能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

すごい青年がいるものです・・・平野歩夢選手、感動をありがとう!こんな若者がいる限り、この国には、まだまだ未来があります!

2022年02月12日 | スポーツ

自分たちも言われてきた「今の若いものは・・・」というフレーズ。

エジプトのピラミッド遺跡からも、このフレーズが記録されていたそうです。

 

スノボもスケボもよく分からないおじさん・・・笑。

ましてやスノボハーフパイプは未知の領域。

でも、北京冬季五輪のスノボハーフパイプ・・・テレビの前にかじりついていました。

トリプルコーク1440・・・舌を噛みそうな技を繰り出す平野歩夢選手。

まだ23歳。

ハーフパイプは、ビルの2階建てぐらいの高さだそうで、さらにそこから5メートル飛ぶというのですから、まさに命がけのスポーツです。

欧米の強豪相手と正々堂々と渡り合い、最後のラン!

2回目のランの採点の低さをバネにしてラストラン。

そして、逆転の金メダル!

すごい青年がいるものです。

メンタルもスキルも世界トップです。

判定への怒りをパワーに変える・・・武士道のようにカッコよかったです。

平野歩夢選手、金メダル、おめでとう!

そして、感動をありがとう!

こんな若者がいる限り、この国には、まだまだ未来があると思った次第です。

 

いつの世もイノベーションを起こすのは、「ワカモノ」「ヨソモノ」「バカモノ」と言われています。

若者、部外者、奇想天外者が、世の中を変えていきます。

 

平野歩夢選手は、弟とともに世界各地を転戦、さらに半年前の東京五輪ではスノボ競技に参戦。

大谷翔平選手と同じ二刀流。

グローバルで、ストイックで、コミュ力のある凄い若者です。

 

去年の東京五輪では、難病から復活してみんなに勇気を与えた池井璃花子選手に感動しましたが、今回の北京五輪では平野歩夢選手の逆転金メダルに感動!

お二人とも日本大学スポーツ科学部なんですね。

平野歩夢選手、感動をありがとう!

(月並みな言葉ですが、これ以外には表現できません・・・)

笑顔で過ごす良き週末を過ごすことが出来ました。


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セブンの覚悟 カリスマ後のコンビニ回帰・・・日経ビジネス誌の特集 世界で通用するリアル・プラットフォーマーになれるか?

2022年02月12日 | 本と雑誌

一人暮らしをしている仕事の大先輩が言っていました。

「スマホとナナコと宅配便があれば、生きていけるよ」

なるほど、スマホで注文し、nanacoで決済し、宅配便で届けてもらう・・・実に合理的です。

 

最近、セブンイレブンの店舗で新しさを感じることが少なくなってきたように思います。

いつもの棚やフェイスに同じ商品が並んでいるという安心感もあるのですが、新規性やチャレンジ性の乏しい店舗には魅力はありません。

そのせいかセブン&アイ・ホールディングスの業績もイマイチ・・・。

それでも5.7兆円の売上、3600億円の営業利益を上げています。

日経ビジネス誌2022.2.14号の特集は、「セブンの覚悟 カリスマ後のコンビニ回帰」。

元気のないセブンイレブンの特集です。

週刊ダイヤモンドの今週号でも「セブンDX敗戦」を特集しています。

日本の流通業の雄、セブン&アイ・ホールディングスは壁にぶち当たっています。

あれだけ斬新だったセブンの経営戦略、マーケティング戦略、デジタル戦略なども陳腐化しているようです。

 

CONTENTS

Part1 混乱のトップ交代から6年 そごう・西武売却へ 複合路線から距離

Part2 真のグローバル企業への道 日本流だけじゃない世界同時に流通革新

Part3 オーナーと共存共栄 「信頼と誠実」どこまで

Part4 カリスマの夢を超えて ネットと店舗が融合 その先を見る勝ち筋

この特集では、井坂現社長とカリスマ鈴木敏文前CEOのインタビュー記事が掲載されています。

なかなか面白い記事でした。

井坂現社長

「変わり続けなければ死んでしまう」

「米国スピードウェイ買収、コンビニだけでは出せない価値、理解してもらえる」

「百貨店存続、ズルズルはダメ」

鈴木敏文前CEO

「過去に学ぶ必要なし 自ら歴史を作り出せ」

「不便を一つひとつ潰していくんです。実は、みんなが不便だと思っていることほど着手が遅れているんです」

「変えないことはおかしい」

 

セブン&アイ・ホールディングスは、どこに向かって行くんでしょうか?

まずは、不採算のそごう・西武を売却する・・・

国内の飽和したコンビニ業界の中でシェアを確保する・・・

ガソリンスタンド併設型コンビニ「スピードウェイ」を買収し、米国に活路を求める・・・

コンビニに特化して、グローバル展開していく・・・

という感じなんでしょうか?

井坂社長の言っている「世界で通用するリアル・プラットフォーマーとして展開する」という言葉・・・セブンの未来に光がさしているように思いました。

付録

セブンのロゴは「SEVEN ELEVEN」ではなく、「SEVEN ELEVEn」です。

最後が小文字の「n」。

商標の関係だったと聞いています。

また、「NANAKO」ではなく、「nanaco」です。

富士フルムではなく、富士フルムであることを思い出しました。


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