能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

全日空のJAL病・・・5年後には日本航空が再びフラッグシップに?ANAさん、もっと努力を!

2014年04月30日 | マネジメント

ゴールデンウィークの前半・・・面白い場面に出くわしました。


ANA搭乗でチケットを予約。

12時55分発の定刻だったのですが、実際に飛び立ったのが13時25分。

実に30分遅れです。


到着の遅れ、機体の不良整備(怖いですね~)のメンテナンス、搭乗手続きの???。


その時、同じ空港で、定時13時20分発の日本航空は、定時どおりそのまま離陸。

えっ?発着時刻は関係なく、準備が出来た順番に離陸するんだ?と思った瞬間です。

定刻で25分後の航空機が先に発った瞬間でした。


当然、日本人ということで文句を言う人は皆無。

気長に待つお客様は実に立派でした。

その間、JALANAの3倍程度の情報提供を繰り返していました。


現在、実際に搭乗をいただいている最中であると、さらには、JALは「後方の座席から優先搭乗」し、離陸時刻を順守するための創意工夫をしていること(ANAはプレミアムシートには注力していますがビンボー席には全く留意していません)・・・。

きめ細やかな努力が感じられます。


てきぱき仕事を進めるJAL、ごゆるりと仕事を進めるANA。

10年前のJALの仕事を彷彿させるANA。

相当程度、大企業病に犯された会社になったように思いました。

本社の方針が現場に活かされていない同社。

稲盛イズムのJALとは、すでに競争にならない状況、勝ち目のない状況になっていると思います。


日本航空の自爆で優位に立った全日空・・・。で

も、5年後には再びJALの時代が来ると確信した1日でした。

次回の搭乗は、当然にJALです。


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