能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

コロナショック対策は早めの行動が必須です まずは、経済産業局からの情報を!手持ちの流動性を高める!

2020年03月13日 | マネジメント

明日の見えないコロナショック。

株安、円高が進行し、街角の人の姿もまばら・・・。
新幹線もガラガラ、飛行機も空席が目立つ・・・飲食店や飲み屋さんもお客さんがいません。

旅行会社などで内定取り消しを出す会社も出ているようです。


今回のコロナ禍は、リーマンショック、東日本大震災を超えるリセシッション、景気後退があると多くのエコノミストが指摘しています。
東日本大震災の時は2.5兆円のGDPが吹っ飛びましたが、今回のコロナショックでは2.9兆円規模となると予測されています。


経済産業局からメールが届きました。


新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策(第2弾)について


https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2019/index.html#yobihi_3


経済産業省では、令和2年3月10日、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業者に対して、第2弾の緊急対応策を取りまとめましたのでお知らせします。
これらにより、事業者の資金繰りを徹底的に支えてまいります。

【対応策の概要】
○第1弾の緊急対応策で措置した5,000億円規模の支援策に加え、  新たに金利引き下げ措置を盛り込んだ特別貸付制度を創設するな ど、1.1兆円規模の貸付・保証枠を確保します。
○その中で、特にフリーランスを含む個人事業主や売上が減少する 中小・小規模事業者に対しては、信用力や担保に関わらず、実質 無利子化します。これらの措置については、第1弾の緊急対応策に遡って適用します。
○また、セーフティネット保証4号・5号とは更に別枠(2.8億円) で、全国・全業種を対象に融資額の100%を保証する危機関連保証を創設後初めて発動します。

政府、経済産業省の打ち出す施策で使えるものがあれば、早めに手を打っていくことが必須です。
手元の流動性を高めておくことが、経営危機からの回避に繋がります。

厚労省の雇用調整助成金の活用余地もあると思います。


今、行動あるのみです。
がんばろう!ニッポン コロナに負けないぞ!


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インターネット広告がテレビ広告を逆転・・・新・雑・ラ・テ・・・マス媒体の衰退とネットメディアの隆盛

2020年03月13日 | マーケティング

予想はしていましたが、とうとうこんな時代の転機がやってきました。


電通が2019年の広告費を発表。
総広告費は、前年比6.2%増の6兆9381億円。
そのうち、インターネット広告は19.7%増の2兆1048億円。
2.7%減の1兆8612億円のテレビ広告を抜きました。
広告費の約3分の1がネット広告という時代になりました。


小職が広告代理店にいた頃は、新雑ラテ(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)の花形4マス媒体の時代・・・本当に時代の転機がとうとう訪れました。


マス媒体は大苦戦・・・
テレビ広告(地上波)2.8%減
テレビ広告(衛星放送)0.6%減
新聞広告 5%減 4547億円
雑誌広告 9%減 1675億円
地上波、特にローカル局や紙媒体の経営は、どんどん厳しくなっていくと思います。

広告の世界、マスメディアの世界も大変です。
「気まぐれコンセプト」の世界を謳歌できたあの頃・・・楽しい想い出です。


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