JR岡山駅で、お洒落な列車を発見しました。
欧州地中海のイメージが伝わってきます。
JR西日本のwebサイトでも紹介されていました。
島旅へと誘うアートな港町「宇野」、レトロと新しさが共存し様々な表情を持つ「尾道」、お参りもグルメも華やかに幸せを運ぶ「琴平」、せとうちエリアを旅する特別な観光列車がLa Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)です。
La Malle de Boisとは、フランス語で旅行カバンとのこと。
瀬戸大橋が出来るまで四国と本州を結ぶ宇高連絡船の玄関口であった宇野駅、レトロな港町尾道駅、海の神さま金毘羅さんが鎮座する琴平駅を結ぶ観光列車ということです。
ホテルのような高級感のあるフローリングデッキ、現代アート作家の作品展示スペース、自転車をそのまま積み込めるサイクルスペース、ご当地のいいものを集めた車内販売カウンターなど特別仕様の列車となっているとのこと。
ちょっと欲張りすぎています・・・笑。
この素敵な車両・・・あれもこれもと盛り込み過ぎて、ちょっとコンセプトがボケているのですが、この列車は、ターゲットを自転車愛好家、サイクリストに絞り込むと、日本中、いや世界への情報発信が可能になると思います。
世界で一番美しいと言われる、しまなみ海道。
尾道市と四国の今治市を結んでいます。
今では、世界中からサイクリストが来ています。
しまなみ海道には、当初、自転車道を作る計画はなかったそうなのですが、島民の強い要望で自転車専用道が造られたとのこと。
地域経済に貢献する副産物になりました。
自転車を乗せる専用スペースも充実。
一台、数十万円から百万円ぐらいするバイクもあるため、これなら防犯上も大丈夫です。
JR西日本が創り出した新型観光列車・・・地域おこし、町おこしにつながるといいですね。