能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

日の丸・日章旗と旭日旗・・・お正月にご近所さんの玄関に掲揚 新しい国旗の掲げ方にちょっと感心!

2020年01月05日 | まち歩き
新年を迎えた日に、ご近所のあるお宅で、見た光景。
ちょっとびっくりしました。


日の丸(日章旗)と旭日旗のダブル掲揚・・・はじめて見ました。

日の丸は、国旗及び国歌に関する法律 (平成11年法律第127号)で定められた日本国の国旗です。
たった二条だけの短い法律です。
ちょっとご紹介。

(国旗)第1条 国旗は、日章旗とする。
2 日章旗の制式は、別記第一のとおりとする。
(国歌)第2条 国歌は、君が代とする。
2 君が代の歌詞及び楽曲は、別記第二のとおりとする。

そして、旭日旗は現在海上自衛隊の艦船に掲揚されるニッポンの旗。
外務省の公式ページでは、次のようにアップされています。

「旭日旗のデザインは、大漁旗や出産、節句の祝い旗、あるいは海上自衛隊の艦船の旗、日本国内で広く使用されており、これが政治的主張だとか軍国主義の象徴だという指摘は全く当たらない。」

旭日旗は、おめでたい時に掲揚するフラッグなんですよね。

欧米では、どんな町に行っても必ず旗がなびいています。
アメリカやヨーロッパは、旗文化が浸透しています。
縄張り意識、国民国家意識、風が強い風土・・・それらが独自の旗文化を形成しています。
ニッポンも見習いたいものです。

日章旗と旭日旗を、祝祭日に同時に掲揚する・・・新しいお祝いのパフォーマンスだと思った次第です。


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2020年、日本経済が不死鳥のようによみがえるための勝負の年!よそ者、バカ物、若者が活躍できる舞台を創ろう!

2020年01月05日 | マーケティング
 
GAFA、FANGの時代 少数の支配者と多数の農奴が生きる世界 20歳代の若者たちへのメッセージ
最近、若い人から質問を受けることが多くなってきました。年の功なんでしょうかねえ(笑)。経験則で語るおじさんは、もう終コンです・・・笑。就活をひかえる大学3年生や大学院で......
 
冬休み、統計資料をながめていると、日本と言う国のプレゼンスの低下がかなり進んでいることに気づきました・・・遅ればせながら・・・。

一人当たりのGDPは、世界で26位・・・。
平成の失われた30年間・・・給料、賃金は上がらず、むしろ税金や社会保険料は増額・・・経済面での豊かさは全く伸びていません。
いまやお隣の韓国に追い抜かれようとしています。
このままではブレジジットに揺れる大英帝国のような地味ジミな国になっていくように思います。

米国のGAFAや中国のBATが、グローバル化した資本主義社会で跋扈・・・もはやネットの世界に日本の席はありません。

でも、ネットの時代から、AI、ビッグデータの時代に移行しつつある今、日本に最後のチャンスがあるように思います。
ソフトバンクや楽天、新興のベンチャー企業だけでは、米中に対抗できないため、徐々に進んでいるトヨタやホンダといった大手製造業との合掌連合でイノベーションを展開していくしか勝機がないと思います。

そして、その時に主役になるのが、「よそ者」「バカ物」「若者」
彼彼女たちが起こすイノベーションだけが頼りのように思います。
ダイバーシティでもインクルージョンでもいいので、多様性を加速していかなければ衰退の一途です。

去年ベストセラーになった「GAFA 四騎士が創り変えた世界(東洋経済刊)」を書棚から引っ張り出して再読。
ベンチャー企業経営者でニューヨーク大学スターン経営大学院教授のスコット・ギャロウェイさんが書いた本です。


彼は、若者たちに、次のメッセージを送っています。
今からビジネスの世界に飛び込んでいくために必要となるものです。

・心理的成熟
・好奇心
・当事者意識といった内面的要素
・一流のブランド大学に行くこと
・資格や証明
・何かを成し遂げた経験
・大都市に出ること

・自分のキャリアをよく見せる努力
・新しいものを受け入れる
・株購入
・好きなことではなく得意なことでキャリアを磨く
・不満を口にしない
・頑強さ
・一社に固執しない

なるほど。
こうした若者たちが企業組織に増殖してくれば、社畜、保身で身動きの取れなくなっている日本の会社は変わると思います。
おじさん、おばさんの使命は、最低限、若き彼彼女の邪魔をしないこと、そして、出来れば「よそ者」、「バカ物」、「若者」が活躍できる舞台を整えてあげること。
2020年、その舞台づくりのために少しでも役立ちたいと思います。


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