能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

広島護国神社に初詣に行って来ました。今年の干支は「庚子」・・・新しい環境に対応する体制を整える年です

2020年01月02日 | まち歩き
広島護国神社に初詣に行って来ました。
 
今年は、2020年、令和2年・・・ラッキーナンバーは「2」!
1月2日に初詣です。


広島護国神社は、広島城の中にある神社。
広島で最も参拝者が多い神社です。
 

風水地理学上は、広島の龍穴に立地しています。
玄武、青龍、朱雀、白虎の四神相応のド真ん中に建立されています。



ニ礼二拍手一礼!

今年の干支は「庚子(かのえね)」・・・新しい環境に対応する体制を整える年になります。
「庚(かのえ)」という漢字は、臼と杵で穀物をひいている形で、元の形から違うモノへと変化していることを意味しているそうです。
草木としての成長が止まり、花を咲かせて種子を残す準備へと変化していく時期を表しています。
また、「庚子」の「子」は十二支の最初・・・種子の中で新しい生命を育てている状態を示しています。
 

「庚子」の年は、踏襲すべきものと改革していくものをしっかりと見極めて、次のステージへの一歩を踏み出していく年にしていかなければならないとのことです。
なるほど。
 

また、「神社歴」では、令和2年の日本国は、「前進することよりも、じっくりゆっくり根をはることに努めること」そして粘り強く1年を過ごすべきと提言しています。

景気予測では、上昇志向にあるとはいえ内実が伴わないため注意しなさいと警告しています。アベクロコンビで日銀はお札を刷り、政府はお金をジャブジャブばら撒き株価だけは上がっている・・・そんな状況を揶揄しているのでしょうか。
「神社歴」では、株価についても「もみあい状態」が続き、欲に迷うと判断を誤ると注意しています。
 

2020年、令和2年・・・平和で安寧な一年になればいいなあと思います。
皆さま、良き一年を!

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ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを堪能・・・至福のひと時 シャンパンを片手に!指揮者は41歳のアンドリス・ネルソスさん

2020年01月02日 | テレビ番組
元旦の夜、ウィーン楽友協会大ホール(黄金宮殿)で行われるウィーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサート
それをリアルタイムで、リビングで楽しめる・・・。
よくよく考えると凄いことだと思います。
ニューイヤーコンサートは世界中の90ヵ国以上に中継され4千万人以上がテレビで鑑賞しているそうです。

今年は、いただいたフランスのシャンペンをいただきながらの鑑賞。
ちょっとセレブな気分です(笑)。


指揮者は、41歳のアンドリス・ネルソスさん。
ラトビア出身、音楽家の両親のもと指揮者の道を選んだサラブレット。
ボストン交響楽団とライプチィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の音楽監督で、2010年よりウィーン・フィルでの活動を始めています。

ニューイヤーコンサート2020で棒を振るネルソスさん・・・派手さはありませんが基本をきっちりおさえたマチュアな指揮は、なかなか素敵でした。

ヨーゼフ・シュトラウス野村「リヒテンシュタイン行進曲 作品36」やエドゥアルト・シュトラウス「ポルカ・シュネル「電撃」 作品132」あたりは、彼の良さが出ていたように思います。


フランツ・フォン・スッペ作曲の「喜歌劇・軽騎兵序曲」は、旧広島市民球場時代から1回にトランペットで演奏されるカープファンのDNAにある名曲です。今でも、マツダスタジアムで必ず演奏されます。世界最高峰のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の軽騎兵序曲・・・サイコー!でした(鈴木誠也風に・笑)。

そして、お約束の「ワルツ美しく青きドナウ・作品314」。
ヨハン・シュトラウス作曲のオーストリアの第二の国歌と言われるワルツの名曲です。
これを初めて聞いたのが幼少の頃、父に連れて行ってもらった映画「2001年宇宙の旅」の中ででした。スタンリー・キューブリックの世界にジャストフィットしていました。


締めは、これまたお約束の「ラデツキー行進曲 作品228」。
ヨハン・シュトラウス父作曲です。
これも、いまだにプロ野球テレビ中継のテーマ曲で流されていますよね。

新春に聴くウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の音色・・・堪能することが出来ました。

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世界標準の経営理論 史上初!世界の主要な経営理論30を完全網羅した解説書 ビジネス書籍界のビッグサプライズ!

2020年01月02日 | 本と雑誌
すごい本に出合いました。
電話帳のような厚さ・・・若い人は、電話帳と言ってもピンとこないかもしれませんが・・・笑。
なんと820ページあります。
菅野先生の「労働法」が950ページですので、それに次ぐ大著です。


世界標準の経営理論
入山章栄著  ダイヤモンド社  2900円+税

著者は、早稲田大学大学院ビジネススクール教授。
「世界の経営学者は今何を考えているか」「ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学」などの著で知られています。

同書は、ポーターのSCP理論とバーニーのRBV理論が全編を通じて通奏低音のように流れています。
また、著者は第3章でセンスメイキング理論を取りあげ、今、日本の経営で最も重要な事項として詳細な解説を加えています。「未来はつくりだせる」・・・お馴染みのハンガリーの偵察部隊のアルプスでの遭難事故から始まります。ぜひ読んでいただきたいセンスメイキング理論です。

目次
第1章 経済学ディシプリンの経営理論
第2章 マクロ心理学ディシプリンの経営理論
第3章 ミクロ心理学ディシプリンの経営理論
第4章 社会学ディシプリンの経営理論
第5章 ビジネス現象と理論のマトリックス
第6章 経営理論の組み立て方・実証の仕方

経営学がサイエンスであれば、再現性がありプロセスを踏めば必ず成果がでる・・・でもそうではないので経営「学」ではなく経営「論」だというのが小職の持論。

でも、最新の経営研究は経済学のように、データや数学を使った定量的なアプローチが世界の潮流のようです。
そういう意味で、暗黙知やストーリーといった定性的なアプローチをしている日本の経営「学」では国際的にはちょっと異端なのかもしれません。

第1章から経営理論の世界に引き込まれていきます・・・。
この章は、お馴染みのポーターやバーニーが登場するなかなか面白いセッション。
取引費用理論(TCE)、ゲーム理論、リアルオプション理論の解説は、腑に落ちる見事な解説です。

著者の言うように、同書は逆引きで読んだり、興味のあるところからアプローチするのが良いように思います。
分厚い大著「世界標準の経営理論」・・・ビジネス書界のサプライズです!


帯のキャッチコピーもすごいです(笑)。
世界の経営学の英知は、この一冊で完璧に得られる
ビジネスパースンが考え抜くための羅針盤はここに
圧倒的なわかりやすさと面白さで、どの章も驚くほど一気に読める!
史上初!世界の主要な経営理論30を完全網羅した解説書

この切り口は、著者が言う「史上初!」というコピーがまんざらウソではないような気がします。
年始に書斎にこもり、熱いコーヒーを片手にペラペラめくりたい一冊です。

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