囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

Nenes 黄金の花

2014-02-20 09:13:56 | 囲碁きちのつぶやき
Nenes 黄金の花



私は、この歌が好きです。好きと言うよりも、この歌を聞くといろいろ考えさせられます。

そもそもこの歌は、外国から日本に出稼ぎにきた方に向けて作られたようです。
でも、私にはこの歌が今の日本の人たちを諌めているように思えてなりません。

その一つが、沖縄の問題です。
沖縄県の仲井真知事は、3000億円以上の振興財源と引き換えに、辺野古への基地の移設を容認しました。辺野古や沖縄県民は、「お金で心を売るのか」と仲井真知事の態度に怒っています。
そのため、沖縄県議会は「百条委員会」を設置して、この問題の審議を始めました。
「お金で心を売るな」は、この歌が言わんとしていることです。

二つ目は、原発の問題です。
過疎地に原発を誘致して、原発の見返りに多額の交付金をもらい、地域振興をはかる これが原発立地自治体の実態でした。しかし、福島の原発事故はそのツケでもあります。ふるさとに帰れない人が沢山います。これが原発マネーをもらった結末です。
でも、それにも関わらず、政・官・財 と電力会社は原発再稼働をもくろんでいます。その手段が相変わらず「札束」です。
ここでも「お金で心を買う」ことは続いています。

三つ目が、オリンピックです。
テレビもラジオもマスメディアも、いつもの通り「金・銀・銅」のメダル至上主義です。メダルが取れなかった選手や種目は、途端に報道されなくなります。
メダルばかり志向のオリンピックを観ていて、この「黄金の花」の歌と同じだなー と思えてなりません。
もっと素直に選手の気持ちの寄り添って、競技を報道することができないのでしょうか?

金銀銅黄金の色に惑わされず素直な気持ちの五輪を観たい
コメント
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