暖冬と言われ、雪がまったく降らなかった中国地方。
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松江自動車道は、通行止め。
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暖冬と言われ、雪がまったく降らなかった中国地方。
AI、ビッグデータ、IoT、データサイエンティスト・・・時代のスピードについていけないのではないか?・・・ちょっと不安。
でも、天性のオプティミスト・・・まっ、いいか!(笑)
そんなところに出たナイスな一冊です。
奥付は、2020年1月2日発行のピカピカの一冊です。
文系AI人材になる 統計・プログラム知識は不要 -文系のためのAI職養成講座-
野口竜司著 東洋経済新報社 1600円+税
文系は、しょせんゼネラリスト。
広く浅く・・・結局何も専門性がない社畜、その会社ローカルのサラリーマン・・・といったところでしょうか?
同書では、AIをただ恐れるのではなく、共生していくこと・・・AIを活用しながら、人の能力を拡張していく、AIが人の仕事を補助するという新しい視点を提供してくれます。
また、統計とかプログラミングと聞いただけでドン引きする文系人間に、夢と希望を与えてくれます(笑)。
目次
第1章 AI社会で職を失わないために
第2章 文系のためのAIキャリア
第3章 AIの基本は丸暗記で済ます
第4章 AIの作り方をザックリ理解する
第5章 AI企画力を磨く
第6章 AI事例をトコトン知る 業種別×活用タイプ別の45事例
第7章 文系AI人材が社会を変える
AIは、「作る」から「使う」時代に突入したと言う著者。
ベンチャー企業の取締役をされています。
AI、機械学習、ディープラーニングの違い、AIの学習方式には「教師あり(答えあり)」「教師なし(答えなし)」「強化学習」があること、機能別では「識別系」「予測系」「会話系」「実行系」があること、役割別では「代行系」と「拡張系」があることといったAIの体系をわかりやすく整理しています。
これなら、文系でも理解できます。
また、GUIのAI構築環境が、現在かなり整ってきたことを知り、チャレンジしてみようかなと思わせます。
グーグルクラウド、データロボット、ソニープリディクションワンなどを使えば、何とかAIアレルギーから脱却できそうです。
文系人材に向けて出版されたAI本・・・なかなか重宝な一冊です。