・・


あと何年 この地上の出来事を体験できるか
という基準で考えたとき
私はいつも  あと何回 
夏を過ごせるかなー
と 思ってしまう

特に大好きなんです 夏が

人によっては 
あと何回桜の散る夕暮れを体験できるか
あと何回早朝のスキーを楽しめるか
あと何回奈良の秋を巡れるか
というように思いなされるかもしれませんが
私はいつも決まって 夏のシーン

故郷のバス停から振り仰ぎ いとしい山並みを
望んでいる様

それと 燦々と降り注がれる陽光にただよう
草いきれあふれる故郷の山の小路

何時だって 同じ構図 そして 薫りの記憶
コレを何回体験できそうかなー
と ボンヤリ ウットリ 思ってしまうのが常

冬も 春も 秋も 好きだけど
夏が大好き

あと何度 あの 夏の小路の草いきれを嗅ぐことができる
かな・・・
故郷の山に緑いっぱいの
夏・・・・

大好き

おっと

ウットリしすぎないで 
条文を確認しなきゃ

今は まだ仕事の時間

             

 


      

 

    

      

 
   


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うまい具合には

2008-11-10 | ■ サマザマな おはなし

仕事に一区切りがつきそうで
すこし休養期間ができそうかな
と 思っていましたら

なかなか うまい具合には・・・

次々と 研修やら 試験やら 出張やら ・・・やらで
それなりに時間をとられ?
ボンヤリとはできません

職業人としては うれしいことです
暇すぎては おおいに困りますので

さて目下の最重要宿題は
月末の ある資格試験

自身の生涯設計にも大いに影響を持つ
特に重要な試験と位置づけていますので
慎重に 力を尽くさねばと考えています
(乏しいエネルギーを有効利用せねばなりませんので)

といわけで 最近は 時間がとれしだい
テキストにらめっこタイムの連続

スケジュールの合間だけの受験学習なので
大好きなミステリーとも久しく会っていません




先日の行政書士試験も
そうとうに難度が上昇しているのでしょうね

世は 資格時代?なのかな

でも 資格万能というわけではないことにも
異論はないでしょうが

より自分らしく生きるため資格を要する方は
いっしょに学んでいきましょう

私も もう少しだけ 今晩もガンバリマス

                   



試験日

2008-11-09 | ■ サマザマな おはなし

本日は 行政書士試験日

茨城は 筑波大キャンパスで実施され
私は試験員として お手伝いさせていただきました

受験生の皆さん おつかれさまでした

3時間の緊張の連続
寒い中 タイヘンでしたね

今晩はユックリ休み
明日から また レッツゴーですね

うまくいった方も そうでなかった方も

日はまた昇る
 
です

                



続きますね

2008-11-08 | ■ サマザマな おはなし

男性は 平均寿命では女性に圧倒的に負けていますが
(勝ち負けと表現することは少々不適切ですが)

最近 70代男性の著名な方の死亡記事が続きますね
(モチロン 死に軽重はありません 著名だろうが
そうなかろうが)
意外な方だったり 
以前から厳しい状態が報告されていた方だったり

いずれにしても 最近とても 考えさせられます

どうしてもわが身を振り返りますから

人間ドックは前回 何時だったか
最近酒量は(そんなに飲めないのに)
確かに太り気味だが
運動は
ストレスは?

そして 周りの気になる面々の健康状態も



どうしても自分だけは大丈夫 と 
思ってしまっているんですね

こういう面でも 人間とは自分本位の基準に酔ってしまって
自身に都合悪いことは現実感薄くしかとろうとしない

どうにも避け得ないのか
不思議な情ですね

他人の最期は努めればいくらか想像できても
自分の最期は なかなか画像として浮かべづらい
というか 浮かべることを無意識にか?避けている?

絶対的に到来する現実を 
最後の最後の千秋楽の舞台まで どうにも実感できない

でも それだからこそ
人間かな?

とにかく 明日も1日
がんばっていこう

ご冥福を祈りつつ
この世に生まれた 縁 を思いました
もちろん 女性の方たちにも

世界中の・・・縁あってこの地上に生まれし命

路傍の名も知らぬ秋の草花
それを眺めていられる幸せを感謝しています

                







何度も 何度も

2008-11-06 | ■ サマザマな おはなし

アメリカの大統領選
さすがに長丁場の後の
疲れ が 見え隠れしますね

マスコミにも 選挙人にも 関心をよせていた世界中の
大衆にも 
それと 政治評論家さんという方たちの多くにも

“どうせ・・・それほどには・・・変わるわけが… ないんだろうなあ”

期待はしてますが どこか諦念に似たものが
こういう華やかなニュース後には 浮かんでは消え 
また浮かびます

日本にしろ アメリカにしろ 
結局 一定の仕組みの中の政治

なんとか資本主義だろうが
なんとか社会主義だろうが
なんとか・・・・主義だろうが

なんども なんども 
だんだんと情熱がコジンマリとなり
説得のエネルギーも蓄えを少なくし
障碍に展望を狭くし
いつしか 政策がしぼんで
またしても新しい勢力を大衆は渇望するようになってゆき

というような廻り舞台を眺めさせられてきましたから

その新しい勢力の内容は最大決定要因ではなく
変わること それ自体に意義がある
という理論が巾を利かしていく

そのようにして くりかえしくりかえし 
為政者のバトンタッチだけは
選挙の前後だけの熱気らしきものにからくも支えられながら

続いていく

ある国では その熱気さえも無く バトンタッチだけが
ほぼ型どおり催され
タッチの儀礼が過ぎるや否や
人々のタメイキが

晩秋の霧にまぎれて・・・・

100パーセント ノンポリに近い私でしたが
それなりの対国家感がありました

今はどうなんでしょう
若人も それなりの対国家感を持っているとは思いますが

それとも そんなことより まず 生き抜き感の醸成
でしょうか

デザインは違っても
何時の世も 若人には 特有の
“政治なんて 何ぼのもんじゃい”
という 雰囲気がありますかな?

世の
今の状況では
無理もないような気がします

                  



バブル時代

2008-11-05 | ■ サマザマな おはなし

ある先生が バブル時代とは

   
先使いの時代

だったのだ 
と表現されてましたが
とても解りやすい言い方で 感心した記憶があります

私の不勉強もありますが
バブルの正体をいまだに捉えきれず
そもそもバブルの定義があいまいで迷い歩き

世間で バブル バブル と簡単に言いふらしているが
(周知の事実の言葉・暗黙の共通認識下の言葉?・・・
しかし 実際はとても不可解な微妙な言葉)
バブルとは いったい何者だったの というと
“ンーン”と首を捻る感じの対応をなさる方がほとんどで



遠くに見える 
黄金の山らしきものをあてにして
人々が ためらい無く 疑いなく? 
財らしきものを競い貯めし
財らしきものを借り 
財らしきものを作り 
財らしきものを使いまくった
そのような時代・・・か

経済というものを少しでも自分の知識として身に着けたい
と考えるとき 格好の題材になるのが
【バブル時代とは】
という問いかけ

なかなか 奥が深く 興味の尽きないテーマです

いまだに ピシッとした形では
私の頭に定着してくれそうもありません
不思議で 不思議でとても関心が深い
経済語

この不景気時代に
パラッと 
バブルエッセンスをふりかけると・・・

なんということを考えてしまうのです


               






余計なお世話

2008-11-04 | ■ サマザマな おはなし

知ってないと どうしょうもないところは(いわゆるマル暗記
箇所)は 済ませてないなら前日徹夜でもして
ヤルシカナイ

と言いたいところですが
考えさせる部分の多いテストは
まずなにより 当日へのコンディションづくり
だと 私は考えます(試験数日前ともなると)

頭が疲れていては 大損
今までの努力を発揮できないことになる虞が大

思考力の芯に 疲れがこびり付いているようなら
休息も大事(あせる時期に至っては 勇気の要ることですが)

長丁場の格闘
開始前に頭がボーッとでは
モッタイナイ

難しいことは承知ですが(私もサンザン失敗しました
受験体調コントロールのミス)

どうしても 最後の最後まで 知識を詰め込みたくなるん
ですよね

確率的に考えると
出題ポイントを当てるのと
頭脳に臨戦対戦用のチャージをするのと
どっちをとるかの 賭けです

苦しいことだけど 
知識を詰め込むのを我慢して
頭と体を休めるほうを薦めます
(そんなこと とっくに承知の承知と言われそうですが)
でも どうしても最後の最後まで眼も頭脳も使い切りそうな
状態での受験者を散見するので
余計なお世話を また記してしまいました)

せめて 試験前日の半分はユッタリと
(そうできるようだと 好いと思うという
いろんな試験にサンザンイジメラレテキタ
独断と偏見の あるオジサンの意見です)



がんばってくださいね

さまざまな人生色の
受験生のみなさんへ  でした

《私も まだまだ 各種試験の受験生からの
栄光への脱出
できそうもありません

次から次へと登場してくるので

マンション関係
後見人関係
一番ヤッカイな試験
などなど
たくさん たくさん控えています》 

                      


                     









昨日は

2008-11-03 | ■ サマザマな おはなし

原信夫と♯&♭を聴いてきたのでした
81歳 
年齢を感じさせない パワー

大好きなことを やり続けた 心
そういうものを見せてもらった気がしました
さすがに 聴衆は熟年世代
私なんぞは 若僧でした



東京文化会館大ホール
余裕を持っての到着だったので 辺りを散歩しましたが
上野公園の人
すごいものでした
街中よりも 散歩の本場
という感じで ビックリするほどの 人 人

夕暮れ近くでしたが ゾロゾロ ゾロゾロ
自然回帰?
たしかに 東京駅近辺も上野駅近辺も
連休中のわりには 人だらけというわけではなかったが・・

とにかく 公園は盛況でした(いろいろな催し物が
重なったのかな?)

さて 仕事モードに切り替えて と・・・
今日は午後から
行政書士試験係員の説明会に出席

受験生の皆さん あと一週間

それにしても最近の受験者数
私の頃と比較すると

超 驚きです