日経ビジネス誌2014/4.21号恒例の「女性が活躍する会社ランキング」が発表されました。
今回で12回目になるとのことで、日経WOMAN誌「企業の女性活用度調査」に結果発表です。
2014年の総合ランキングトップは、資生堂。
この10年、ダイバーシティマネジメントやワークライフバランスなど、会社人間のオジサマ方にとっては、どこか遠い世界のようなお話もリアルな感じを持ち始めた昨今です。
男女雇用機会均等法からはじまり、セクハラ防止、パワハラ防止などなど、そして現在は安倍政権による女性活用策の推進と「女性」に注目が集まっています。
そういえば、高校、大学でも成績のいいのは女性。
米国の調査でも大学院の成績、修士の取得率も女性の方が上とのこと。
やはり女性は優秀なのです。
勉強ができる=仕事が出来るという式はなりたたないとは思うのですが、
社会人基礎力を考えた場合、やはり知識、思考力は大切です。
2014年 女性が活躍する会社ランキング
1.資生堂
2.住友生命
3.日本IBM
4.パソナ
5.第一生命
6.全日空
7.セブン&アイ
8.明治安田生命
9.イオン
10.高島屋
トップ10では、生保が3社、流通が3社がランクイン。
今回の日経ビジネス誌の特集では、セブン&アイとイオンの取り組みが掲載されています。
セブン&アイ「2015年2月までに、係長相当職以上の女性管理職比率を20%以上にする」
イオン「女性管理職比率を2016年に30%、2020年に50%にする」
数値目標を掲げて、かなり本気度を感じさせます。
生活に近い産業だけに、もっともっと女性の活躍が期待されると思います。
外資系では、11位のジョンソン&ジョンソン、14位のイーライリリー、20位の日本HPが入っています。
同誌では「女性活用は、両立支援からキャリア支援へ」と提言。
結婚、出産、子育てで女性労働人口が減少する日本独自のM字カーブをいかに是正するかということだと思います。
会社のみならず、保育、家庭、地域などの総合的な対策が必要なことは間違いありません。