囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

今日は、何の日???

2014-03-16 21:32:18 | 日記
「暑さ、寒さも彼岸まで」とは、よく言ったもので、彼岸の入り前日の今日は、異常な暖かさでした。
都内に住む長男から「今日、行きます」と電話がありました。消費税引き上げ前で仕事が忙しく、お彼岸には行けそうもないので、今日お墓参りに行くのが理由のでようでした。

ひとが集まれば喜ぶ94歳の母親はとても嬉しそうでした。



近くに住む私の長女一家にも声をかけて、急きょ、夕方、家族が集まることになりました。

いとこ同士が身長を比べたり、よれば他愛のない話ばかりでした。



飲んだり、子どもの近況などを話していると、長女が「今日は大おじいさんの誕生日なのだから集まったのではないの?」と言いました。
すると、母親が「今日はおじいさんの誕生日で、生きていれば、102歳になります」と即座に言いました。私は、父親が3月生まれだったことは辛うじて記憶にありますが、今日が誕生日で、その上、102歳になることなど全く気が回りませんでした。



それが発端で、大おじいさんの思い出話に花が咲きました。子煩悩だっただけに、孫(大おじいさんからすればひ孫)たちもいろいろ思い出を話しました。
「自転車乗りを教わった」「いつもひざの間に抱いてもらっていた」など思い出話が続きました。連れ合いが、高齢でかなり体が弱ったころ、ひ孫の子守で一緒に体を動かしているうちにすっかり元気になったことなどを披露しました。そんな話を母親はうれしそうに聞いていました。

私は、彼岸前に家族がなんとなく集まったとばかり思っていましたが、みんなは大おじいさんの誕生日だということを知っていたようでした。長男として恥ずかしい思いをしました。反省。

彼岸前思い出話に花が咲く故人の写真を目の前にして
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お墓参り

2014-03-15 21:56:02 | 日記
春のお彼岸を前に、妹の菩提寺にお墓参りに行きました。
お墓は、お寺の多い上野にあります。
春と秋の彼岸ぐらいしか、お墓参りが出来ないことを悔やみつつ、今日は一人でのお参りでした。



亡くなったから13年目です。妹が知っている一番小さな孫が今年は高校入学です。妹が知らない孫も、4人増えました。楽しかっただろうことも知らないかわりに、東日本の大震災も、原発事故も知らずに逝きました。良かったのか どうかわかりませんが、それが人生でした。

菩提寺の近くの神社に行きました。よく見ると境内に富士塚がありました。



毎年、元旦に行く所沢市内の荒幡富士よりも、とても小さな富士塚でした。でも、火山岩で出来た参道は苔むしていて、とても風情がありました。

お墓参りをすませて、夜間大学時代の学友との囲碁会に行きました。相変わらず、勝った、負けたとむきになった後は心置きなく飲み会です。
病気のためしばらく顔を見せなかったメンバーも来ました。



顔さえ見れば、ひとまずは安心です。

病えて久し振りに会いし友「元気」のあとは碁仇にもどり
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ポン抜きゲームから・・・

2014-03-14 21:24:01 | ざる碁が趣味
年金者組合の囲碁サークルの例会でした。
全くの初めての方が参加したので、囲碁のルールを最初から説明しました。

囲碁は、いろいろの教え方があるようですが、私は「ポン抜きゲーム」から教えます。
「相手の石を囲ったら取れる」と言うことを小さな碁盤を使ってやります。



マンガのイラスト入りのパンフレットです。
子どもならともかく、人生経験の長い人にこんな教え方をするのは気が引けますが、やむを得ません。

次が、「生き、死に」の基本です。



目が二つあれば、「生き」、一つでは「死に」と言うことです。9路盤で実際に石を並べて勉強してもらいました。理解してもらえたか、疑問です。

囲碁は、岡目八目、傍で見ているのが楽しいのはどこでも同じです。

折角、囲碁を覚えたいと入会された方が、これからもあきらめずに来てくれることを願っています。

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雪椿

2014-03-13 19:52:34 | アコーデイオン
地元の集会所で行われている「ふれあい食事会」にアコーディオンを担いで行きました。小雨に降る中でしたので、山用品の「ザックカバー」をアコに掛けて行きました。

雨の中でしたが、昼間、独居となるお年寄りが 16人集まりました。
食事前にいつものように私の下手な伴奏でうたを歌いました。

「早春賦」「春の小川」「仰げば尊し」「蛍の光」は、2月から毎回歌ってもらいました。
それ以外では、「鐘の鳴る丘」「宵待ち草」「誰か故郷を想わざる」「あざみの歌」「王将」「雪椿」でした。



「王将」「雪椿」は初めてでしたが、思いのほかみなさん大きな声で歌ってくれました。特に「雪椿」は殆ど右手だけの伴奏?でしたが、下手な伴奏をカバーして、楽しそうに歌ってくれました。みなさんが好きな歌なのでしょう。

お腹が空いたところでランチです。



今日のランチはとてもカラフルでした。ご飯は、サケのまぜご飯、煮物は、ニンジン、さつま揚げ、ちくわ、ゴボウなど、たくあん、ポテトサラダ、デザートはミニトマト、ネイブル、わかめの味噌汁と写真の通りです。

私には、少々、足りませんでしたが美味しく全部いただきました。

雪椿やはり越後が似合いそう武州のものはなぜかそぐわずに
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3月11日を迎えて

2014-03-12 10:23:44 | さよなら!原発
東日本大震災から3年目を迎えました。
死者 15,884人、行方不明 2,633人、震災関連死 2,993人 避難者 267,419人 などの数字が新聞紙上に載っていました。

一向に復興しない被災地、制御不能で海に垂れ流している放射線汚染水の記事がある一方で、こんな記事もありました。



「フクシマ忘れ政財界”再稼働”大合唱中」との記事です。
世論調査では、震災復興「進まず」 77% 「原発ゼロ」 69% の民意を無視しての安倍政権の暴走です。

自然災害に加えての、福島の原発事故はさらに酷いと思います。私は、3月11日に原発について考えたいと思い、1冊の本を読みました。

反原発で運動をしている小出裕章さんの「100年後の人々へ」と言う文庫本です。



生い立ちなども含めて小出さんがなぜ原発に関わるようになったのか、これから何をすべきなのかを平易な文章で語っています。

そして、帯にも書いてありますように、もし「生まれ変わったら、生涯を廃炉技術に捧げてい」と言っています。「原子力の平和利用」という甘い言葉に惑わされた一科学者の痛恨の反省から出た結論のようです。

本の中で、小出さんは、今や「原子力村」などと言うものではなく、「原子力マフィア」が日本を牛耳っている とも言っています。その結果が、民意を無視しての「政財界の原発再稼働の大合唱」です。

平易な文章ですので、私はこの本を短時間で読んでしまいました。そして原発問題を考える上でいろいろの示唆を学びました。関心をお持ちの方にはご一読を勧めます。

夜は、宮寺アコーディオンサークルの例会でした。
全員で、被災され亡くなられた方々に黙とうを捧げました。



そして、一日も早い復興を願いつつ、新沼謙治さん作詞・作曲の「ふるさとは今もかわらず」の練習をしました。

震災の教訓まともに受け止めて原発やめてふるさと再生
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