東京新聞を読んでいたら、小さな囲み記事が目に入りました。
北海道の函館市が「市として大間原発の開発中止を求める訴訟を起こすかもしれない」との記事でした。記事では、地方自治体が国を相手に裁判を起こすのは稀有なことで、前代未聞かもしれない と言います。

私は現役時代、観光を兼ねて下北半島から大間に行き、大間からカーフェリーに乗って函館に行ったことがあります。カーフェリーの船内は乗船客が多いのに驚きました。船内で聴いたところ、大間や下北の人は、「病院も大きな買い物もフェリーに乗って函館に行く」と話していました。
大間から函館まではフェリーで1時間30分、大間から青森までは車で順調に行っても3時間以上はかかると言います。それを聞いて、大間や下北の人がフェリーで函館に行く理由がわかりました。
今回、函館市が大間原発建設中止を求める裁判を起こす理由もわかりました。
大間・函館間は海を隔ててはいますが、距離は30㎞しか離れていません。もし、大間原発で事故が起きれば函館市民も大変な災難が起こります。もちろん、「大間のマグロ」で有名な漁業も再起不能になるでしょう。
函館市が裁判を起こすことに対して、多くの函館市民が訴訟費用の一部を負担したいと多くの拠金の申し出があるそうです。当然な気持ちもします。
翻って、今日の新聞には自民党議員に「原発政策についてもアンケート調査」に対する模範回答を「電事連」(電力会社の連合体」が示していると言います。
また、電力料の値上げであの東京電力が黒字になったとも報じています。
安倍首相は、原発維持・推進、新規建設、原発輸出に熱心です。
福島原発事故に何の反省もなく、事故から何も学ぼうとしない姿勢に驚いています。
こんな政治を変えるためにも、函館市も、市民も手を携えて運動を進めていかなければと思いました。
北海道の函館市が「市として大間原発の開発中止を求める訴訟を起こすかもしれない」との記事でした。記事では、地方自治体が国を相手に裁判を起こすのは稀有なことで、前代未聞かもしれない と言います。

私は現役時代、観光を兼ねて下北半島から大間に行き、大間からカーフェリーに乗って函館に行ったことがあります。カーフェリーの船内は乗船客が多いのに驚きました。船内で聴いたところ、大間や下北の人は、「病院も大きな買い物もフェリーに乗って函館に行く」と話していました。
大間から函館まではフェリーで1時間30分、大間から青森までは車で順調に行っても3時間以上はかかると言います。それを聞いて、大間や下北の人がフェリーで函館に行く理由がわかりました。
今回、函館市が大間原発建設中止を求める裁判を起こす理由もわかりました。
大間・函館間は海を隔ててはいますが、距離は30㎞しか離れていません。もし、大間原発で事故が起きれば函館市民も大変な災難が起こります。もちろん、「大間のマグロ」で有名な漁業も再起不能になるでしょう。
函館市が裁判を起こすことに対して、多くの函館市民が訴訟費用の一部を負担したいと多くの拠金の申し出があるそうです。当然な気持ちもします。
翻って、今日の新聞には自民党議員に「原発政策についてもアンケート調査」に対する模範回答を「電事連」(電力会社の連合体」が示していると言います。
また、電力料の値上げであの東京電力が黒字になったとも報じています。
安倍首相は、原発維持・推進、新規建設、原発輸出に熱心です。
福島原発事故に何の反省もなく、事故から何も学ぼうとしない姿勢に驚いています。
こんな政治を変えるためにも、函館市も、市民も手を携えて運動を進めていかなければと思いました。