渋谷ヒカリエは、大人の香りのする魅力的な施設でした。
マーチャンダイジングのしっかりした構成は、東急グループの英知を集めたテナントミックス。
ファッションを中心にした下層階は、若い女性の支持を集めているようでしたし、ステーショナリーを扱う店舗は、おじさんの感性をくすぐるアイテムで一杯でした。
東急不動産のしっかりした企画がうまく活かされた素敵なビル・・・そんなで第一印象でした。
上層階はオフィスビルでワーキングスペースとしても魅力的です。
サーファーでもないのにサーファーカット。
ファラのパンツをはき、デッキシューズに鍵ジャラジャラのキーホルダ・・・。
今にして思えば、大笑いです。
初めて彼女と行った映画館パンテオン、バドワイザーやクワーズを飲んだカフェバー、センター街にあったジェノバというパスタ屋さん・・・。
今となっては懐かしい青春時代の想い出です。
渋谷の街は、竹の子族、ハマトラ、サーファー、山姥(ヤマンバ)ギャル、子ギャル・・・といった歴史を経て現在に至ります。
一時期、センター街も治安の危機も迎えました。
今ではその危うさも消えつつあります・・・。
サイバーエーシジェントなどのIT企業が集積し、シブヤバレーと呼ばれているようです。
山の手の中核となる渋谷・・・もっともっと頑張ってほしいと思います。
カルチャーの香りに浸り、文化を楽しむとともに、お腹一杯食べて・・・というのがヒカリエの基本姿勢なのでしょう。
ヒカリエは素敵な飲食店が見事にレイアウトされていました。
また、工芸をはじめとするカルチャー教室もあり、今までなかった大人の街シブヤに再編集されようとしています。
11階からの展望に感動した1日でした・・・。